タグ:MEIKO生誕祭2009
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スイートルーム 灯り消せば
左目の片隅 観覧車がまわる
汗をかいたグラスにそっと
伸ばす指の付け根 密かに揺れる紅(あか)
手首つかみ もの言わぬまま
私を組み伏せて 見下ろした瞳に
浮かんだその ジェラシーの粒
この紅玉(ほし)で吸い取り 抱きしめましょう
その眼が映し出す色は
流れる血のように光...Bloody Starry Crimson
mak.kanz@wa
やり足りないので後日談書いてみた。
本編はこの前!
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11月6日
「…んぅ」
朝、珍しくすっきり目が覚めた。
…そうだ。昨日はお酒飲まなかったんだ。
「まだ、寝てるのね」
隣には、愛しい恋人…KAITO…
…まだちょっぴり照れ臭い。...HAPPY BIRTHDAY TO MEIKO 後日談
KIYOI
あれから時は経ち 貴方は元気でしょうか
私はいつまでも 貴方を思っている
雨が降って 星が降っても
逢いたくて
遠くへ遠くへ届け この想いは空の果てを越えて
光の速さより早く 通り過ぎていく
いつかはまた会えるから信じてる 空の果てにいると
止まらない時を超えて 変わらぬ決意を秘めている
逢いたくて...決意
P.N.朝倉@トーン
11月5日
レン「MEIKO姉知らない?」
KAITO「え?…いや、見てないよ?」
レン「おっかしいなー…どこ行ったんだろ」
リン「部屋にもいなかったもんね」
KAITO「どっか出掛けたんじゃないのかな?」
レン「しょうがない…帰ってくるの待つか」
リン「じゃあ帰ってくるまでモ○ハンやろうよ!」
レ...11月5日[例によって会話オンリーのやつ(笑)]
イルカ
MEIKO生誕祭に、意地でも参加したかったうpぬしが、残り時間少ない中でジェバンニ気どってみた……というにはクオリティが明らかにたりない!
というわけで、動画に労力使ってしまって精根尽き果て寸前のうpぬしが、いつものクオリティからずいぶん劣化した小噺をふたつ置いていきます。
ふたつとも、うpぬしが公...【MEIKO生誕祭2009】 きみがうまれたひ 【小噺2本】
つんばる
「おめでとう」と言われて、それが何を意味するのか、一瞬解らなかった。
マスターは笑っているし、他のみんなだってニコニコしている。
「えっと……何の話?」
「だから、今日はMEIKOの誕生日だろ!」
「あ」
マスターが私の頭をぽんと叩いて言った。
それをきっかけにして、兄妹たちが私に抱きついてくる。
...青い鳥みぃつけた
榎ノ木
「ふぅ…」
また、老けたのね…私。
「1人寂しくケーキ…笑えちゃう」
KAITOに電話が繋がらない。どうして?
「私のことなんか、どうでもいいのかしら」
…そうよね。
私達…只の友達だもの。
いや…私達は俗に言う、友達以上恋人未満、という…微妙な関係。
2人でお祭りに行ったり、遠出したり、お互いの家...HAPPY BIRTHDAY TO MEIKO
KIYOI
遠い 場所で 星が 消えて
広い 世界 光 消えゆく
そして 生まれ 生まれ 変わる
生まれた星 小さな記憶
私気付く 空に二つ 遠い空で 星が生まれ
その二つは 大切な星と気付く時
その想いは遠く遠く
宇宙(そら)の果てまで届けたい
今も貴方に会いたくて
流れる雲に隠れて...想い
P.N.朝倉@トーン
人目に付かない端っこに ひっそりと佇む私を
あなたは気付いて手にとってくれた
私を抱えるその腕は とても暖かく 心地好かった
あなたの家に迎えられ VOCALOID(わたし)の始まりの合図
四角い部屋で奏でるメロディー
弾ける音に高鳴る胸 旋律に踊り 唄を歌う
貴方の心に華を咲かせよう
真っ赤に染ま...華唄
イルカ
夜明けの部屋でひとり 冷たい壁にもたれ
手にした古い雑誌 色あせた表紙
シミだらけのページの隅で
16の僕が 何かを叫んで生きてる
人ごみ 逆らうように 伸ばした腕はいつも
現実さえ触れず 空を切るだけで
溺れて沈むメッセージに すがりつきながら
見えない誰かに 拳を振り上げた
あの頃 何のためら...1987
mak.kanz@wa