タグ:Sinsy_謡子
11件
限りない輝きを
拡げて
生命よ 風の中
高らかに 愛を呼べ
手のひらに消えてゆく
ぬくもりを忘れない
望まない 悲しみに
負けないで 踏みしめて
受け継いだ 優しさを
この胸に 紡いでる...限りない輝き
くる
安らぐ場所もなくて
孤独を抱くよ
しらけた 人の群れに
傷も錆び付く
鳥のさえずりを
空が囲う
膝をついたまま
夜明けを見る
歪に並ぶビルの
背中が咽ぶ...さえずり
くる
舗道二つ並んだ影
春に咲いた黄色い花
優しく過ぎ 奏でる風
枝に残る最後の葉も
ひとりぼっち飛んでた
いつかの鳥の羽根か
雨上がりの 朝の日
手紙のように届いた
時は静かな贈り物
胸にそよぐものは みんな...時は静かな贈り物
くる
遅い帰りの夕暮れ
ヒグラシが まだ鳴いてた
妹の 小さな
手のひらを握った
稲穂の香り ざわめき
風の姿を見ていた
ずっと
秋の日暮れ
何処までも
水面 揺れる...秋の日暮れ
くる
零れた朝の光の中で
あなたは少し微笑みながら
庭の椅子に腰掛け
時々シワシワの手をかざす
突然楽しそうに歌って......
ねえ なぜ僕の名前も顔も
忘れてしまったのさ
あなたは朝の光の中で
呟く あたたかいねって
こぼれたあさのひかりのなかで...朝の光の中で
くる
流れゆく雲もまた
忘却の彼方へと
目を閉じて
振り向けば
在りし日が
肩を抱くよ
「また逢う日まで」
人生だもの
そう思うように
いかないものね...忘却
くる
遥か見た 記憶を
心に携え
最果ての銀河に
浮かびあがる 微笑み
乾いた瞳に
清らかに 青く輝く
したたかな 光は
尊い約束
ちりばめた希望よ
母なる大地に立て...清らかな青い生命
くる
舗道二つ並んだ影
春に咲いた黄色い花
優しく過ぎ 奏でる風
枝に残る最後の葉も
ひとりぼっち飛んでた
いつかの鳥の羽根か
雨上がりの 朝の日
手紙のように届いた
時は静かな贈り物
胸にそよぐものは みんな...時は静かな贈り物
くる
遅い帰りの
夕暮れ
ヒグラシが まだ
鳴いてた
妹の 小さな
手のひらを握った
稲穂の香り
ざわめき
風の姿を見ていた
...秋の日暮れ
くる
零れた朝の光の中で
あなたは少し微笑みながら
庭の椅子に腰掛け
時々シワシワの手をかざす
突然楽しそうに歌って…
ねえ なぜ僕の名前も顔も
忘れてしまったのさ
あなたは朝の光の中で
呟く あたたかいねって
こぼれたあさのひかりのなかで...朝の光の中で
くる
流れゆく
雲もまた
忘却の彼方へと
目を閉じて
振り向けば
在りし日が
肩を抱くよ
「また逢う日まで」
人生だもの
そう思うように...忘却
くる