閲覧ありがとうございます。 諸事情により、こちらでの活動を停止し、見る専に戻らせて頂きます。 色々な理由が重なりまして…。 小説も書き途中だというのに申し訳ありません。 読んでくださった方ありがとうございました。 作品はこのまま残させて頂きます。 活動再開するかどうかは未定です。 本当に申し訳ありません。 ありがとうございました。
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「つまりね、ミクの誕生日パーティーをやりたいわけよ」
メイコはそう言って手を打ち合わせた。
「たんじょうびぱーてぃー?」その場にいた皆が顔を見合わせた。
「そうよ、サプライズパーティー!良くない?」
今日のメイコはやけにテンションが高い。後輩の世話をするのが大好きなメイコだ。きっと後輩の誕生日な...サプライズパーティー(少しカイミク?注意)
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錆び付いた赤い月
バラバラのプラネタリウム
夜空のカーニバル ちっぽけな夢
悲しい記憶
寂しがりの僕と
空想のチョコレイト 透明の星
遠き日を思いながら ひとりぼっちのダンス
どなたか僕と踊りませんか
赤い月は僕を見て笑うのです
まるで僕を嘲るみたいに...さみしがりカーニバル(タイトル仮定)
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練習グミさんその2
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「で、どうすればいいんだ。というか、これからどこに行くんだ」
夜空の闇の中を滑空しながら、俺は自らの手を乱暴にひっつかんで飛んでいる少女に尋ねた。これでもきっと、彼女が手を離したら超能力者でもなんでもないただの凡人の俺は落っこちるだろうからとシートベルト代わりにでも握ってくれているのだろうが、現...鬼さん此方、手の鳴る方へ。 -壱拾参-
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人生少し遠回りしすぎたみたいだと笑う
僕は意味がわからなくて笑う
なんとか足引きずってんだと君は言う
僕は意味がわからなくて笑う
足下の水溜りはまだ少し小さいよ
君は不器用に笑いかけるよ
僕も器用にはできないから
いつも褒めてくれる君がすきなのと
不器用にわらいかえします
君の水溜りは今にもあふれそ...鯨と夢と水溜り
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イラスト練習グミさん
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誰か、誰か、ああどうか!
僕に愛を、ただ愛を!
ああ、違うんだ、誰かじゃない
君からの愛が欲しいのさ
君は素敵だ、とても綺麗さ
僕がいつも見惚れるほどに
君のためならなんでもできるさ
掃除に料理にゴミ捨て洗濯!
君は何もしなくていいくらい
誰か、誰か、ああどうか!...嘘つきらぶはーと
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前を向いて 君の名を叫んだ
だけど声は 反響して消えた
君はそこにいるような いないような
ぼんやりとした影がゆらゆらり
ふらふら くらくらり
世界が反転して
手を伸ばして 影は消えて
のんびりした風がゆらゆらり
たんたかたん 靴と空と
ぐらぐら 風にのったダンス...夢
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「・・・めぐさん?」
ユキちゃんが震えながら、そう口を開いた。
その声は時間の止まった空間にぼんやりと響き、しかし、はっきりと聞こえた。ユキちゃんが不安そうに服の裾にしがみついてくる。
残響がゆっくりと響き渡った後、相手はにんまりと、先程と幾分も変わらぬ笑みで笑いかけてきた。元気そうな暖かい...鬼さん此方、手の鳴る方へ。 -壱拾弐-
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「ミキさん、ミキさん!」
「わっ!どうしたの?」
「向こうで患者が暴れてるんです!氷山先生が抑えているらしいですから、行ってあげてください!」
「わかったわ。・・・あれ、めぐ、めぐは?」
「私もすぐ行きますんで、ミキさんは早く!」
「え、ええ、それじゃ!」
「・・・。・・・。・・・ふう...鬼さん此方、手の鳴る方へ。 -壱拾壱-
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「ああ、リンちゃん、レン君と接触しちゃったんだ。あらら、もう駄目ジャン。仕方ないなあ。レン君と一緒に処分してあげなくちゃね」
「カイトさん!行きましょう!」
「はい!?」
「行くってドコへ?!」
「レン君の所です!早く!」
あれからしばらく月を眺めていたルカさんは、何か、ビビッと感じ取っ...鬼さん此方、手の鳴る方へ。 -壱拾-
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「レン、レン、レンだ・・・!レン・・・!」
少女は目に一杯の涙を溜め、俺の顔を、何か生き別れた兄弟にやっと会えたような・・・、そんな顔をして見つめていた。瞼に収まりきれなくなった涙が、少女の美しい瞳から、ぽろぽろとこぼれていく。
どういう事なのだ。・・・この少女は、俺を知っているのか。・・・い...鬼さん此方、手の鳴る方へ。 -九-
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さみしいときに きみはいつも
わたしのそばに いてくれる
つらくてつらくて なきだしても
きみはそばに いてくれる
きみがそばに いてくれると
かなしくって ないていたこころが
ぎゅうっとなって あったかくなる
やさしいきもちに なれるんだ
だいすきだよ たいせつなきみ
おわかれがくるのは しってる...きみにおくるちいさなうた。
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・・・。
・・・・・・。
・・・あれ。
アタシ・・・どうしたんだっけ。
・・・そうだ。あの森から少し離れたところで、疲れきってるトコロをミク姉が助けてくれて・・・その後ルカ姉とも合流して・・・。
・・・それで。
・・・それでどうしたんだっけ・・・。
・・・。
・・・・・・。
レン...鬼さん此方、手の鳴る方へ。 -八-
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「・・・待て」
「・・・何か?」
相変わらず人の家でくつろぎまくり、気が付いたら雑誌を散らばしているミク、相変わらず正座のまま微動だにせず動かないルカ。
その妙ちくりんな天使だか守護霊だかを見比べ、ウーンと首をかしげながら、俺は疑問を口にした。
「お前ら二人もココにいて俺にはヘンな影響ない...鬼さん此方、手の鳴る方へ。 -七-
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「あのね、私達人探ししてんの」
窓を開けていきなり、ミクと名乗った少女はそう言った。
人探し。残念だがお前らは知らない奴だし、お前の仲間のトンデモ人間なんかもっと知らん。そして何故俺は窓を開けてしまったんだ。レンの知り合い?そんなんわかんねえじゃねえか!
マズイという言葉はここまで引力が合っ...鬼さん此方、手の鳴る方へ。 -六-