Emblem_projectの投稿作品一覧
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君に届くかどうかなんてわかんないけど
ずっと前の話だってことも知ってるけれど
今更だってこともよくわかってるけれど
お願い この小唄を歌わせて
海の底の人魚たちの大きな国
あたしはその王国の王女のひとり
欲しいものは何でもそこにあった
全部そこにあった
あたしがまだ小さい人魚のとき
たまに海の上まで...潮風の小唄
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神様、私は嘘を吐いてしまいました。
怒られるのが怖くて、誤魔化してしまいました。
神様、私は嘘を吐いてしまいました。
歯磨きがめんどくさくて、やらずに寝てしまいました。
神様、私は嘘を吐いてしまいました。
怖い気持ちを隠して、強がってしまいました。
神様、私は嘘を吐いてしまいました。
友達なんていな...らい。
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愛も何もかも通じなくなって 嫌な感じ そんな感じ
何をすればいいのかも分からなくなって 諦めが肝心 悪魔退治
最適解 これかい 難解 そうかい 心に不安渦巻く
念じるだけで 君の心が 読めたら楽なのに
一杯 失敗 完敗 後悔 だから君に話せない
念じるだけで あたしの心が 通じたら楽なのに
怖くて ...テレパシー
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朝起きて パンを食べて
歯を磨いて 扉を開けて
いつも通り 四季折々
今日もノリノリ 皆おはよう!
授業も部活も行事も
ずっと毎日三兎追いまくり
けどこれがいい それが楽しい
青春の演劇場
夢に見た鮮やかな毎日は
獣が檻から飛び出すように...幕が上がる
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朝焼けの街なかに
君の間抜けな寝ぐせが揺れて
立ち漕ぎが夏をよぶ
鼻歌 交われば
僕ら1人だけでいるより鮮やかになる
ねむけ空が 僕ら吸いこんで
青く広がっていくように生まれた音は
今日も僕らだけにひらけていく世界
鼓動響くアンプで
かき鳴らせ...Refrain(by Cake)
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夢を見ていた あの日の後悔
スクリーンに映る 明日公開
数年先の日記は 一日で嘘になった
そんな怠惰な毎日
もし過去に戻るなら 何を見に行こう
もし歴史が変わるなら 日記の通りになるかな
そんな妄想をしながら 目の前の理想を追いかける
時計台の鐘がそんな私を呼び戻す
幻想は幻想のまま
もうこの現象の...Clockengland
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曇った色のパーカのフード
目深に被ったあなたが言う
全国的に注意警報 明日大雪嵐に遭う
気を付けたほうが 身のためさ
知らぬ間に肥えた蝋燭の火種
嗚呼 あんたが持ってる銃は何処だい?
30間から撃ち抜いてやれ
壁の落書きも 割れた窓硝子も
とりあえずこれでサヨナラだね
手を振るわたしにあなたは笑った...黒板 byナナ。
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扉に鍵をかけて座り込む
一人きりのシェルター
あの日に描いていた未来をも
挟まれて泣いてる
ぼろぼろのカーテンを引き裂いて
何処にも行けぬまま
あの日に歌っていた理想像
ふっと蒸発した
呆れるほどに似合わない紅を
わざわざ差すくらいには壊れていました...グレープヒヤシンス(by ナナ。)
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自然 偽善 いつも通り 毅然に振舞って自分を偽り
持続 失速 例外なんてない 蛇足しすぎて身動き取れないな
自問自答 終わらない日々 じっとしてても始まらないな
視覚 失格 止まらない時 死角だらけで今にも消えそうだ
あーしてこーしてそーしてどうして?
ハイハイは?ハイハイハイハイハはい はぁ
あー...暗イシス(by 考える大豆)
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いつか来ることなんて分かっていた
無限なんてないことも知っていた
色褪せた 錆び付いた その記憶
始まりは彩のない 大きなキャンバス
何色にしよう(どんな色がいい?)
心のままに描こう(自分のままに)
それが一番輝くから
嘘つかなくていい(苦しまなくていい)
溜め込まなくていい(悩まなくていい)
あ...花彩
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私に出来ないことなんて 何一つないって思ってた
無になった心と身体でも 期待にだけは応えられてた
誰かの称賛が聞こえる 私は静かに礼を言う
それが私宛じゃなかったあの日から きっと狂い始めたの
高らかに響くその歌は 私にはどうも不釣り合いで
それもそう 笑顔は偽物なんだから やっぱり狂い始めている
...マッサカサマ(by ナナ。)
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時が経つのは とても早いもので
それがかけがいのないものなんだと
それに気付けたのは あなたが居なくなってからで
過ぎ去った思い出が 今僕の中を巡る
あなたが居なくなってから
どれほどの時が経ったのでしょうか
私の中の時は いつまでも動かなくて
どうしようもない想いだけがここにある
あなたが居てくれ...15年の花束を。(Re.)
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物心ついたときには 体は痣だらけ
罵声が飛ぶ 物が飛ぶ 怒りのままに
愛も貰えず 憎しみばかり 殴られてばかり
人形のように 感情を無に 愛されるように
いらない 知らない 投げ捨てられる
それが俺の人生
この手足も この身体は全部
使い捨ての部品
生まれてきてごめんなさい 役立たずでごめんなさい
...不良品
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ここは一本の道 終わりも何も見えず
一歩ずつ歩むゆっくりと 何もない一本道
かつての分かれ道は もうここにありはしない
後も何も見えず 前も何も見えず
この先は道なりです ずっと ずっと ずっと
貴方には私のことがどう見えているのかな
これはこれでいいと言うのなら 私は幸せなのかな
躓いて 転んで ...これはこれでいいのかもしれない
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天からの手紙 銀色の大地
白い息を吐く 雪原を歩く
深雪の中へと 音は沈んでく
私の声だけ 行く当てもなくて
足跡を残す
ホリデイ ホリデイ ゆきやこんこん
星の下 ただ一人 静かに歌おう
ホリデイ ホリデイ 雪解けを待つ
止め処なく 歩いてく 灯りを目指して
ホリデイ...ホリデイ
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むかしむかしの 子供のころは
君と私は 一番の親友
君は強くて 私は弱くて
いつも私を守ってくれた
認められたい そんな思いが
魂の中から聞こえてた
満たされることなんてない
幸せなんて ずっと来ない
もしもあの時 気づいていたなら
何か変わるかな もしものことだけど...モノクローム
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生まれたばかりの私は まだ何も持たなかった
何かを探しながら 綺麗に並べられてた
夢を見失った君が 棚の上の私を見つけた
ハリボテだった私の中に 何かが生まれた
ああ なんて 世界は広いんだ
初めて知った私たちの理由
ノートとパソコンを手に スマホも忘れずに!
世界の誰かに歌を届けよう
きらきら 胸...オトノマチ
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貫け 貫け その心臓を
痛く 痺れる その稲妻を
深く落ちる 悪夢の中
向かい風に 吹かれる
苦しくても その先には
朝が来る 明日が来る
青空の太陽が道を照らすだろう
必ず...Nightmare
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何十何百万年 生き続けてきた
今更それを変えようとか 都合のいい話だが
凡人 一般人 出る杭は打たれろ
ルールを知らないお馬鹿さん 皆まとめて吊し上げ
与えられた秩序 殺された 社会適合者
激突するイデオロギー 絶対的正義
くそったれが 銃撃戦 突き落とせよ マッサカサマ
ああ喧しい ガラクタの音
...アブノーマル・アンチテーゼ
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日が沈み 月は昇る 今日の日がまた終わる
空の向こうに一番星 その姿は君のようで
笑いあって 支えあって いつも通り 愛しあって
そんな毎日が愛おしくて このまま続けばいいのにな
また明日も 笑いあおう 僕たちは友達だから
そして行こうね 夢の中へ そこで会おうね おやすみなさい。
いつも通りの毎日...子守唄
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舞台はどこかの別世界
人が争う 荒れた世界
暗くて 狭くて 馬鹿馬鹿しい
そんな世界での 物語
世界を色で表すなら
それはきっと 黒でしょう
如何なるものでも 消えはしない
光を飲み込む 真の黒
世界に 呆れた少年は
仲間たちと 共に立ち上がる...黒炎戦記(Re.)
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ここに二羽の青い鳥 互いに互い傷つけて
やがて鳥群れ大戦場 でも終いにゃ揃って大炎上
思い付きの言葉を 飾り飾って継ぎ合わせ
そして言葉は形骸化 その手握るは携帯だ
天才と言われた少年は 今となれば廃れた劣等生
生憎 夢は持ち合わせず ただ拒まず流され続ける
自分のことが許せなくて 嘆いて 叫んで ...ハリボテ
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優等生 私は何
優等生 何もわからない
私はただ社会に溶け込む ただ無心に動く
それで正しくいられると 信じてきました
君は優秀 優等生 大人は私に言う
「ありがとうございます。」 私は言う
特に何も感じない
時間になれば動き出す 周りもみんな動き出す
皆同じで皆良い 皆が皆そっくりさん
そこには心...優等生
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「今日も一日平和だな。」
そんな言葉から 一日が幕を上げ
今日も絵に描いたような 平和な一日
ここでは皆が普通に暮らす 何も起こらぬ町
とはとても言えない 僕たちの物語
僕たちのもとに 一つの噂が届いた
それはとても 不思議な噂話
聞いたこともなし 見たこともなし
あるのは好奇心
平和な町の探偵たち...平和な町の超常現象
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光に包まれた商店街 老若男女が歌いながら笑う
"We wish a Merry Christmas" あちらこちらで祝福の唄が聴こえる
白雪がしんしんと降ってゆき 街を銀色により輝かす
私はひとり ふと空を見上げた
夢を届けよう 世界を創る人へ
希望を届けよう 未来を生きていく人へ
星と星を繋いで絵...TONAKKAI
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いくら振り返っても時は もう戻ることはないんだ
ひぐらしよ また明日も会えますか
蝉の鳴く声がする
蒸し暑い夏も もう過去のもの
夏の喜びも 悲しみも 記憶の中に薄れる
蒸し暑い日も あのひまわりも
夏は長いようで短く いつの間にか儚く終わる
何を思いひぐらしは鳴くのだろう
終わりゆく夏の日は 二度...ひぐらし
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右も左も 上も下も 前も後ろも 暗いだけの世界
「この世界は 汚されました」 少年はひとりで つぶやいていた
未知の世界に憧れを持ち 少年はこの頃夢を見ている
そんな話をするたびに 周りはただ嘲笑うだけ
「馬鹿だな、世界がどれだけ危険なことか。 お前は何も知らないのだな。」
ムリだと言われても 馬鹿...馬鹿