とーずの投稿作品一覧
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Camouflage offvo
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透明じゃなくたって見えないのは
プールの底に足が付かないから
妖精が見えていた幼いころ
きれいに思えた砂浜
同じ声 同じ息 同じ話が
できないなら見てもらえない
違う声 違う音 違う全てが
邪魔になっているような気がした
蒙昧じゃなくたってわからないのは
すぐに答えを出そうとするから...Camouflage 歌詞
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EA(off vocal)
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ねじれて熱帯びたシナプスが目の奥で散る
浮遊霊じみた身体の中では細胞が確かに沸く
窓ひとつ挟んだ向こうの部屋 濡れた壁
粟立つ奥の回路に触れて育つ歪んだ波の形から
連鎖を起こす揺らぎ放つ 空(くう)に向けて
花/イデア/誘蛾灯/骨/シグナル
点を撚り線を引く辺縁系
傘/轍/インターネット/錆/ドレス...EA 歌詞
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ぜんぶ考えても 真っ白なページ
(……??)
曇る横顔に
(~~!!)
そんなこと考えたり
ずっ と見ていた あの横顔に
たのしみが溢れますように
ぱっ と咲いた 手の指先が
たいせつな君のことなぞってる
ぜんぶ諦めても 忘れたりしない...ずっとぱっとぎゅっと 歌詞
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ずっとぱっとぎゅっと
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かたまるたまご(off vocal)
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焼けるほど甘いもたつく毎日が
きっと何度も掃いて捨てるほど湧くと思っていた
洗い物かごからあふれていた
ぎゅっと丸く放った洋服は見ないふりをして
練りあげた期待 ひとさじ隠して
そっと目配せ あなたの瞳に映っていた
火の消えた冷たいフライパン
三度瞬き その身が温まりますように
それはよく混ざり合っ...かたまるたまご 歌詞
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新橋駅をご利用のみなさん(Remix)off vocal
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「だからって一回だけ
構って欲しいってだけの気持ちで
誘って騙っておどけてみて
売っぱらってしまった
心返してほしいって喚いて
玉手箱開いて触って 確かめてみて
被害者面した私の声
探って辿って 燃やし尽くして
骨は拾って
1分ちょっとの叫ぶ声も届かないのに...Pop Song 歌詞
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Pop Song(off vocal)
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へらへら たゆたう亡霊
傘さす酔いどれ千鳥足
恋する見習い腐乱メイド
足跡 尾け回し姦し
たらちね 母が呼ぶ名を
脱ぎ捨て生まれ変わるトラジェディ
酒食らう死体横目に
お庭のお手入れ お忙し
さよなら 熟れて弾けた柘榴
現世は きみには少し狭かった...アディクティパシー 歌詞
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アディクティパシー (off vocal)
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あーっ止まんない脳波ばちばち ぬるり溶けるソーダ
息が詰まりくらり 無理 かなりやばい花火
ああ 染まった頬にふわふわ 恋ひとさじ→放置
上がる熱にくらり 猛威! 喰らい尽くす中身
冷めないうちに
腕も耳も口も喉も余すとこなく
味を見て できたら食べ尽くして
夢だって分かって それでも浸って
幻ごと...Vitamin H (歌詞)
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Vitamin H (off vocal)
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継ぎ接ぎで補うきもちは
誰よりいびつなかたち
こんなにみじめな姿でも
わけがあれば落ち着くことを分かって
泣くあたしを咎めず
慰めることもせずに見つめる目
ねえ ねえ すり抜けないでいて
あたしのさみしさ
ひら ひら 指の隙間から 溶けて
ねえ ねえ 満たされないでいて...ちょっとたりない 歌詞
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ちょっとたりない off vocal
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ぽよん ぎゅっと押せば無邪気に返すゴム毬のこころ
ころん 鳴り響き砂を巻き上げ育ちゆく 鈴の音
泡浮かぶ穏やかな川に戯れる夏
花咲いた双子の夕顔に祈る横顔 つぶやくあなたの
しわがれ乾いた 喉を癒して
高鳴った胸の内 張り詰めた光が
体に溶け合って 言葉になって
放り込んだ薄荷の飴 はじけた秘密の汗...Co- (Coincidence) 歌詞
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Co- (Coincidence) off vocal
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肌撫でる手のひら ただ微かな温もりが
あふれた 濁る水の中 傘の下
泳いで 這いだして あなたの足で
朝焼けの匂いが まだ残る部屋の中で
かすれた記憶 やさしい声 窓の外
離れて 近づいて 触れ合っていて
ねえ 目をとじたら
やわらかく弾ける花火
ほら 顔上げなよ
きれい アパタイトの青い目...ゆりかごまわる 歌詞
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ゆりかごまわる off vocal
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インセンディアリ off vocal
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高鳴り ただ見つめてるだけ
細波(さざなみ) まだ見つめてるだけ
耳鳴り ただ見つめてるだけ
雨ふり まだ見つめてるだけ
ほどけた髪から覗く鳳仙花
窓に溶けていく微熱
震え揺れている頬に
息づいた火がずっと
消えないように温めて
お手 伏せ 待て...インセンディアリ 歌詞
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ダンプサイト off vocal
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たっからった靴音響く霞の中
ほら 棺もがたがた
欠伸噛み殺し起き上がる異形たち 増し増し
真っ赤な月 弾けそうに熟れた柘榴
和了(ホーラ) 呷るポルフィディオ
眩暈するほど 騒げ異形たち 好吃
迷い込む羊にはもてなし
枇杷 梔子
お口に合うならもうこちら側
羊に口なし...ダンプサイト 歌詞
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怨嗟-off vocal
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透明 弾ける泡
淡く溶ける夢は遠く
高架下 凪いだ夜
揺れながら 見つめあう背丈
離れ 爛れ 冴えた目まで雨さえ枯れ
褪せたカーテン
触れ合えば 突き刺す
無垢な防衛本能
肩を冷やす雨が冷やかす
あたしはアリスだって...怨嗟 歌詞
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IROHA offvo