透明 弾ける泡
淡く溶ける夢は遠く
高架下 凪いだ夜

揺れながら 見つめあう背丈
離れ 爛れ 冴えた目まで雨さえ枯れ
褪せたカーテン

触れ合えば 突き刺す
無垢な防衛本能
肩を冷やす雨が冷やかす
あたしはアリスだって

黙って立って待ってて
今からなら間に合うから
貴方が花だったら 許せたな

怨嗟 止まらぬ声
喉に絡む灰 咳き込み
涙して 濡れた胸

焦げた肌 息詰まり 沈み
まるで水面、皮下の稲穂 天岩戸
雨音 深い蒼

伏せた眼は 啄(ついば)む
これが"正常"だろうか
あぐねたまま手探りをする
虚ろな愛歌って

黙って這って行ってね
貴方ならまだ身になるから
体が果敢だったら 行けたかな
嚥下

儚く消えた泡
まだまだ ただ空 からから 笑いなさった
嫋やか気取ったまま
逆さ言葉 呑んだまま

連鎖 止まらぬ声
朗らかな顔が 映り込む
怒りで 震えた瞳

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

怨嗟 歌詞

2018/7/20に投稿したオリジナル楽曲「怨嗟」の歌詞です。

ニコニコ→http://www.nicovideo.jp/watch/sm33556847
YouTube→https://youtu.be/6zvNyJOcLqA
オフボーカル→

閲覧数:520

投稿日:2018/07/20 23:12:31

文字数:387文字

カテゴリ:歌詞

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