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やわらかな木漏れ日が挿しこむ
通学路の道を
いつものように歩く君を見つけ
私は君の後ろから
いつものように大きく
「おはよ」と声をかけて駆け抜ける
いつもと変わらない日常
でもなぜだろう
物足りないの
君の笑顔を見ていると...木漏れ日の通学路
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闇を照らす 月の光 湖の畔には
可憐に舞う 闇の巫女と 深遠の旋律よ
儚く散る花の様に 踊るその子は
何を望み何を求め 只ひたすら舞うのか
舞い踊りし 闇の巫女を ただ空の彼方で
月の光 ただ妖しく 妖しく照らし出す
無題
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雨上がりの昼下がり
いつもと変わらぬ帰り道
君と二人並んで歩く
ふと君を見てみると
君は空を見上げてる
僕もつられて空を見る
雲の切れ間から挿す光
その先には虹が架かっている
君はぽつりと言葉をもらす
「あの虹の先には何があるんだろうね」...虹の架け橋