タグ「スローテンポ」のついた投稿作品一覧(84)
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「Estacion」
(1A)
水しぶき 光を映して
暗い夜の空踊った
(1B)
胸が小さく鳴って
半袖 腕がそっと触れて
胸が大きく鳴った
ふいに涙がこぼれた
(1S)...「Estacion」
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「They cry」
(1A)
平穏は脆弱で
夢は遠くて
日だまりは儚くて
幸せは消えそうで
(1B)
知っていて手を伸ばす
失うことより
隣にいて その横顔を...「They cry」
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「メリーゴーランド」
(1A)
どんなに確かな瞬間も
一秒先には
戻らぬ過去へと姿変え
消えて行く
(1B)
上辺を飾った物ばかり
溢れる場所で
一つだけ...「メリーゴーランド」
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「Bond」
(1A)
縒り合わせないで紡ぐ
片方だけの赤い糸
切れることなんてないと
心のどこかで
(1B)
信じていたくて それでも
本当はこのままでいたら
ほどけてしまうことは知っていた...「Bond」
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「brittle」
(1A)
傷付けないために
平気な振りして
ずっと本当の心を
隠して 笑って
(1B)
ひとりぼっちで迷って
重さに耐えられないまま
打ち明けて 言えないくらい...「brittle」
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「verano」
(1A)
空がこぼした
青い涙
雲は流れた
遠くへ
(1B)
彼方 離れた
ふたつぼしは もう
瞬くことなく...「verano」
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「deep blue」
(1A)
深すぎて溺れてしまう
優しさと愛しさの海
青くて暗くて怖い
(1A')
銀色の朝陽をあびて
波音が二人を包む
潮風が揺らす 影を
(1S)...「deep blue」
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「Sleeping Adonis」
(1A)
まだ仄暗い夜明け
音のない世界
深い息のリズムが
こくり こくり fall a sleep
(1A')
この忙しない日々に
埋(うず)もれた身体
今は休め静かに...「Sleeping Adonis」
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「fib」
(1A)
会えない寂しさはもっと
二人を近付けるよって
君のメール 読み返して
溜息を一つ
(1A')
ねえ今何してるのって
たわいもないようなことを
打ち込んでは また消して...「fib」
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「engage」
(1A)
改札口 君の姿
探し 少し背伸びをしてた
人の波に揺られながら
やっと見えた 見慣れた笑顔
(1B)
夕暮れの涙 繋いだ左手
寄り添う二人を包む風
虹の橋見つめ伝えた言葉に...「engage」
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「viento」
(1A)
やさしい君の香り
通ったような
気がして振り向く
淡い期待
(1A')
潮風包む背中
伝えた想い
涙が静かに...「viento」
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「otra ves」
(1A)
Dear, my dear
Not knew wether is coming or going
Don't wanna hug my knees anymore
In a ill-lit room
I wish I could drawn closer to you...「otra ves」
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「Noche」
(1A)
春の終わりの夜の街
一人佇む影法師
何も語らず歩いて行く
二つ並んだ影法師
(1A')
白い迷路をくぐり抜け
高い丘から見下ろした
深くて黒い森の奥で...「Noche」
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「lluvia」
(1A)
水音響く
深い夜に
静かな空気
そっと割いて
(1B)
伝わる熱と
速い鼓動に
どうしてだろう...「lluvia」
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「acuario」
(1A)
水の鏡は
ゆらりら 揺らいで そっと
(1A')
うつる景色も
心も見えなくなった
(1B)
零れては落ちる
真っ白い砂は...「acuario」
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「Lonesome Rain」
(1A)
窓辺にむせ返る雨のにおい
髪に纏わり付く昼下がり
肌寒い空気は 右の隣
音もなく吹き抜け
(1B)
今もまだ ねえ
思い出す
あの日の...「Lonesome Rain」
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「四季」
(1A)
まんまる お月さま
あの日もこんな夜空だったね
ひらひら 舞い落ちる木の葉は
雪に変わった
(1B)
つぼみが ほころぶ
季節は すぐそこ
(1S)...「四季」
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「vida」
(1A)
暗い街の底
光も届かぬ部屋
他人(ひと)の目に触れることなく
そっと寄り添う
(1A')
遠い雑音と
近くで震える息
言の葉は想いを紡ぎ...「vida」
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「Like Me, Love You」
(1A)
こんな嬉しくて
けれど切なくて
そっと寄り添うことで
胸が 熱く 高鳴って
(1B)
同じ瞬間を
生きていられたら
きっと感じ方は そう違う...「Like Me, Love You」
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「Rain or Shine」
(1A)
降りしきる雨も
なぜだろう こんなに温かい
濡れて悴んだ
心が そっと解けて行く
(1B)
雲間に隠れた星達の
淡い光が照らす
空の下で...「Rain or Shine」
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「言問」
(1A)
あの夜と同じ場所に二人いるの
あの日より冷たい風に包まれて
目を閉じてそっと辿る記憶の糸
今もまだ鮮やかなまま蘇る
(1S)
寄り添って重ねる手が温かくて
抱き寄せてくれる力が嬉しくて
あの夜はこんな夢を見れる日々が...「言問」
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「Nott」
(1A)
君の胸で 浅く息をする
おんなじ鼓動 トクトク刻んで
夜の帳 降りたこの街で
おんなじ気持ち ふわふわ感じて
(1S)
もっと大人になれたのなら
今よりずっと 君は好きになってくれて
そっと頬寄せた温もりも...「Nott」
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「Birth」
(1A)
何も変わらない朝
昨日までと同じような
せわしない一日が 始まる
(1A')
誰も気付かないような
たった一人の命に
それでも生まれた意味を探し
生きる命に...「Birth」
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「Mayn't it come True?」
(1A)
毎日毎週 会えたって
一年に一度だけの 星たちより
二人をつなぐ ココロの糸は
か細く 今にも切れそうで
こわくって
(1B)
その姿を
探してしまうの...「Mayn't it come True?」
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「moira」
(0S)
泣いていい、
君の悲しみは 全部
僕が 全部
受け止めるから。
その傷が癒えるまで
寄り添うことを やめないよ
(1A)
君が心に描いた...「moira」
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「May」
(1A)
よりかかる窓辺 空の色
夏雲の幽か 皐月坂
「会いたい」と 独り 口にした
ことの葉は ひらり 消えていく
(1B)
耳に残った
やさしい声が まだ
ひとひらの想いを...「May」
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「Connect」
(1A)
あなたがいなければ
この歌は紡げませんでした
あなたがいなければ
この気持ち 知らずにいたでしょう
あなたがいなければ
こんなにも空が広いこと 青いこと
世界が沢山の音に溢れていること
気付かなかったでしょう...「Connect」
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「SEASON~Winter~」
(1A)
木枯らしが 木々を揺らして奏でる
雪の舞い 冬の陽のきらめき
やっと実った木の実も 色付く木々も
全て散り落ちる 冬の風に
きらめく粉雪は 何も知らない
世界を白く塗り替えながら
(1B)
二人 はしゃいだあの日々が...「SEASON~Winter~」
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「SEASON~Spring~」
(1A)
少しずつ色づく桜の花に
思い出がまた蘇っていく
香り立つ沈丁花 白い木蓮
春を運ぶ辛夷の淡い色
あなたと初めて出逢ったあの日も
こんな暖かい春の日だった
(1B)
いつも傍にいたあの頃...「SEASON~Spring~」
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「幻影弾奏曲」
(1A)
うぐひす 鳴けど 未だ
降る雪に 心は白む
(1B)
ああ 春をかけて 鳴けども 泣けども
遠き逢坂 うき世の定めなれば
(1S)
青柳(あをやぎ)の 糸 縒りかくれど
ほころびて 乱れ咲く花よ...「幻影弾奏曲」