みるくかふぇの投稿作品一覧
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迅雷
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強い雨降り出し 視界を閉ざす
走り出す足元 水飛沫浴びる
あたり障りもなく 綴ったタイムライン
避けられるの怖くて 想いを飲み込んでいたんだ
僕のこの胸に 耳を当てて聞いて
雷のように 鳴るその音を
想い伝えたい 君の心へと
誰よりも大きな 声張り上げて
僕の本音は何? 君の本音は何?
降り注ぐシャ...迅雷
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自立の大地
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エデンの園を追放された 僕らは……
楽園の日々は 遠く消え
放り出された 世界には
恵みはひとつも 見当たらず
2人はその場に 立ち尽くす
知恵の果実と引き換えに
与えられた 加護のない世界に
光なき世界 忘れはしない
君の手を引いて 歩いた泥道
星空の下で 2人で誓う...自立の大地
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疲れた体をベッドに投げ出し
携帯の画面眺めている
「既読」の返事はやってこないままで
今日もまた忙しそうだね?
寂しい気持ちをぐっと抑え
「これは明日だね」と笑ってみせる
でもお願い 私に癒しをください
甘酸っぱい とろける優しさで
柄と柄でつながる あなたと私
笑顔が私のエネルギー...チェリー
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チェリー
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今日から始まった スイーツ食べ放題
食べるの大好きな私 張り切って臨む
ふと目に留まった 窓際の2人組
小食の女性の向かいに 山盛りのケーキ
チーズケーキにイチゴのタルト
モンブランにミルクレープ
シフォンとショコラもあったけど
すべて君の胃の中へ(はぁ?)
スイーツ頬張る君は
幸せに満ちていて...いっぱい食べる君が好き
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いっぱい食べる君が好き
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ハダカノココロを手繰り寄せて
君と抱き合えばよかったかな
お互いのぬくもりを感じれば
君と分かり合えたのかな
「あなた以外の人を好きになりました」
日々に追われてろくに話もできず
季節は冬を迎えていた
ずいぶん長く付き合ったのに
お互いの本音は見せずじまい
格好悪いとこなんて見せられない...ハダカノココロ
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茜空の約束(GUMI ver.)
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ねえ 君は覚えているかな
一番星 光る空の下で
初めて 言葉を交わした事を
たったひと言「はじめまして」だけで
ちょっとした話をするたび
大袈裟な素振りの君がいたね
いつしか 自然に近づく距離も
当たり前に感じていたけれど
走り出す 背中を追いかけていた
見た事のない 景色が広がって...茜空の約束
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兎が月に棲む理由
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「この生で成し遂げることは、優しさを貫くこと」
そう誓った兎はある日 老人と出会った
「どうか空腹から 私を救ってくれ」と
山を越え野を駆けて 獣に追われて逃げながら
だけど何も見つからず 落胆する老人の顔が浮かぶ
優しさを果たせぬのは 誓いを破ること
老人に火を与え 兎はこう言う
「おいしい食事を...兎が月に棲む理由
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月夜の願い
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心の中の強い想いを書いたノート
優しい色に染まった部屋で見返す
いつからか信じる事
忘れてた僕の力を
未来はただ自分のため
この足で歩み手に入れる
何度も願おう叶えたい夢を
満ち足りた光に
くじけそうになるたび 思い出すんだ
最初に抱いた想い 大切な願い...月夜の願い
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月に咲く花
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乾いた世界 懸命に生きる花
ひっそり咲かせた
花びらは 誰のためか
ここは誰も訪れない 星空に浮かぶ天の国
「月」と呼ばれ敬まわれる 生命を拒んだ大地に
宇宙船が落とした種は 「死」を受け入れられず
運命に逆らうかのように 芽を伸ばした
強い日差しに 身体が乾いていく
生きてる意味さえ
分からずに ...月に咲く花
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どうせアタシは天使じゃない
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ファンタジア
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ゆらゆら揺られていたいの
終点のない汽車に乗るように
終わらないで そぅ終わらないで
あなたとの世界は永遠に
囚われたい そぅ囚われたい
あなたというNeverlandに
覚めない夢のように
二人の永遠を約束してよ
私をひとりにしないでと
あなたの背中を追うだけは...ファンタジア
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優しさのバトン
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遥かに 続く空見上げて
届けるよ この想いを
風に乗せ この手から飛び立つ
優しさのバトン 君へ
思い出す 温かさに囲まれて
育ってた 子供の頃を
あれこれと 叱られたことさえ
今は大切に 思う
靴紐 締め直して
歩いた その先には...優しさのバトン
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暗い顔をしないで 「一人だ」と泣かないでね
私がそばにいること 忘れないでね
時々見せる あなたの寂しそうな顔
気がつけば いなくなってしまいそうで
私は思う これはね考えすぎかな?
いつだって 隣でついていきたいんだ
未来を目指すのさ 確かな願い
全力で叶える 二人の未来
だって私は空から降りて...大気圏ガール
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あの日温もりが この手を離れて
明日へ続く道さえ 消えてしまい
いつの間にか全てを 胸に押し込めて
優しさも遠ざけて 心閉ざす
鏡に映る自分は
黒い鳥の姿で
自分を嘆く日々に
誰の言葉も届かない
夕暮れの街の隅で
愛してくれと叫ぶ...Crow
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どれだけ深い闇に包まれようと
未来を始めるために陽は昇る
歌う勇気を奪われて
怯えていた 小さな鳥に
一人じゃないと 僕らの叫びで
その胸に 光は届いただろうか
その顔を上げて空を見つめよう
自分の本当の姿が見えただろう
今はまだその力を 信じられなくても
君には自由をうたう僕らがいるから...Hummingbird
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暮れる街の通りで
歩道橋から羽ばたいた
その場に墜ちた鳥は
全ての時間を止めた
愛からこぼれ落ちた
集まって声あげて
その鳥に心を向け
手を合わせて祈っている
生きることが大事だと
ああ 命に届くように...Toratsugumi
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Swan
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普通に 生きたいのに
誰にも 愛されず
孤独に 閉じ込められてる
見た目が 異なるから
異質と 排除され
心を 開けないでいた
この胸を 切り裂いた
ナイフには 赤い涙
目の前が 重く閉じてく
世界が僕を 否定するから...Swan
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Toratsugumi
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Hummingbird