honeymint

1A
今は昔の　事なれど
〝春の郷” 名を冠す
花が綻ぶ　其の国に
美しの　姫御座す
1B
愛を謳う者数知れず
月の君さえ　身を焦がす
揺るぎない恋を願うのは
叶わぬ運命　瞼伏せ...

◆1Ａ
寝惚けまなこ　ふわり
抉じ開けて　欠伸して
今日という日の　tusk
コーヒーで　流し込む
◆１Ｂ
錆びついてる　routine
真夏の蝉は　躊躇わない
◆１Ｓ
笑って　ほら　小さな勇気が...

◆Ａ１
誰も居ない 夜の隙間に
痺れた耳を そっと覆って
凛と散る 満天を仰いだ
滲む吐息は 白く冴えて
◆Ｂ１
揺るべない声が 届きますように
置いてきた儘の
「いつか」が泣いてる
◆S１...

お陰様でお手伝いさせていただいた作品が増えてきたので、まとめてみました。
作風等の参考になればと思います。関わってくださった全ての皆様に、最大限の感謝を。
◆◇◆DISCOGRAPHY◆◇◆
☆曲付作品
・『約束』（2015.06）　瀬良様
　桜の花弁が運ぶ、彼の人への想い…叶わない恋と知っていても...

◇１A
眠るホーム 跨いで
目配せした 警報機
焦げた足元 逸らした
「帰れない」ups and downs
◇１Ｂ
何処へ行くあても無くて
口を噤み 背を向けて
混ざり合わない色を駆け引き
何を描くのだろうか...

止まった時計の 針の音
冷えて抜けきった 空の色
今も打ち寄せる 波と風
さよならも言えない 胸の奥
変わり映えしない日常に
こぼした溜息は 退屈で
だけどそれさえ大切な
貴方の日々だと 忘れないで
Bring it on! さあ 生きてやれ
割れて嗄れても 張り上げろ...

◆１Ａ
If you can see that smile
any number of times
I do not need a form
If I hope to meet you,
I'm sure
Because I will not be able to endure it
Do no...

夢の途中　囁いた吐息は
淡い夜に解けて　君の影を映して
雲の切れ間　手繰り寄せた記憶
呼声は今でも　胸を絡めて
銀の髪なびく　見知らぬ花の名
儚く　瞳揺れていた
恋の唄を　紡いだ唇は
零れてく想いの　雫に濡れて
星の涙　未だ醒めないように
柔らかな光で　癒えぬ傷掻き抱いて...

◆Ａ
影の立ち込めてる　霧の城
鳥籠揺れ　指触れた
時の歯車から　紡がれる
ただひとつの　物語
◆Ｂ
眩しくて　瞳を綴じた
告げられない　この言葉
溢れ出す　零れてく
いま　あなたに...

からからり　からからり
からあげたべたい
あちちのち　ジューシーな
からあげたべたい
キュンとする　レモンとか
ギュっとしぼって
からからり　おいしそう
からあげたべたい
おべんとうのなか　かくれんぼ
みつからないと　さみしいよ...

◆1A
逸(はぐ)れた視線 鳴り止まぬ感傷に
進む為の 意味を捜してた
辿るべき路(みち)の 姿も見えぬのに
折れぬよう 声を哭(な)くして
◆1B
重ならぬまま 縺(もつ)れ逝く時が
物言わぬ宇宙(そら)を 映し出す
崩れた螺旋も 取り戻せぬ儘(まま)
それでも 鼓動は脈打つ...

◆1A
塗り潰した夜の中
流れ星 かき集めて
照らしたら 見つかるだろうか
いま 遠く滲む 君の背中
◆1B
何気ない声が
胸の真ん中にあって
嘘みたいなことを
ずっと 信じられなくて...

◆１Ａ
Liar　嘘なんか吐くなよ
本当は悔しかっただろう
腹の底が呻いて
仕方無かっただろう
◆１Ｂ
今も螺旋に　焦がれる日もある
渇いた痕も　剥がれたくて疼く
心無い居場所から
逃げ出したくて...

◇1A
「さよなら」を
君に 言おうと思って
ドアを開けたんだ
青空は
ひとつも 優しくないね
鏡になりはしない
◇1B
退屈そうな背中は ただ
振り向いて笑ったんだ...

◇１Ａ
覚えていますか　昨日のこと
伝えたがってばかりで
傾けたふりの耳元から
こぼれ落ちていく　言葉の欠片
◇１Ｓ
片一方が　クッションなら
呑み込んだ言葉は　何処へいくの
片一方が　硝子なら
ぶつかり合って　砕け散って...

◇１Ａ
朝焼けが　街を焦がす頃
昨日の疼きを　分け合って
定まらない　矢印の先へ
ただ浮遊感　持て余して
◇１Ｂ
捜し物が見つからない
半端な煙草も　片方のピアスも
振り向くことは出来なくて
◇１Ｓ...