梨花の投稿作品一覧
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翌日、いつもと同じようにメイコさんがきた。
あまりにいつも通りすぎて、やっぱりテレビのMEIKOさんとは関係ないんじゃないかとすら思えてくる。
「あの、メイコさん」
「んー?リヲンどうかした?」
軽快に笑う声。確かに昨日のテレビと同じ声だ。
「メイコさんってもしかして、その・・・VOCALOIDのM...僕、アイドルします。2
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浮世になぞった 儚い夢跡
溶けて水泡へ 今宵も夢語
桃の花浮かべて 杯を満たして
酒に溺れるは人の情け 花魁歌(おいらんか)
千代に八千代にさざれ石 恋しき貴方君
来い、鯉、恋 ウソつき花魁
全て、夢心地
ふうと吹き消した 儚い蝋燭
灯りかき消えて 今宵も夢語
瞳に映して 一夜限りのアゲハ...花魁恋歌
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千代に八千代にさざれ石
来い、鯉、恋 恋しき貴方君
ウソつき花魁 キツネの面
全て、夢心地
浮世に指でなぞった夢
儚く溶けて消えてった
桃の花一つ浮かべて
今宵の話をきかせてよ
千代に八千代にさざれ石
来い、鯉、恋 恋しき貴方君...(思いつかない 和風にしたかった)
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完全。絶対。領域。無敵。
悠々。自適。朗々。愉快。
大胆。不敵。絶対。領域。
悠々。自適。1。2。3、4、5!
自由なメロディ
右から左へ
血管巡る
熱はfor you
快感リズムで
ビートアップして...絶対領域少女
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こんやもまたはじまるわ
ゆめのなかで しょーたいむ
おだいなんていらないわ
あなたのいのち かけるだけ
さぁさはじまり おにごっこ
さぁさはじまり おにごっこ
はしってとんでにげまわって
おにさんこちら てのなるほうへ
かくれてる みえてます
うしろのしょうめん どちらさま...ナイト・げーむ
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あなたの手と、僕の手を
重ねたらほら、優しさすくえるよ
今までこぼしてきたもの全部
今度はひろえるように
手を重ねて
退屈な日々、学校帰り
泣いてる君、公園のベンチ
なんて声かければいいかわからなくて
そっと肩たたいて振り向かせて
目、真っ赤に腫れてるのに...重ね手
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「なんかおもしろいことないかしらねー。」
大きなあくびをして、メイコさんが呟いた。
「知りませんよっていうか人の店で何くつろいでるんですか。」
毎日毎日飽きもせず遊びにくるメイコさん。
僕は正直少し苦手だ。
両親が二年前に他界して、僕には両親の残したこのアクセサリーショップだけ。
調音(しらべね)ア...僕、アイドルします。
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ガチャガチャっと 汚い音が
深夜3時 窓の外は闇
今みてた悪夢が
私を囲って 嗤(わら)ってる
飲みなれない 睡眠薬
お馴染みの 吐き気とめまい
あの日から求める
安穏の日を どうか私に
月日は巡り 私も貴方も変わって
記憶なんて残すこともできない...(仮題)悪夢、ニテ
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失敗続きしょんぼりして
ちょっと立ち直れない気がして
自然と目が熱くなって
涙こぼすときもある
一生懸命頑張ってるのに
空回り逆効果で
何する気も起きなくて
そんな日もある
いつか感じた「幸せ」が
あの嬉しさや楽しさや何もかもが私を励ましてくれるんだ...(仮)2
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昨日の私に「ありがとう」
今日の私に「さよなら」
明日の私はどうかな
今日はおやすみ
何気ない毎日の中で
ちょっといいことあったりして
自然と顔が綻んで
また頑張る気になる
可愛い服みつけたり
いつもよりうまくメイクできたり...(仮)1
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夕闇に溺れさせて
感情貪ることもなく
君の言う言葉の意味さえも
僕には分からぬまま
乾いた風に乱される髪
子どもたちの帰る声
足元から聞こえる軽快な音
全て非現実的なように思えて
夕方6時の駅前
人も少なく閑散としてて...(無題)
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