タグ「オリジナル」のついた投稿作品一覧（113）

夕闇の中をすべるように走る
助手席の君は遠くを見つめて
ときめきが忍び込む心の隙を見つけて
かき乱し、傷つける、甘い香りを残して
いつもの罠　わかってるよ
仕掛けているのは自分自身だと
こんなに近くてこんなに遠い
届かない想い　ミラーに映して
信号（シグナル）がほのめかす　二人で歩く迷路を
もう今は...

夕陽を浴びて走る　草の波をかきわけて
風が語りかけるよ　潤んだ瞳の奥に
めくるめく毎日が君のこと迷わせる
だけど今、本当に大切なことは
La Verita siamo noi
仰向けに寝転がり、にじんだ空は赤くて
幼い日と似てるね　でも違うこともあるさ
目を上げて僕を見て二人ならやれるはず
過去なん...

葬り去ろうとしている
この想いを
どうか　こじ開けないで
悪戯な優しさは
やっとの思いで保ってる
あたしの心を壊しにかかる
完全に閉め出してしまいたい
あなたの声も気配も
あたしが必死で守ってる理性を
どうか見失わせないで...

あなたを好きになった故に
私は太ってしまいました
甘い妄想に酔いしれ
柔らかな夢を見て
ピンク色の毛布にくるまっていました
現実というものは残酷だと
ずいぶん前から
気がついていたので
引き戻されたりせぬように
かすかなつながりを探していました...

いつものかど曲がると
私のことを呼ぶ声がした
振り返ればそこには
あの日のままのあなたの笑顔
思いがけぬ出会いに驚く
私に駆け寄るあなたの言葉は
ひさしぶりですと堅苦しすぎて
思わず吹き出し、背中をたたいた
遠い記憶の中に沈んだ何か　ふるえている
懐かしすぎる店の...

レーザーに身をまかせ ソファーで髪を跳ね上げ
長い脚 組み替える バカな男は釘づけ
指でなぞって、指をからませ
指で感じるメロディー
腰をゆらして、腰で誘って
腰で感じるリズム
くだらないクラウドは無視して踊り続ける
いつだって待ってるの 私だけのレゾナンス
指でなぞって、指をからませ
指で感じるメ...

あやかしの言葉の渦
飲み込まれ、おぼれる君
やさしさにつけ入るように
あの人が仕掛けた罠
君はまたも流されてる　他人の思いに
忘れている　昔に見た　モノクロの悪夢
わかるフリ　作り笑い
その場だけのリスクを避け
あの人が喜ぶなら
自分にさえ嘘をついて...

歌は世につれ 世は歌につれ 乙女の胸 響くあの鐘
J. Hamamura　懐かしい夢 青春の夢　遠い面影
どうしても言い出せなかった　あの人の前小さくなって
誰か勇気を私にください　ちゃんと想いを伝える勇気を
HeySay生まれ俺のドーター　おいおい元気ないぞど～したぁ～？
なに？彼氏？まだ早い...

シャガールの青、僕は嫌いさ
笑いもせずにグラスを空ける
窓のない心の部屋
扉、開かれる時間
どこかズレているおかしな人だと
友達はみんな口さがないけど
あなたがいつでも愛して止まない
キリコの絵の中、閉じ込めて欲しい
ピレネーの城 いかにも君が
好きそうな絵だ 少し微笑む...

傾いだチャペルの影伸び
暮れる石畳
みんな仮面つけたまま
家路へと急ぐ
言葉をなくした夢追い人は
見えぬ道化師に振り回される
錆びた笛の音にさえ心縛られて・・。
冷たく蒼い風が闇を運びはじめると
形をなくしたものたちが
パレード始める。...

走り去る人と立ち止まる人　振り返ることの許されない
この細い道で利口なのはどちら？今もって私にはわからない
流されていく自分嫌いつつ、期待裏切ることを恐れてる
見果てぬ夢に傷ついて消えたあなたが
今になれば　なぜかうらやましい
悲しさを他人の微笑み借りて　
紛らすことは出来るけど
あぁ、また紫の雨に...

ドアを開けて　長い髪をなびかせ　いつも通り微笑んで
淡いピンク　眼鏡の奥できらめく　光が僕を誘い込む
くだらない奴らとの日常を　忘れさせてくれるから
Hello, Dr. Smiling LAYLA　すてきな笑顔だね
Hello, Dr. Smiling LAYLA　いつものお薬を
「どうぞ　ここへ...

まわりの人すべてが　心の爪を研いで
自分に襲いかかる　Paranoid
醒めることもかなわぬ　悪夢のような日々さ
今の量じゃ足りない　tranquilizer
いつだって　逃げているだけ
終わりなき迷路はオリジナル
気づかない　牙をむく悪魔
鏡に映った自分だと
悩み多き毎日　忘れたいことばかり
だか...

狂おしくも流れ落ちていく涙が
心の水面（みなも）で小さな音を立てる
今、抗えぬ運命（さだめ）の中で
目覚めるための言葉を
唱えることで解き放たれるのか？
光の渦と叫び声が空を染め
僕はまた孤独にさいなまれる
傷つき疲れた翼を癒すための
わずかな残り火が音もなく消えていく
夜のしじまは幼い君を...

夢　見ていた都会の人の群れに
ただ　まぎれて心削る毎日
突きつけられる現実（リアル）に
すべて投げ出したくなる
忘れ物探すため、僕は船に乗る
さあ帰ろう　君の待つ故郷へ
なぜ　理由もわからないまま一人
まわりに人はきっといるはずなのに
言葉失くした世界と　
取り戻せないぬくもり...

人ごみのなか　ふりかえった君は
あのころより　なんだか大人びてみえたけど
僕を見つけ微笑みかけてくる
輝きは　あせてはいない
ひさしぶりだね　その笑顔
ほほに手をあてる仕草さえ
忘れかけてた想い出が僕の心によみがえる
沈黙は優しすぎた過去（むかし）の日の影ぼうし
微笑みは美しくも危うげな愛の兆し
髪...