空木空

踊れ！踊れ！銃声鳴り響く大戦争
上を目指して撃ちまくれ！
走れ！走れ！歓声満ち満ちる運動会
友すら出し抜き駆け抜けろ！
「お前より強い」と突きつけろ
アイラブランキング
アイアムアランカー
最低限の用事を済ませ
ゲームを即即即起動
さあ旅立とう勝負の世界へ...

情熱の排気熱 絶つ亀裂
思い通りにゃ行かない 常識論
焦燥の没思想 初偽装
取り憑かれた 怠惰の虚栄心
夢は潰えた とかもつい昨日
思考に刺す疲労 とかも蜃気楼
理想に裂くリソースも無く
ただ溜め息ばっか吐き溜めてるの
リビングデッド リビングデッド
生きながら死んでいるケモノ...

今更過ぎて心底どうでもいいとしか思えなかった。例えるなら昔の彼女が急に電話してきたかと思ったら、今の彼氏についての愚痴を延々喋り続けて一時間経ったような気分。ただし本当に同じような気分になるのか保証はできない。彼女が作れる自分なんて存在は、人生の二次創作にしか登場できないからだ。当然ながらオリジナル...

1A
帰り道の 空を見上げて
夕焼けに溶ける 雲を探して
瞬く信号に 立ち止まった
閃く赤のサイレン
ふと思い出した 会話を辿る
「大切なもの」を語り合った日
眩しそうに細めた瞳は
遠い夜空に吸い込まれたまま
1B...

あぶれちまえと 啜る孤独に
眉を顰めて 首を搔く
夢は覚めても 浮かれた脳は
いつまで経っても 定まらず
ゆらりくらりと 綴る言葉は
何度書いても 捨てるだけ
人の囁き いくら拾えど
時計の針は サボり気味
お外は怖いと 訴えりゃあ
すんなり聞き入れられる今...

残像刻んだ夜更けの妄想
正解探して下町徘徊
拝啓記して咄嗟に敬具
散文気どって再執筆
『剣客騒いで皐月の惨状
発勁響かせ宵闇乱闘』
真っ平御免と破いて万歳
快晴続きの殺風景
止まない雨など無いとか抜かせ
捻くれ気味の文学少年...

1番
貴方を想えば
曇る今に溜息
さよなら告げても
届かないソネット
窓辺の男女に
スポットライト照らして
奏でた恋慕は
穏やかに途切れた
忘れはしません...

メビウス/リバイバル
［00:11］
君を探している
いつも探している
ネジを少し巻いて
世界の隅にヒビ穿つ
僕はいつも通り
みんないつも通り
盲目に染まり
時を廻す...

果ての国から
遥かな時代を 夢見て眠る 静淵の街
過ぎ去りし日に憩う 奈落の花園
くゆるりくゆりと 命は巡る
かつての民も今や彼岸の先へと
果ての国 滅びの定めを迎え
今 神秘の海に 舞う
終の都市 日も射さぬ底に ただ
人知れずに 沈む
主の帰還を 願いて眠る 青藍の城...

アイセツノアビス
1番
［Aメロ］
明日はないと分かってた
それでも合図は届かない
紫紺の花に手を添えた
「さらば」と告げて紐を切る
［Bメロ］
壊れた時計の軋む音
耳障りで満たされなくて...

[Aメロ]
「ねぇ、もういいだろ」
もう一度だけ
妄想を経て 逃走へ急く
敬愛に割く 感情は規制
連鎖した悲鳴は誰の物？
[Bメロ]
取り出した秘密兵器に
熱い血を通わせ振るえ
排他的な勝利宣言...

1番
[Aメロ]
何者にも なれはしないと
月は嗤い 星は告げる
それら全てに 抗いたいと
歌いたまうは 紫紺（しこん）の花
[Bメロ]
私達はずっと
別れと出会いを 繰り返している
間違いばかりを心のうちに...

1番
[Aメロ]
窓の向こう視線交わして
「またね」 そっと囁きかけた
揺れる西日に伸びる影
頬を撫でた そよ風
[Bメロ]
寂しさも 愛しさも 残さず 飲み干す
器の中 こびり付く 一欠片 掬って
[サビ]...

【1番】
「好き」「嫌い」「好き」「嫌い」
刻んだリズムに花びら乗せて
「する」「しない」「する」「しない」
大事な決め事すら委ねたんだ
横顔に一目惚れなんて
テンプレ過ぎて呆れちゃうよね
歯も見せない穏やかな笑顔に
魅せられたんだ
それだけなんだ...

刻む時
消えた地平線
砂風
死者と安らかに
音もなく滅ぶ都市
軌跡を描く虹霓
光に踊る陰影
越えて
旅へ立つ
Forsake the world...

フィル＆ペースト
1番
［Aメロ］
幸せいっぱい 感情励起
溢れた心を持て余す
ああ、勿体ないなあ
勿体ないなあ
だからみんなにプレゼント
［Bメロ］
君たち欠陥商品ですね？...