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眠れぬ夜にそっと目を閉じて
月をベットに 星を枕に
また明日と微笑んだ
やがて昇りくる太陽
まだ眩しいからもう少し
もう少しだけ一緒に眠ろう
真っ暗闇の中で一つ二つ光ってる
手を伸ばすけど届かない
せめて夢の中でもう一度
良い夢を、と呟いて...おやすみ
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ねえ、素直になってみても良いんじゃない
小さな声で君は語りかける
素直な気持ちを吐露することも
嘘の気持ちを吐き出すことも
僕にはどうにも難しくて
置いていかれた時の虚無感も
胸がしめつけられる寂寥感も
何にもしたくない躁鬱感も
全部全部抱きしめて
それでも僕は素直になれない...のーたいとる。
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そよそよと吹く風が髪を優しく撫でる、そんな昼下がり。
リンとレンは二人仲良く大きな木に背を預け、微睡みの中にいた。
「ねえ、レン」
「ん?」
暖かな陽気に目を細めながら、リンは隣にいるレンに声をかける。
「夢を、見たの」
リンは一つ一つの言葉を噛みしめるようにして、ゆっくり話し出した。 ...日だまり