タグ「オリジナル」のついた投稿作品一覧(5)
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この赤が咲き誇る季節
狐の提灯手に灯し 今夜も君を待つ
白の浴衣が月明かりきらり反射した
もう二度と会えない 分かってるのに
手くらい伸ばさせてよ
あのとき冷たい君の唇にキスをした
「お別れだ」
君に触れた唇が染まる
その色忘れられない甘美な緋
君の瞼に隠された瞳のような...悲願花
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素直な君の愛を受けることが怖くて
ずっと知らないフリ
いつまで続くのだろう
臆病な僕はいつまで愛を避けるのだろう
誰か知らない人と手を繋ぐ
君を見てると心が痛い
駆け寄って 振りほどいて 一緒に歩きたい
なんてできないけど
君なんて僕以外の人と幸せになってよ
傷つけるだけ傷つけて...その一言
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透明な僕が描かれた
境目に落ちた水にぼやかされる
白い画用紙に混ぜられたパレットは
僕の心と同じであやふや
どこからが何なのか不明です
混ぜられた 不満 喜び 屈折してる
白がないの 笑われる
僕はどこにも溶けられない
指先から溢れだした色に復讐されてる
今はまだ心を鎖で縛るだけ...immature chain
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凡そ大人は皆言うでしょう
「それはあなたにはまだ早い」
ならば大人になりたい僕が行くのは当然でしょう?
安いガムを膨らませて歩くの
つきまとう雑音と
ネオンに照らされた下品な雑踏を
ねぇねぇ犯罪とかじゃなくて
愛が欲しいだけなのと嘯いて
二人頬当て嘲嗤った
ここは僕達のwonderland...secret days
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A1
もしも君が君である事を忘れたら
僕が駆けつけて君を助けてあげたい
世界がこのまま一つになるのであれば
必ず僕は大衆から君だけを掬い出すよ
B1
君の仲間が君を敵だと思い込むと
君は思いもしないだろう
パンドラの甘言に惑わされないで
希望は一番の災厄だから...lover evolution melting