神野遊矢

A
水のない水槽にいれられて
もがきくるしむ僕の顔は
きっと酷く滑稽でさ。
誰かも言っていたんだよ。
「それでも笑っていろ」
B
そんなのただの強がりで
ホントは汚い悪あがき
だから笑顔で叫ぶのをやめた。...

A
君に会いたいよ
胸のドキドキとまんないの
君の笑顔を見てると
心がキュッて苦しくなって
諦められないよ
ねぇ？
B
好きになるのはいいですか？
なんて気がついたときは好きで...

A
毎朝降り注ぐ暴力と
「キモイよw」「早く死ね」
響く声　心深く抉られていた。
B
こんな毎日のせいで傷ついてる僕の心は
もう、凄く凄く凄くっ！
サビ
痛いっ痛いっ痛いんだよっ！
僕の全てを否定されてる気がして...

A
体に繋がれた糸に操られ
クルクル踊るように歩む
仮面つけた顔に手をあて
ポロリ一筋涙溢した
B
気づけば今日は終わってて
また明日が来るの恐れてた
明日も僕は糸と君の手のひらと踊る
サビ...

Ａメロ
モノクロの街のモノクロな館
一人で住むのはモノクロ少女
彼女の齢は２７００
成仏できない魂だ
Ｂメロ
やって来た者に恐怖を与え
館の中を徘徊してる
サビ
心もいつしかモノクロになり...

「準備はいいですか?」
「まだだめ、よくないです」
「それならばお早くどうぞ」
スタートは、ほらすぐそこに…
口をつぐんで貴方を待つ夜は
絶望の夜に変わるの
君の言いたいこと?私の思う事
そんなのはどんな利益が?
私は知ってしまった
世界の裏側を...

Aメロ
怖がってばかりの僕
泣き虫な僕も
強がりな僕も
嘘つきな僕も
全部全部嫌いなんだ
Bメロ
大嫌いな僕をみただけで
吐き気がするかい？
そうじゃないなら「キモイ」...

「もう一緒にいたくない」って
冷たく突き放した
それが本当の気持ちだったから
キミにウソは吐けなかった
別に独りが怖いワケじゃない
ただキミが好きだったから
一緒にいたいと思ったから
何も考えず立ちつくすキミが
また僕を苦しませる
ごめん 傍にいられなくて...

天駆ける君に恋をした
すごく優しい色だった
飛び込んだ世界は真っ青で
果て無くどこまでも続いてて
ふと前を向くと見えたのは
青い 青い 君の姿
光る飛沫は
「ここにいるよ」
ねぇお願い 気づいてよ
僕はずっとここにいるのに...

Ａ
君を忘れられないで歩く
放課後の通学路
部活帰りのカップル
とても輝いて見えた。
そのせいか僕だけ
取り残されて見えて
涙が落ちた。
Ｂ
三日前まで幸せだった。...

優しい風が頬を撫でる
濡れた体 雫が落ちる
空に輝く満点の星たちは
僕のこと 知ってるのかな
笑顔だけが優しさじゃない
君がいつも教えてくれた
苦し紛れに吐いた嘘は
水の中で泡と化した
あぁ 寂しいな
そんな夜...