kanbekouの投稿作品一覧

私とあなた逢う時はいつも終電後
「足なくなって帰れない」呼び出しの合図
地下駐車場”わナンバー”いつも違うクルマ
心にベルト結んで　恋が始まるの
なんにも言わないで踏み込んだ
アクセル全開　軽やか
行き先知らないまま 不埒なデイト
片手ハンドル 爆速で湾岸線を往く
時速100キロそこいらじゃ 落とし...

別れる前に最後のプレゼント
小さく儚い水色の花
私の事なんかすぐに忘れて
お互い前向いて切り替えよう
言いたいことを言えないで
上手く取り繕ってしまう
言葉にしてしまったなら
崩れてしまう気がして
勿忘草の花言葉なんて
あなたは知らないでしょ〜う？...

貫いた衝撃　私の心臓
駆け回る雷鳴　退がれば三途（さがればさんず）
ここは激闘の戦場（いくさば）　前も後ろも敵ばっか
でも生きなきゃ　勝たなきゃ
絶対に
だから疾る　廻る　斬りつける
鋼の刃
怯え固まっている奴は　まず狙われる
前後左右の槍をくぐり抜ける
ここは戦場（いくさば）...

隣を歩いてる　あなたの横顔
眺めて思った　やっぱり好きだ
真面目な性格で　いつでも優しくて
時どきイジワルな　あなたが大好き
多分あなたと両思い　それは分かる。
だけど前に進めない
sweet love　刻むステップで
二人で　奏でるよメロディー
あなたの胸に届け
sweet love　私の思いを...

妖しい波の向こうに
あなたは消えてしまった
どんなに捜したとして
見つからないのは
僕だってわかっている
そこまでは子供じゃない
分かっているのだけれど
海へ来てしまう
真夏日を着こなすあなた
眩しくて日焼けしそうだ...

眼の色と視線だけで分かっちゃうの貴方のこと
何考え思ってるのかさえ　ごめんね
『気持ち悪い』そんな言葉は言われなれてるからOK
ウソなのかホントなのか分かるからさ
あゝ私、他人とは違うのギフテッド
あゝ皆ごめんね
あゝ私、実は結構スゴい人
キャー皆、イジメないで
嫌になっちゃうな皆で取り囲んで
何が...

今生きる意味ってなんだい？
僕に教えてくれないかい？
有名の本とかじゃなく
君の言葉でさ
ーー
今楽しむ意味ってなんだい？
それって必要なことなのかな？
あれ、楽しいってなんだったっけ
もう、忘れちゃったんだよ
今苦しむ意味ってなんだい？...

美しい血を見たいと思うの
ー
血が見たい キミのもの もっと見せて
赤血球たちがキミを生かそうと頑張ってるとこ
どうやったら見れるのかな
殴ってみたり切りつけて見たり? ねえ!
どうやったら出るの
私お目当ての素晴らしい真っ赤な血！
どうでもいいか方法は！
さあ見せてよ 私だけにキミのblood b...

やってらんない皮肉な夜だから
ー
天下無敵の大将軍
調子に乗って威張ってる
世間知らずのボンボンに
クソ喰らえとか思うだけ
阿呆踊りのお師匠は
バカで陽キャな赤茶髪
ノリとテンポで話すから
周りはみんな呆れてる...

うざったい夜のオフィス街 蛍の光眩しい
やけに冷たい隙間風が吹雪くと哀しくなるね
静かな上に鍵盤の音が響くと眠気が
月が傾いても 沈んでも 絶え間なく鳴り続けるよ
ーーー
そんな哀れな大人たちが
働いて世界を回していると言うのにね
何も知らない子供たちが
批判を続けて追い詰めて 殺しにかかるよ
...

ある放課後に呼び出され 誰も邪魔せぬ屋上へ
なんでだろ 怖いな 怒られちゃうのかな?
好きだとなんて言われたら 頭の中は大混乱
どうしよう ごめんなさい 保留にさせて
そう答えたのはいいけれど 実は(じっつは)けっこう高印象
視線で追っちゃうなんでだろう これが初恋!?
保留にしてたアンサー 今で...

サヨナラなんだね今日この時で
いろんな思い出浮かんでくる
もうちょっとだけこのままが良い
貴方の温もり憶える
ーーー
大好き今も同じ
だけどしょうがないお別れなんだよね
私も連れてってなんて言えないよ
足手まといにはなりたくない
あなた見送る北ウイングで...

分かってるあの人 既読が遅いことは
分かってるけど怖くなる 一方通行片想い
既読をつけたとて すぐには返信しない
気づいてる？ 私の気持ち だから焦らしてる？
背景は青空 心曇ってる
今すぐにも降り出しそう そして洪水しちゃいそう
私からあなたへの好きだというこの気持ち
スタンプなんかじゃ表せないほ...

受け入れないと言うのなら 貴方を殺し手に入れる
こんなにもさ 貴方のこと愛している いいでしょ
歪んだ愛というのなら 正気じゃ無いというのなら
この気持ちを貴方にも分からせてあげるわ
悪いのは全部貴方でしょう 匂わせばかりして
気が無いなら最初からそう伝えて ごめんね
最後の夕陽を焼き付けて この先...

分かっていたの 最初からね 叶わないことは
君と私 釣り合わない 誰から見ても
席が変わり隣どうし 楽しい日々が
無くならないよう繋ぎ止めて起きたかった
夏祭りラムネのビー玉を
取ろうと無邪気にはしゃぐの
そんな君を見てて惚れた
近くにいれば良かったのに
制御出来なくなって
どんどん君を求めていく...

いつか起こった大爆発で
空の光たちが消え去って
引力(みち)を失くしたこの地球は
自由気ままに動き始めた
科学者たちが慌てていても
星の歩みは止まらない
自転公転自体悪転
いったいどこへ向かっているのか誰も知らない
どれだけ進み何時までかも
昼夜逆転、春冬夏秋...