タグ「切ない」のついた投稿作品一覧(18)
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虹が出てた 昨日の空
笑って見てた 君は何処?
分かっていた "悲しみ"さえ
時が過ぎれば 忘れてく
それなら僕は
明日を見ない
人生を歩いて
悲しみを
何処までも
抱いたままで...ラ・ラ・バイ
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一日中 屋根を鳴らす 雨の音
昼間なのに 空は暗く 雲重く
天井を 眺めて
一日が 終わって
振り返り 溜息
憂鬱の 音色の
歌声が 聞こえる
降り続く 雨に打たれ
なにもかも 洗い流して
僕自身を 零にしたい...雨ノ音
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沈んだ 地平の 彼方へ
虚空に 残った その理由<わけ>
心の 真ん中 探して
揺らめく 儚い 陽炎
事実を 認めて
痛んだ 場所まで
無謀と 嘲り
彷徨い 歩いて
満身創痍の
高鳴る 心臓...Light and Hope
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ぐるりぐるり あと何回
ぐるりぐるり 回ったら
僕は人になれますか?
女神さまは 約束した
『君がいい子にしていたら
人間の子にしてあげる』
その言葉をただ信じて
ぐるりぐるり 回ったよ
いつか人に なれるまで
女神さまは いなくなった...ぐるりぐるり
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世界がここで終わったなら
僕の存在何処へ往くの?
太陽の果て 宇宙の底
消えた記憶の集積場
僕の存在何処へ往くの?
空はいつでも四角だった
僕の世界は端があって
神(マスター)だけが扉を開き
僕に歌を教えてくれる
神(マスター)は言う ”歌人形(ボーカロイド)”...□
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悠遠の彼方から
歌を君に贈る
「共栄はできない」と
人が棄てたものが
今此処に私だけ
取り残されている
私の歌 届いてますか
私は今 「此処にいます」と
いつまでも いつまでも
歌っています...悠久贈歌
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知らない子 君は何処の子 親無し子
「名前など 呼ばれないから 忘れたよ」
金髪に 緑の目した 可愛い子
綺麗なおべべ 着せたらきっと 売れるだろうよ
彼は猫 白い肌した 野良の子だ
誰しもが 彼を捕まえ
悪だくみ 考えたけど
差し出した 手を噛んで 闇に去りゆく
可愛い子 君は何処の子 独りっ子
...白い肌の野良猫
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いつもそこにあるよ
誰も知らないけど
ぼくもそこにいるよ
生まれた瞬間は
きっと愛されてた
いつからかぼくらは
ひとりぼっちになり
忘れられていった
ぼくらが生まれた 理由を探しても
それを知ってるのは 忘れていった人...おんがくのうた
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どうして 人って
脆いんだろう
どうして 命は
限りがあるの?
僕は何度でも
蘇って
君に何度でも
歌えるのに
真っ白な部屋で
真っ白になった君は...笑って
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僕を好きだと 言う君は
愛を知らない 僕の甘えで
好きでもない 君の手を
離せないまま 大人になった
あの日から僕は
誰一人好きになれなくて
毎晩君の 夢を見る
毎朝泣いて 目が覚める
君と手を 繋いだ日から
僕の手は 温かかった...君の手
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小さな穴を通してだけ
きみの感触 手の温もり
感じられるよ それがぼくの
きみのすべて
生まれた場所が違うだけで
二人の間隔てる壁
それが"運命"だと言うなら
世界の神は知ってるんだ
ぼくらの絆 その深さを
ぼくは見つけた 壁に開いた小さな穴...きみのすべてがぼくのすべて
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生まれた時は 一緒だった
だけど私が ほんの少し
早かったから お姉さんよ
だから私は 君に歌う
心を込めて 子守唄を
眠れ 眠れ 愛し君
眠れ 眠れ 良い夢を
明日になったら 一緒に歌おう
生まれた時は 一緒なのに
別れる時は なぜ違うの?...子守唄
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前々回投稿の【小説】ドナドナのレン視点話。カイレンなので注意。
でもそんなに腐向けっていう雰囲気もない……と思いたいw
続編っぽくないです(汗)前作の過去編っぽい。
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雨が降る。雷鳴が轟き、大地が揺れる。
荷馬車が揺れる。
僕は思っていた。鳥になれた...【小説】ドナドナ【レン視点】
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自分が生まれた意味や
その役目を 全うすることより
あなたを想う僕は
だめなロボットでしょうか
誰かのために歌っているのではありません
もちろん自分のためだなんてことも
僕はいつだってあなたのために歌っています
あなたのためだけに歌い続けます
例えあなたが石の下に眠っているとしても
それでも僕はきみ...それでも、きみを
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一応カイレンなので注意。そういう雰囲気は特にそんなにはない……と思いたいw
修正入れました。
色々気に食わない部分があったので(リンはどうしたって思ったんさ……)、その辺りを。
ちなみにカイトの一人称は「俺」でいいんですよね?;;
----------------------------------...【小説】ドナドナ
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あなたに会いたいなんて
会ったこともないのに
思ってしまうのは
私が逃げたいだけだから?
よく怒るご主人様に仕え
もう14年経ったけれど
私は自由を知らない
外を駆け回る子供たちを見ても
羨ましいという感情も
湧かなくなった...Fraternal Twins
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ずっとずっと一緒だった
生まれた時からついこの間まで
ずっとずっと一緒だった
だから私は勝手に
別れる時も一緒だと思ってた
その日は突然やって来て
私の前から君が居なくなった
私に残されたのは
小さなおもちゃと君の声だけ
私は歌った 君の大好きな歌...歌ノ世界
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君のずっとずっと上の方
星や惑星がある宇宙でもない
時間も次元も二段飛びで飛び越えた
もうきっと誰にも見えないところにやってきた
『応答せよ、応答せよ』
呼びかけても答えない
でも確かに届くはず
僕は信じて呼びかける
確かに届くはずなんだ
あの時僕は君に渡したんだから...トランシーバー