小さな穴を通してだけ
きみの感触 手の温もり
感じられるよ それがぼくの
きみのすべて

生まれた場所が違うだけで
二人の間隔てる壁

それが"運命"だと言うなら
世界の神は知ってるんだ
ぼくらの絆 その深さを

ぼくは見つけた 壁に開いた小さな穴
向こう側まで 通じているゆいつの道
聞き慣れたきみの声
ぼくの手に重なる手


小さな穴を通してだけ
きみの歌声 綺麗な声
聞こえてくるよ それがぼくの
きみのすべて


"大きくなった" そう云う君
細く冷たくなる君の手

それが一年 変わらぬ距離
世界に神が居るのならば
酷い人だよ 涙が出た

ぼくは知ってる 壁向こうは地獄なんだ
食べるものさえ 手に入らず苦しんでる
嗄れているきみの声
ぼくはただ手を握る


小さな穴を通してだけ
きみの感触 手の温もり
感じられるよ それがぼくの
きみのすべて

塞がれた穴 触れることも許されない
二人隔てる 壁の前で泣いて泣いて
きみの名を呼んだけど
届かない聞こえない


小さな穴を通してだけ
きみの存在 感じられた
きみは遠くへ 逝ったけれど
変わらないよ

きみのすべてが ぼくのすべて

ライセンス

  • 非営利目的に限ります

きみのすべてがぼくのすべて

題材は随分昔に見た西と東にドイツが分かれていた頃を描いた映画だと思う。
題名も分からないですし、本当にこんな内容だったかも分からない。
覚えているのは少年が壁に空いた小さな穴からパンを差し出している姿。
……どんな映画だったんでしょう。10年以上前に見たのにその場面だけが頭を離れません。

前のバージョンで語数表示します。
相も変わらず切実にコラボ募集中。


----------------------
曲を付けて頂きました!
南極庵さんの素敵な楽曲はこちら↓
http://piapro.jp/content/9mhpbquxrbbjse69

聞けば聞くほど深みが増してくる曲です。
有難う御座いました!

閲覧数:702

投稿日:2008/08/16 19:37:06

文字数:497文字

カテゴリ:歌詞

  • コメント5

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  • 歌詞設定作品1

  • 烏有_喪音

    烏有_喪音

    使わせてもらいました

    再々すみません。
    長いこと気になってた部分がようやく調整できたのでファイルを差し替えます。
    http://piapro.jp/content/9mhpbquxrbbjse69
    お手数ですがリンクをまた変更してください。
    今回は声の調整だけで演奏自体はいじっていません。

    2008/12/30 01:38:25

  • 唐歌

    唐歌

    ご意見・ご感想

    修正版拝聴させて頂きました。
    リンの声が所々で入っていて、レンの低音部分を綺麗に包み込んで素敵なハーモニーになっていました!
    素敵ですvv
    また歌詞にないリンの歌声が1番と2番の間に入っていて印象的でした。
    リンが壁の向こう側で歌っているようで、切ないです……。
    歌の歌詞も意味深です。

    更に素敵に曲が修正されていて、驚きました。
    ありがとうございました!!

    2008/10/28 21:00:36

  • 烏有_喪音

    烏有_喪音

    使わせてもらいました

    すみません。あとから気になるところがでてきたのでファイルをいれかえました。
    http://piapro.jp/content/jvkmodyumi6upukc
    までリンク変更をお願いします。

    2008/10/28 00:05:55

  • 唐歌

    唐歌

    ご意見・ご感想

    >南極庵さん

    また曲を付けて頂いてありがとうございます!
    幻想的な雰囲気で、聞けば聞くほど深みが感じられる曲ですね。
    レンの低音が少し切なさを押し殺しているように聞こえました。
    オケが幻想的にも思えますし、ヨーロッパの辺りの音楽のようにも思えます。

    また素敵な曲を付けて頂いてありがとうございました。
    こんな長い歌詞に;;
    元々小説にしたためていたものを歌詞化したものだったので、欲張り過ぎて詰め込みすぎました……
    もし機会がございましたら、また曲を付けて頂けたらと思っています。
    自分も作曲者さまに見合うようなもっといい歌詞を書いていきたいと思いました。

    本当にありがとうございました!

    2008/10/27 21:43:15

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