かぜよみるいとの投稿作品一覧
-
A
魔法の本を ひらいたみたい
呪文を唱えて ワープして
不思議の国で 目覚めたみたい
没入するのが マナーだね
B
重心 おとして 背筋は伸ばして
過去最高を 更新してくね
S
バミリを踏んで!いっせーのーせ!...バミリを踏んで!
-
A
放り込まれて 何百十年
アタシは 栄え(はえ)ある終身刑
何の罪だか 忘れるくらいに
なァがい 時間を 生きてきました
B
奪ったのか 壊したのか
はたまた 押し付けられたのか
ハズレくじを 食らったのが
全ての 始まりだったのサ...獄中少女
-
アルコールで 流した 感情
アラームの音で 再放送
繰り返した 茶番は 妄想?
二日酔いだから ほっといてよ
規則正しく 檻の中へ
片道切符 地獄を目指せ
生きていくには 前に倣え
月の裏側 背いていけ
酩酊 免停 メーデーしといて
救われたいから 延命してんだ...酩酊しといて
-
A
あなたは 世界で ひとりぼっち
ノートの ページを 黒く潰す
わたしは あなたを 見ているのに
ちっとも こっちに 気付いてない
B
救いの手 選ぶ権利は
誰しも 持っている
そんなのは ずっと知ってる
拳を 握ってる...ノケモノのうた
-
A
一滴のモノローグ 取りこぼさないように
今日もログを 歌ってんの
産声をあげるのさ 再生する度に
繰り返すの エゴの讃歌
A
カナリアは我鳴るように 鳥籠を破るように
痛みだけを 鳴らしてんの
願うのは一つだけ 望みは尽きないが
見つけ出して 利己の残火...地獄遊戯
-
A
何通も 書き連ねた
言の葉は 数え切れず
生きるのが 下手すぎてさ
しまい込む クローゼット
B
音に乗せなきゃ
形にも 出来ないで
愚かだね
それでも 重ねていく...暗闇のクローゼット
-
A
この身体は エゴで出来てる
望まれ 産み落とされた 命
この心は 何で出来てる?
含んだ 栄養の名は なぁに?
B
足りない 頭と 懲りない 習性
求めた 未来は とっくに 人のモノ
冴えない 気持ちと 絶えない 嫉妬を
かかえた まんまで つまんで 弾かれる...エゴで出来てる
-
A
心臓 溜まった メランコリー
X線で 透き通る 迷子
利き手の ひとつも わからないで
大人になった 愚かなる ガール
B
値踏み されるから
朝食は抜いて
なんて 冗談さ
お金がないだけ...ディスカウントガール
-
A
似合う色 好きな色 選ぶなら前者
欲しいもの したいこと その実、何もない
暗い顔 怖い顔 ひとりぼっちは嫌
雨の音 低い音 隠した 空(から)の箱
B
この身動かす 燃料は
どこで買えますか?教えてよ
S
ヴィランが なんだって言うの?...フロムヴィラン
-
A
悪を纏った シンデレラ
ガラスの靴は ヒビ割れたままで
罪を背負った 妹は
実のところは 全てが策略
B
暴いてくれないか
仮面の裏の その理由(わけ)を
暴いてくれないか
喉からこぼす ため息を...ギルティロール
-
A
毒水 すすって 泡沫の中で
悪意の 苦みを 吸って吐いて
追跡 してるの 呟きを眺め
一言 一句も 逃さないわ
B
知ってしまったら やめられないわ
止んでしまったら それは失意だ
這って縛ったら 鍵をまわして
狂気猟奇な 愛の讃歌...ノロイアイ
-
A
どんなときも 健やかなときも
或いは 病める時も
交わしたのは 約束でもなく
いわゆる 社交辞令
B
カードの裏は 見えないから
信じたとして 罠に掛かる
S
消えたくなるのは 誰のせい?...病めるもの
-
A
曇る顔 雨が降りそうだ
傘を持って 出かけましょう
落ちる音 リズム刻んだら
何拍子で 踊ろうかな
B
ネガった 脳内回路から
願った 平穏無事な日々
含んだ 十度のお酒から
ロックに 九死をキメようか...ケラケラ
-
A
嵐の夜に 落ちてきた
見慣れない 顔の 隣人
気まぐれからか 差し伸べた
見返りも 何も ないのに
B
消えたくなるなら 少しだけ話そうか
消えたくないから 息をしてるんでしょう
見えなくなるから その前に傷つけた
触れられないから 呪いすら愛してた...泡になるなら
-
A
正論 なんて 言う前に
寝癖を なんとか したら?
暴論 なんて 言う前に
結果を 出してよ 早く
正論 なんて 言う前に
心の 整理を してよ
絡まる 糸の 後始末
少しは 自分で しなよ
B...正論なんて言う前に
-
染まる 東の空
伝う 夜明けの中
痛みを受けて 揺らぎの方へ
震えながら
街を 歩いてゆく
足を 纏いもせず
迷いも哀も 抱きしめていく
朝を仰ぐ
そっと
眩しい風 照らしてゆく...風を歩く
-
A
がんじがらめ しがらみを数えて
なんでどして それさえもわからず
明日のこと 考えるよりもさ
息すること それだけでいっぱい
B
抑えてた 心音は
あなたに聞こえぬように
借り物の 音源で
夜明けを飛び降りるのさ...罪など
-
S
ラベリング 出来るような 感情じゃ
歌にする 意味はないな
混ざり合う 涙の色 混沌で
五線譜に えがいてしまえ!
A
怒ってんのか 泣いてんのか
わかんないから 口ずさむの
何したいかも わかんなくて
延長 重ねていく...ノーラベル
-
A
足元すくわれ 奈落の底
吊るされた 一本のツタ
どうせ終わるなら 掴んでみる
聞こえたの 誰かの声が
どうやらあなたは 作り物で
完璧な 音楽の花
僕のこの声を 託してみる
響かせて 痛みの讃歌
B...初音ミクは神様です
-
A
きっと優しい あなただから
どんな痛みも 懲りないでしょう
きっと正しい あなただから
どんな言葉も 飲み込むでしょう
B
光を 背にして 歩く人が 嫌いだ
選べる 幸福は 選ぶべきだ
それでも 背にして 歩くそんな 姿が
どうして そんなにも 愛しいのさ...リタ
-
A
脳内全部 君のモノ
過去未来全部 ジャック
カードを引いて 重ねても
忘れられやしないんだ
B
かけられた モンは 仕方ない
奪われた分 やり返すのだ
S
君の 呪いに なりたい...君の呪いになりたい
-
A
棺の 中で 目が覚めた
千切れた 四肢を 拾い上げた
誰かが くれた 愛憎が
失くした 意思に 火を灯した
B
走る ノイズを 書き留めて
朽ちた 命に 水を与えて
S
寂しいのなら 泣き喚きましょ...ウタウタイゾンビ
-
A
前、前、前が見えないわ
月、月、月に絆された
綺羅、綺羅、キラリ瞬いて
今、今、今際を見たんだ
B
伸びてく 影を 追いかけた
焦がれる ことが 怖かった
憂鬱 の中 こぼれ出た
アタシと 僕の ため息だ...4989
-
A
空っぽの器 満たそうとして
底空いたグラス 手に取らされて
生きてくだけなら 簡単だけど
死んだような目じゃ 生きてたくない
発育がいいと ただ褒められて
敷かれてたレール 踏みつけ歩く
7センチヒール おぼつかなくて
掬いようのない 伽藍堂です
B...シアタードール
-
A
君と オトモダチになっちゃった
実は そういうのじゃ ないんだけど
もはや 超えられない一線に
少し 泣き出しそうだ
B
僕が笑えば 君は笑うし
秘密だって 知ってるし
なのにどうして 届かないって
どうしようも ないみたい...オトモダチ作戦
-
A
また 取り零した 誰かの孤独な涙
ただ 救おうとして 掬えなかった夜だった
この 街の中で ノリきれない寂しさが
ただ 胸を刺して 眠れない病(やまい)になった
B
生存許可証(せいぞんきょかしょう) が欲しくて
愛されるように ふるまって
から回る音に 嫌気して
こんな憂鬱を 流してる...Pop song
-
A
首筋に キュッと 垢つけて
所有権 主張 手はつけないでね
油断した 隙に 飲み込んで
胃の中に 隠す 可愛いその顔
B
ワインに漬けられちゃうような
そんな酩酊に溺れていく
S
病み 病み 病み 病みついちゃお...病みつき
-
A
全部 諦めていた
高鳴ることも 焦がれることも
雨に 晒されていた
風邪ひくことも 気にもしないで
B
ふと足元に 転がった
懐かしい色の 林檎が
S
かじって かじって 命の味を 堪能して...リブート
-
A
ロマンチック欠乏症
乾いた涙 頬を濡らした
ダイスロール依存症
繰り返しては 未だ終わらず
プリンシパル渇望症
架空の病 でっち上げては
バッドエンド妄想病
勝手に落ちて エゴをバラ撒く
B...愚者のカルテ
-
S
ツラ貸して ベイビー 倉庫裏にて
前から ずっと 言いたかった
品性も 知性も 持ってないのに
正しい 顔が 上手ですね
A
ヤってく内に 呑まれてく
金、金、金にしか見えん
嘘もまことも 二本立て
器用さが いとをかし...ツラ