KiNK_Syndromeの投稿作品一覧

太陽の眩しさに　手をかざし遮ったんだ
瞳に焼きついた強い残像まだ消えないままで
僕にもね叶えたい夢がある
追いかけても指の先も掠らないけれど
一度でも触れてみたくなるから
好奇心に身を任せて夢中になれる ずっと
何十回躓いたって
渋谷の交差点で流れた音楽が
今もイヤフォンから
折れそうな足の添え木に...

君の心の思うままに
作りかけのメロディ 私に聞かせて
恥ずかしいなんて言わないの
芸術は自己満足な快感
背中は押さないわ
だって怪我をしたら
私の責任になるじゃない
だから他人のせいに
できないよう君が
自らの意思で飛び出すのよ...

何をしてもつまらない日は
二人で星空 眺めに行こう
暗闇に落ちていく
気持ちを軽くできるなら
こうして側にいる時でも
君を遠くに感じてしまう
どこかへと行きそうな
怖さ感じていて何も言えないんだ
僕らは誰にも自分の愛し方を
教えてもらえることのないまま...

愛してるなんて言われたら心が酷く震えるの
私とじゃない約束を無自覚につけたまま
首すじと交わる指は私を上手に奏でる
あの時どんな顔してたんだろう
思い出せるのは雨の日で
指を絡めて　くちびる重ねて
今日も同じ様に始まるの
誰にも気づかれない様に消えたくなる日もあって
無駄な願いと知りながらも
ガラク...

壮大な夢を握って　安定した道を選んで
理想と違うと噛み付いて
もういいんだ諦めたって　精一杯したんだって
君さえ居なければきっと叶ってた
全部他人のせいにして手放すはずの大事な所が
制御できずに拡張する
何もかもが　嫌いだ全部
ガラス色の翼を未だ広げてる
風さえあれば飛べる気がして
鳥たちは南へ既に...

小さい器ね本当に
いい加減に気づいたらどう？
想定した通りになんない
そんなのでイチイチキレないで
口開けば空言ばっか
評価されないの当然よね
愚痴なんか披露してないで
さっさと本気とやらを見せて
自分が可愛そうなのよね
解るわ...

恋をしていた頃の夢を　見ている途中に目が覚める
虚しい現実あてがわれ　時計の針をへし折った
過去が手を招く
未来が手を引く
遠いあなたのこと　思い出す鮮明に
運命と綺麗に終焉を飾り付けたら受け止め切れたかな
悲しみの終わらぬ物語
今ここで終わらせてみようか
あなたにもう一度だけでも
もう一度だけでも...

最終電車　窓の向こう揺られてる
誰かに背中預けて支えあって
幼い頃に憧れた人とにはなれなかったし
ため息ついた背中で誰かが笑った
明日晴れたら海まで行こう
歌うたいながら
恥ずかしいほどの青い春　超えて
今ココで私　息をする
終点に着く頃に降り出した雨は
明日の予定　台無しにするのかな...

勢いで駆け出した勝気な夢をまだ
追いかけて手を伸ばし求め続けている
悔しくて泣いたのは本気で戦った証
だから次へ On Your Mark
さぁその続きへ行こう
戸惑う足取り
ちょっとだけ背中押すから
失敗を恐れるけど
間違いを知らなきゃ
正解だと気づけないこともあるでしょ？...

王道では無い道を選んだつもりはないのに
赤と青の行列に馴染めず歩いていた
病気ならそれでもいい　治るかもしれないなら
鈍色の空の下に居場所を探した
生まれたその時 決められた その色は
君には似合わない まだそれを知らないだけ
プリズムをかざしたら
光は無限の色
七色じゃ語れない可能性を導いた
思い...

平等を説いた神様は
信じるものを救うらしい
救われなかった者達は
誰かが靴先でいたぶり陥すの
人は平等なのよ
いずれ堕とされる　あなたもね
空と海が混ざる頃
星は瞬き始める
消えぬ憎しみを焼べて
闇に光を絶やさぬために...

いつもと変わらずあくびをして始まる
見向きもされずに今日も昨日が続いてた
いつもの路地裏に現れた少女は
似合わない大きな傷を抱えてうつむく
無意味かもしれないけど
そっと抱きしめてあげよう
治らない傷口が
これ以上開かない様に
ねぇ、君は僕のことを
もし知らずにいたなら...