タグ「作曲募集」のついた投稿作品一覧（13）

林檎の涙は
君が笑えば溶けゆく波に
静かに飲み込まれてゆく

あの道渡れば
君が泣いてた見えない夜に
静かに飲み込まれてゆく...

君の幻
先の見えない未来
溶け込み出した
僕の…
惹き付けられた
君の魅力に
魅了されたんだ
僕の存在
誰にも見つけられなくて
見つけてほしくて...

光る果実求めて
伸ばした手には私のココロ
それと引き換えに
手に入れたモノを頬張る
ワタシはダレ?
迫る孤独感から逃げ
掻き毟る手をあなたがトメル
それと引き換えに
手に入れたモノを抱きしめる
アナタはダレ?...

君が諦めて手放したあの日
僕は君を好きになった
咲き誇れ満開に桜よ
ほら君の泣き顔さえ隠してしまえば
僕しか知らないよ
君の笑顔も泣き顔も全て
散りゆく木の葉の中で
握りしめた君の手は
僕しか知らないよ
君のぬくもりも冷たさも...

少しだけ染みる唇噛みしめて
僕は今日も作り笑い
唇から流れるそれは血か唄か
誰もいない日々を一人で夢見てさ
君のいない今日をまた嘲笑う
誰もいない日々なんて存在せず
君のいない今日はもう日が傾く
僕のいない日々は死んじゃうとかさ
そんなありもしない嘘つくのやめれば?
君はいつも僕を見てただ笑ってた...

君といた時間は
僕の記憶の中に眠って
僕がいた時間は
君の記憶の中から消えた
ふたりで人差し指を口にあて
内緒の約束したのに
君の記憶だけしか僕に
残らないなんてさ
あまりに理不尽じゃないかな
僕は毎日闇に飲み込まれそう...

「大丈夫？」って、後ろで誰かが言った
「大丈夫。」って、心の中で呟いた
心の奥にある傷を何度もなぞる僕
そんな僕を見て焦り言葉を探す君
いつも同じ笑顔で繰り返した言葉
いつも同じように同じ優しさで包んでくれた君
時計の針を戻したら時間が戻りますように…
時計の針を進めたら時間が進みますように…
見え...

眠りの中で僕はひとり
静かに笑ったんだ
君のかすかな笑みで
僕はいつも幸せだった
見えない空、人
僕の目開かないから
僕を救ってくれる人、
誰かいませんか
光と闇が混ざったこの
誰も知らないところで...

見えるのは黒
思うのは後悔
捧げるのは命
それだけ
雨が降り、晴れる
普通の事
そんなの無い
決して晴れない
そんなとこに僕は居る
「いつになったら、僕は白が見れるの」...

水色儚く揺れた、あの日
灰色忘れず残る、あの日
溶け出す色たち、あの日に
目で見えるものが
そう、僕のすべて
触れ、聞くことなんか
必要ないんだ
だから
ねえ、僕を見てよ
何も言わず、ただ見てよ...

からっぽな僕が求めていたのは
君でした
からっぽなモノを好んでいたのは
僕でした
嫌われるコトを拒絶していたのは
僕でした
そんな僕を受け入れてくれたのは
君でした
止まるコトを知らないかのように
動き続ける心臓は...

君が言った言葉、
僕はまだ覚えてる
僕が言った言葉、
君はまだ覚えてる？
幾夜の星屑を眺めただろう
光はもうなくなった世界で一人
ただ独り泣いていたんだ
視界を遮るものも何もかも
見えなくなった世界で独り
いや、もう一人いたんだ...

鎮まり返った部屋に
孤独の色 ああ、きれい
温かくなった手のひらに
木の葉ひらり ああ、紅い
裂き割れたモノは飛び散って
どこか遠くにキエテシマッタ
見えるものはもうふたつの色だけ
目の前にある それだけ
風が嗤うと僕は風から逃げた
鳥が泣くと僕は鳥を避けた...