まぼえむ

愛色ストロベリー
最愛の恋人に今日振られてしまいました
ダメなとこなおすって タバコもやめてたのに
『君のことしか愛せない』
無効になる 愛の言葉さえも
38番片手に入る
指さし、「濃いめ」
安いライター 狭い喫煙所 甘い匂い
「君はどうしてこんなとこ来たの？」
あらあら それは可哀想に…...

感情的な愛論と
激しく示した花弁が
僕らの心満たしてく
愛して愛して朽ち果てて
どこまでも二人で行こう
地獄を素足で駆け抜けよう
君の身体に咲いた歪な華
僕だけが愛しているから
真面目な心の奥底の秘め事
「愛してる」の言葉だけじゃ満たされなくて...

君のことが好きなだけさ
何もかもを手に入れたかった
愛してると伝えたのに
なんで君は僕を拒絶するの
光のない暗い瞳
闇も全部受け止めたいから
赦してくれ 愛して、ねえ
なんで？なんで 教えて！
ほら君は僕の話すらも
ろくにちゃんと聞けやしないのに...

BURNFIRES
ヴァンパイアと言っても
人様の血をいただくのはいただけない
Never Never 吸血 求愛もLarva(未熟)
However 革命の使者はエクソシスト
森奥の教会の重装備脳筋さん
目が合った時に彼は言った
「逃がしはしない」
ひねくれ者のヴァンパイアはあっけなく
本能のまま...

薄暗い部屋の灯り
君の火照る身体を照らしてる
うずくまる君は震えている
でも怖がってなんていないはず…ね？
俺は君のために生きている
君は俺のために生きている
どちらかが崩れれば俺らは
ダメになってしまう なってしまう…
二人の世界の敵は社会全体
倫理はお互いの愛の元にある...

虚構に手を伸べ 今日も救いを求め
錯乱した脳からイマジナリーデビル
空のワンシート×12個
飛び交うハエは幻覚だろうか
傷口染みる菌と劣等感
いつになったら助けてくれるの？
眠りにつけば悪夢を見て
目が覚めたなら胃液を吐いて
寝ても醒めても苦しい世界
はやく誰でも助けに来てよ！...

人差し指で唇なぞる
乾いた空気 満月の夜に
背伸びをしても届かない距離
風の音色に身を任せていた
事の始まり 全てが全て
君のせいだと 言い訳を述べる
絡まる手先 混ざる唾液も
君の匂いも 悪くは無いだろう
思うことも言えずに
不器用に噛み砕く...

卑屈なその性格 不安定なメンタル
真面目すぎた故の抱えきれない悩み
孤独を恐れるなら 僕のことを信じて
何もかもさらけ出して
心の鍵開いて その鍵ごと預けて
麻薬囁いて後戻りはさせない
謙虚な振る舞いさえ制御させはしないよ
本能のまま求めて
誰も触れられない心と身体の聖域を
僕に初めて委ねて...