のろ

土砂降りに貫かれた
天気予報は当たったためしがない！
切り取られた窓の 雨粒が
落ちていくさまを眺めてた
ビートを刻み ピリオドを打つ
減り張りの効いた日常は Uh

けれど もう望むべくもなくて
だらだらと日々は続くんだ...

(a)
ラシクないこと 言わせて
そういうの 嫌じゃないわ
隠してるコト 見つけて
ダイアモンドは 遠い
(b)
行方知れずの 仮面はこっち
惚れた道化は 気付けないの
嘯くまま pierrot(ピエロ)
(s)...

a
飽きることに飽和して
楽観視の裏をみた
ひけらかす陰謀論と
距離をとった正義
b
組み立てたパズルに
あてはめてく 僕の事情は
情状酌量の砂糖を
まぶした出来映えだった...

土砂降りに貫かれた
天気予報は当たったためしがない！
切り取られた窓の 雨粒が
落ちてくさまを眺めてた
ビートを刻み ピリオドを打つ
メリハリの効いた日常は
けれど もう望むべくもなくて
だらだらと日々が続くんだ...

見透かされた黒いドラマが 尻尾を巻きながら
捨て台詞を吐いて 残して どこかに逃げ去った
中途半端に白いページは 依然とそのままで
傷だらけの自分らしさは いまにも消えそうだ

うー 毎日は そこそこ楽で
死にかけたこともないけど
時間だけを 与えた果実は
腐って落ちていた...

羊を数えても
涙がこぼれた
とびはねる妄想の
沈静化をためす
クスリにのまれても
遠くへいけない
モノクロのつばさとか
あぁ、祈りましょうか。...

惑星(ほし)砕いた みたいだった
夜空へおちてく 流れ星
がらんどうの夢ばかり 目立って
温かな光 覆っているよ

歩いてみたし 走ってもみた
逆立ちして バカもみたけど
願いのコトバは これっぽっちも
まともになんて なれず終いだ...

《a1》
第一印象「不思議な子」 つーしんぼには 書かれてないけど
ぐるりと取りまく ガラスの群れは 寡黙に語って、矢継ぎ早
第三特性「特になし」 常軌、平凡 適正体重
IQ:102の ありふれがーる 誰も見てないの
《b1》
おちたいろ まぜたいろ きえたいろ
じぶんいろ わすれてく
《s》
I ...

《A》
パステルに 鮮やかな
色彩(いろ)の中 君を見た
光差す 横顔に
眩しさを 重ねてた
《B》
青空を指でなぞる 未来図
まるでラクガキね
でも 絵空事のままじゃいけない
現実(いま)だけ描(えが)きたいから...