May

たとえば　明日が来なかったら
君は今　何をするのかな？
たとえば　今日でお別れなら
私は 君といたい
いつも何が起こるかわからない　そんな日々
一分一秒先のことも　私にはわからない
明日が来るかさえも　今はわからない
だけど進むんだ　時は止まらないから
たとえば　明日が来なかったら
君は今　何をする...

ある夏の日　生まれて初めて恋を知った
だけど僕に残された時間は　たったの一年間だった
幼い頃からずっと　真っ白な部屋の中
恋することも知らず　ただ死を待つのみ
始めて人を愛しました　だけど運命はとても残酷で
幸せすら叶わない　君の笑顔に心(むね)が痛む
苦しいよ　苦しいよ
この心(むね)の痛みの訳を...

初めて出逢った時　とても優しい君の瞳
高鳴る胸を押さえて訊いた　「君の名前は何？」
君のことを知った夏　君に残された時間を知った
絶望と悲しみを感じたけれど
一番つらいのは君だったね
それなら君がいなくなるまで　君のそばにいるよ
夏の夜空に大きな花火　咲いてはすぐに枯れてゆく
「まるで人の命だ」と　...

すれ違いってとてもつらいのね
あなたと離れて初めて知ったわ
どちらが悪いかなんて言わないわ
ただ今は君に会いたいよ
ありふれた日常より　君がいる日々の方が楽しいわ
だからここから始めましょう
君とリセット
新しく
ここでリセット
喧嘩して泣いた日々も...

何をしたって報われない×４
何をしたって無意味なのよ×４
孤独にひとりで閉じこもる×４
自分ひとりじゃ歩けないの×４
後ろの正面誰だ？×４
それはあなただけが知ってる×４
それは私だけが知ってる×４
かがみ合わせに自分を見つめる
知りたくもない現実をみた
腐った世界に雨が降り　いつかはきれいな花が咲...

　大人になってから過ごす時間(とき)というものはあっという間に過ぎ去るものだけれど、楽しみにしていることがあったりすると、時間の流れはゆっくりゆっくりと感じるから不思議なものだ。
　――待ってるよ、海斗(カイト)――。
　彼女との遠距離恋愛を始めてまだ約1カ月の月日しか流れていない。遅い、遅すぎるぞ...

　――人の命は儚く美しい。それはそれぞれの季節に色取り取りの花を咲かせる植物たちのように。はたまた、別れと出会いの季節に花を咲かせ、散ってゆく桜のように。
「桜が咲く頃に、ここに戻ってくるよ」
　あの日あの時、彼は私にそう誓った。桜がまだ蕾を開く前のことだ。
「4月には仕事が落ち着いてきっと、いい桜...

「あなたが捨てた音を拾ったよ（泣いてた）」
「だから、届けに来たよ（ほら、笑ってる）」
「もう捨てないで」
壊れた歌を歌いましょう
直らず朽ちてく音たちを
人の妄想で作られて
人の手により消えてく音たち
悲しく嘆いてみても人には届かないから
代わりに私が泣いてあげましょう
壊れたメロディーたちを...

昨日までの自分にさようなら
涙を拭って笑ってまた明日会いましょう
何をしたってうまくいかなくて、駄目な奴だと自分を押さえつけてた
本当の自分もわからなくて、違う自分になっていた
本当のことを知るのが怖くて、知らないフリをしてきた
涙、涙、また涙
心の中はいつも雨模様
この雨を晴らす術もわからずに、傘...

二人一緒にすごしてた　あの頃には戻れない　僕らが姉弟だった頃には
ただの双子、それだけで終わるはずだった人生
ある日、気づいてしまったんだ
対なる君への気持ちを
弟としてじゃない、男としてみて見て欲しいんだ
僕だけのものにしたい　他の男なんて見ないでよ
そしていつしか動き出す僕の身体
ただの双子、そ...