小説/歌詞を書く活動をしてます。 ピアプロ歴は長いですが… 頻繁には活動しません(;´∀`)
プロフィールを見る投稿作品6作品
もっと見る-
「…………転入生?」
そういう誰かの声が聞こえたのは
僕が、今初めて踏み出した新しい教室の
ガラガラと音を鳴らしながら開く
6年3組のドアをあけた5秒後だった。
1月22日。火曜日。
世の中では、何の日でもない
ただの平日だった。
僕の名前は、端野徹(タンノ トオル)。
小学6年生。...( --- )
-
【私を追いかけるライヤの足音が聞こえるけど もう、いい。
私は全力疾走して、家に帰って即鍵をしめた。】
そんなことを書いた現実に
そのすぐ翌朝、後悔した。
今日は学校だ。
必ずライヤに会うハメになる。
席が隣なんだから、会わない手段なんてもうないでしょ?
好きな人言われて勝手に聞いて逃げ出して。
...ユメ、ミライ【第3話】
-
その日の帰り道。
初めてかなぁ?ライヤと一緒に下校とか―――
「っはぁ!?バカ!ユウタのことなんて好きなわけないじゃん!」
当たり障り無い会話をしていたら、
いつの間にか恋愛の話になっていたのは事実。
「いや(笑)この前アピールしてたなーって思って(笑)ちげーの?」
「違うよ! …私、他...ユメ、ミライ【第2話】
-
「うわっ、もうこんな時間!!行ってきます!!」
―そう言って慌てて家を飛び出した。
とある街の住宅街に住む小学六年生…
名前は「小星 優芽(コボシ ユメ)」。
ユメって呼ばれてます。
私には双子の女の子がいる。
名前は「小星 心麗(コボシ ミライ)」。
ミライは、パッチリした目で高い鼻。
少し茶色が...ユメ、ミライ【第1話】
-
嗚呼。
今日も1日が始まる。
悲しいような悔しいような気持ちになって
ベットの中で布団をかぶってうずくまる。
麗桜、実乃梨、椿姫達にいじめられる毎日…
何も知らないお母さんが
「早く起きなさい」と私に向かって叫ぶ。
もうこんな生活は死ぬほどしてるの…。
~ キーン、コーン… ~
予鈴がなる。...翼の未来【第2話】
-
ああ。今日も変わらぬ1日。
これからもずっとこんな日々が続くのか。
そう思うと、今にでも死にたくなる。
私の名は… 翼(ツバサ)。
「翼!調子乗ってんじゃないわよ。アンタが親にあたしたちのこと言ったせいで
先生に怒られたじゃない!アンタが悪いのよ、翼!!」
「別に、私たち何もしてないしぃ?チクるって...翼の未来【第1話】