実音@少女譚30の投稿作品一覧
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君以上
ただ消費するだけ
時計の針を進めるだけの毎日
ただ同じ(おんなじ)日々だけ
めくりめくる7日間(なのかかん)
あの頃はまだ良かったと
そう思える日が来るのかな?
過去の毎日を振り返るも
そんな日なんて無かったけど
これ以上何も手につかないよ...君以上
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何も考えられない
そんな夜 ひとりぽっちの部屋の隅
渇いた心で 窓の外 眺めてる
そんな自分がいる なんでだろう なんて
誰かに泣きつくこともできないだろう?
誰かを信じることは 難しいこと
考える程に 胸は熱く
考える程に 信じられない
なんでなんだ なんて
苦しいこの夜から今、連れ出して欲しい...lonly night
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無防備2
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憂鬱
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a
あの日もこんなことがあったね
なんて夕方の帰り道
懐かしい昔話
なのに君はキョトンとしてるよね
思い出すことはないのかななんて
僕と君の記憶価値
b
近づいて離れて初めて分かった本音は今更
これ以上はダメだってわかっていたけど...(non title)
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あの日を覚えてる?
あたしはちょっと
忘れちゃったけど、
もどかしくて
近づきたくて
だけどその手を握るのもコワイの
ちょっぴり鈍感だったみたいなあたしの感覚
忘れがちな近況の
複雑な関係の中
君が隣にいるのが当たり前だった...(non title)
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そこ見てるの
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嫌いな季節がやってきた
生暖かい風に吹かれて
嫌いな青空下を向く。
誰が嫌いとかじゃなくて
教室の中の空気や観葉植物さえもうっとおしくて
窓の外の下の方みつめてた。
出会いも別れもありゃしないのさ...(non title)
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太陽が沈んだ
西だか東だかわかんないけど、
あたしの右のほうに沈んだ
月が陰っている
雲の隙間なく透けて光ってる、
あたしの左のほうに見えた
ああ 今日も昨日と同じような
ああ 明日も今日と同じような
太陽に照らされてたら
影を求めて涼しい場所へと歩いていくよ...また明日
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雪と少女d
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雪と少女c
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雪と少女b
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好きなように生きていければ
それが幸せ?
荒廃(こうはい)のベンチ
行き交う人はあたしを
みてみぬフリね
誰かさんに王子様のフリを
して欲しいそんな妄想繰り広げて
次のタバコに火をつける
なれないことはしないほうがいいわ
煙が目にしみただけ...涙ルイン
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君とあの日みた赤く染まる空を
覚えているよ
赤く染まる頬と
暖かい手のひらのぬくもり
君とあの日誓った約束を
覚えているよ
信じて疑わない
強い決意の眼差し
いつの日だったかは覚えていないけれど...君とあの日みた赤く染まる空を
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応答
これから私の声に
耳を傾けてください
これからいくつか問に
即答してもらいますので
もう二度と訊くこともない
聞きたくもない
危機もたなくもない
どんな質問がきても大きな声で即答を
応えてほしいだけなのさ...応答
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君の嫌いな恋の話
c
君の嫌いなものなら知っている
それはいつでもきかせてくれるから
a
昨日の夕飯のおかずなんて
思い出せなくてもいいから
明日の満月みえるかなんて
疑問を問いかける暇もない
b...君の嫌いな恋の話
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爆発イノベーション
古臭い考え方だと
散々言い散らかしてきた
はげ散らかしたオヤジに言いたいけど
そのセリフさえもうすでに
古腐りきっていてさ
だれも全くの新しいものなど
生み出すことはできないのだ
色だけ塗り替えた
嘘イノベーション...爆発イノベーション
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雪と少女a
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親指恋愛
眠れない真夜中いつものように
ひとり布団をかぶって寝返りをうつ
きみと出会ったのもそんな真夜中の
小さな液晶画面の文字の上だった。
夢中で話す、声では喋らない
だけどね惹かれていったのよ
誰にも見えない強い重力
親指で打ち出す秘密の本音
あたし今...親指恋愛
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雪溶けチョコレート
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教室の端
窓際の後ろ掃除ロッカーの近く
それがその少女の定位置
いつでもスカした姿勢で
文庫本小説読書中
眼鏡の許す範囲だけが あたしの視野
固定概念と学校の制服に征服された心は
勉学にしか興味を持たず 今日の読書は遺伝子工学
夕焼けの窓
差し込む日で伸びる影放課後に...放課後少女の覚醒時
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暑苦しくまぶしく目をふせた
雲一つない青い空を仰ぐことさえ邪魔されて
汗ばむ肌を
燃える太陽が焼いていく
突き刺さる光に刺されて
ただひたすら走っていたんだ
そんな中すれ違う君は
誰よりも風を切って走っている
声を聴くだけで
高鳴る心臓を抑えるのに必死だったんだ...風の君
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touch my skin
a
夕日の差し込む教室で
マフラーの誘惑に負けた通学路で
少しずつ次の季節の訪れを視ていた
b
寒くなってきたね
って君は笑って言う
白い息こすり合わせるその不器用そうな手で
冷えたあたしを包んでよ...touch my skin
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please standing near
応えなきゃいけないの?
君のメールは携帯を開くだびに
増えていく。
それに僕は気分のままに
内容とは関係のない返事を打つ
それに君は疑問形でかえす
それに僕は気分のままに
質問には応答しない返事を打つ
其れに君はただ笑ってかえす...【作曲家さん募集】 please standing near 【ニコニコ動画up希望】
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この気持ちをなんと名づけよう?
まだ知らない、誰もしらない、
秘密の感情
冷めやらぬこの熱はどこににがしたらいい?
逃げ込んで路地裏 歩き出した街路樹
みんなのなか こっそりつないだままに
誰にも知られたくない...(non title)
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RESET
誰かの為に生きてるんじゃないの
あたしはあなたの為に生きてるつもり
それでも 心かき乱される
あなたのこと 嫌いよ
忘れてみれば 離れてみれば
なかった事に出来るかもなんて
ああ もう 全部
リセットしちゃいたい!
でもできない したくない...RESET
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見つからない
見つけられない
見られたくない
それでも探し出してほしくて
ずっと表と裏は逆の気持ち
くだらないこだわりや意地っ張りなあたし飛んで行け
この高いそらすぐに手が届きそうだけど
あたしは風船に願い事かいて飛ばしてみた
夢は空と同じね
いつでもそばにいるのに...見つからない
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自己暗示
思い違いと思ってたんだ、
勘違いだと思ってたんだ、
すれ違いなんて考えてもいなかったの
あのころはまだ
自分のことしかみえていなくて
なんにもみようともしなかった
あのころはまだ
君のことなんて知る由もなかったの
ずっと一緒に歩いてた帰り道...自己暗示
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「曖昧な未来」
a
初めての感情ではないけれど
前のあの子よりも好きだと思うんだ
正直忘れたわけではないけれど
今のこの子のこと好きだと思うんだ
b
そんなことは今が楽しければどうでもいい
昔のことは今になれば忘れて思い出したりもしないけど
なんとなく面影が似ているのかなんて...曖昧な未来
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曖昧事
a
無口なきみがあたしをみつめてる
なにがしたいの?
無口なきみがあたしに手を伸ばす
なにがしたいの?
b
曖昧な関係に
無口なきみがもらす戯言を
聞き流して他人のフリ...曖昧事
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