作品一覧
その他
オンガク
---あの子はいつでも、近くにいるようで遠すぎる存在だった。 私ごときでは到底つかめないような、そんな存在だった。--- 「リーン!何ボケーっとしてるの?」 窓の外を眺めていた私に話しかける、優しくて透き通るような声。 その声によく似合う、可愛らしく幸福の象徴であるような頬笑みと、優しい緑色の長い髪...
革命の唄姫~第一章 脆い幸せ~