タグ「切ない」のついた投稿作品一覧（57）

「シーチキンは鰹が含まれてる！」
君が言った　ツナサンド指差して
鍋の中　出汁のきいた
椎茸がふわふわしていたの
まだチョコレート　口の中が甘くて
ご飯まで食べられるかしら？
でもお寿司ならきっと　行ける
鉄火巻は輸送屋さん
将来をアレコレ悩んでも
仕方ないからって悩まないなんて出来ない...

　
「自分自身になりたいのなら、
自分自身を語る事ね」
理不尽なんかは無いじゃない
いつだって偽りを選ぶから
正しさだけが透けてしまう
視線に囲まれた　闇
足元揺らぐ境界線　
ぐらぐらしてる　視界の奥に
呼吸だけが続いてた...

親近感だとか　身近に感じるだとか
全部　馬鹿みたい
スカスカに開いた穴を
取ってつけたようなシリアス展開で
塞ぐだけじゃ痛々しいのよ
楽しいとこだけを見ていて！
って　言った君を見せたいから
なんか不満とも、言えなくて
だけどやっぱり　やっぱり
カッコいいのが良いの...

あのね×君に×　お知らせがあるの
2ヶ月前から君を監視している
君のEメールで作った偽装ウェブサイト
承認の招待状　
でも情報が足りなかった
そんなとき君が来た　
アドレスと現在（イマ）のパスワード
開かれた鍵
君のログイン承認情報　入手
決して検出されることなく...

金属で出来たカニかまぼこを
人は何故　求める
見てください！　この大きな
カニ……かまぼこ
あの日から
歴史は何処か　止まったまま
テレビの空白から　いつか
動き出して
「見てください！」
金属で出来たカニかまぼこを...

自由が欲しいね
どれも好きじゃ便乗仕放題
明るい気持ちは　儲かるから
嫌いな気持ちに
目を背けて生きて来たけど
残った「自分だけ」は嫌いだけだった
目に見えない気持ちを
言葉にしなきゃならないなら
あるかも分からない
理不尽への怒りを　ぶつけてもいいよね...

君は打つ　だって言ってさ悲しそうに
悲しいを知れば　慰めてもらえる？
凪いだままの気持ちは　変わらずに
削れた場所も　知らない
出会うべきじゃないって　言うのは　
やっぱり穴が開いたって　僕は笑ってしまうから
幸せそうな君が嫌いだと　君は言って
笑顔を封じた　
悲しそうだねって僕は　ただ笑って
悲し...

1
オリンピックの前から　わかっていたことよ
車掌さんが榑木（くれき）の影から手を振ってる
物的証拠なら　本当はあるの
そのページ　君の指紋はついてなかった
どうして　偽りが　溢れるこの街で
あの声だけは見つけられるの　手が重なる
wintersroad　煌めく雪が舞う
新しい奇跡が始まる
wint...

はっきり言ってほしいの　
世界が変わるよ
自分で選んだ道
きっと全部うまくいく　
カップラーメンの内側の線が
どれか　わからない
お湯を入れたらより反射する
もはや勘で入れている
麺よりちょっと上かな？
いやいや数ミリ上かもよ...

選べないならそれで良いじゃない
割れたカップを埋めるような　
些細な純粋が何より真剣だった
一番気にすることを選ぶのが
得意だねと皮肉じみても
何一つも届かない
晒して探して守りたいもの？
汚して壊してあぁだって君と違うから
人の眼　避けても君が触れさせるんだ
どうしてか　避ける？...

雨の中追いかけた
長い髪　振りほどくように
簡単に否定しないでよ
そんなに簡単じゃない
願いを　盗む為に？
何度だって　回れ回れ回れ
同じ世界ならあり得ない矛盾を壊して！
知らないならそれで構わない
貴方が嫌うなら　全て壊してもいいよ
大事なもの　だから...

小さい頃から　物好きな私は
道端の像何処かの塔何処かで見かけた絵
なんにでも興味はあったけれど
全部　誰かの手で作られてる　
自分の物にはならなくて
切ないこの気持ちを
誰かが気味悪がるとしても
伝えたいな君に　手を伸ばしてペンをとった
世界は広くて　広がって
声を掛けなくても通じている...

恋の為に死ぬような奴は馬鹿だって
嘲笑してるのに　そう言いたがってる
そんなに安く思われたくない
そう言う程安く見えそうで惑ってる
好きなものがあったら自由に切り開けるのに
それすらわからない人には眩しい
上層で揺蕩って　君は言うけど
やっぱり納得出来ない
愛の為に生きるような夢は何処だって
溢れて...

やっぱりね　書いても居ないのに貴方が何故知っているんだって
盗撮　窓際の引き出し　人格が5つある
やっぱりね　言ってもいないのに「貴方が何故」本当と言うんだ？
矛先そっと逸らして　裏金を仕込んでいる
変だと思っていたけど嘘ばかり吐いてるって言うと
「なぜ嘘なんて言えるカメラで観てたのに　本当に決まっ...

何が好きかで語れるような人生送ってるのは　上層だけ
君がよく言ってた言葉だった
僕らには選ぶものもなくて　ただ虚空に流されないように
歌うたって天井を見ていた
誰が好きって話題だって、戦争になるの変わらないだろうがって
誰も言わないの　
平和は願うから平和なんて訪れない
何が好きかで語れるような　人...

いつか海に帰ることを　貴方が忘れてないか不安で　眠れない夜　眠たい朝
プールに浮かんでいる日々を　貴方は
楽しそうに見ているから
さよならするときは　何も言えない
どうしよう　どうしよう　意味のない問答
恐れや不安はいつまでも燻るだけだから
聞いてみたい　けど
覚えている？　消費して終わらないように...

愛も恋も　何処にも無いと
否定してた頃
が恋しい
叶わないもの　ばかりがあると
感じられない体温を　遠ざけていた
振り回して捨てちゃえるなら
とても素敵な思いだわ
壊すことから逃げ出して優しさに浸かって
気持ちが悪いよ
嫌われることもいいの　...

愛も恋も無い一人遊んでるだけと　言うのなら
それが　人の形でも変わらないでしょう？
認めたくない想いが何処にも無いなら
相手が何かなんて　意味がないのに
窮屈な思惑　感情は不要なら
最初にそうだって言って欲しかったと
君は泣いていた
ぼくらはただ　物好きな始まりを
殺し合うことしか　出来ない
道具に...

はじめましては何だったかな
君の事よく知らないけど
いつかきっと　素敵な人と結ばれるんだろうな
雨上がり歩いたな
海の向こうよく知らないけど　　
いつかきっと久しぶりって思うんだろうな　　
出会いと別ればっかりで
続いてくことなんかなかった世界が
広がってく繋がってく　君の中へ
戸惑っているのかも...

「あの人が持ち掛けてきた。利用されていただけなのに」と言う
真実はまだ闇の中　誰かが動いてるのは知っている
「何の未練も無いのに騙してまで近づくのは何故なの？」
「誰かに言われてたら　言いなりでやってきた」
「隠して貰っている　罪」
全部
了承したというのなら　今更言う事も無いし
一体誰の民意を得た...

うじうじ悩むのはきっと
僕の柄じゃない
僕は何柄なんだろうって思った
君は夢を語らないね
誰と結ばれて　
私のものがどれかずっと言ってた
水玉の向こうは、
花火が舞ってる
悲しくなんかないよ
って笑ってる...

ぼくの好きなあの子はいつも
垂れ目の向こうに　何か見ている
計り知れない　遠い遠い何か
誰よりも、君は凄くて
ぼくも三分の一も
理解出来てないかもしれない
優しい言葉が嫌い
すぐ忘れないのは怖い
誰かがメリットとよぶそれらが
悪口ってだけでさぁ！　...

一生使うつもりで　作った在庫が
裁けないのと君は言う　君は言う
成島さんに電話してみようか
気持ちがわからない
気持ち悪い痛くなる
二度と　熟れない果実なら
木は意味あるの？かって
　
ぐるぐるぐるぐる
回る回る縦に縦に...

使えなくなるまで使いたい
この気持ち今だけだもの勿体ない
アゲてしまえば関係無い
謝ってしまえば問題ないのよ
怖くなんかないわ
取り消せない
罰金？罰則　生温い
走り出した想いより
大事な物はないでしょ？
だってだってだって...

真夏の太陽の下
袖で拭って食べた赤色
隠れてまだ窓のむこう
みてる隠せない思いが
伝わる前にもう一度試したい
交錯と研究絡み合う熱
駅にたどりついていない
君が　未使用なら...

希望は語るだけ　夢は見れるだけ
触れたら壊れてしまう
見ないように夢　描こうとしても　
入ってくる嘘（夢）バラ撒く
プロパガンダ
自由になる心なんてないのに
何か思うフリだけが与えられている
笑うのは笑えなくならないように
次に会うときは　この気持ち壊してみせる
当たり前のように笑うんだ...

僕だって汚いのに
椅子に座ってごはん食べてていいの？
僕だって笑えないのに
君の隣に居てもいいの？
僕も科学物質を呑み下して出来た身体
体温がちょっと気持ち悪いけど
決まった服を着て竚んでるよ
座り込んで窓を見つめる
遠い日々が
君が否定する全部で生まれた...

貴方の檻の中憐れまれて生まれて
無力で、無欲で、非力なだけと言われる
与うる優しささえ　測られたグラムの
致死量を、試される気がして　怯えていた
空の向こうを
臨んだのはいつ以来のことかなぁ
檻の向こうが、正しい地球だよと
蓋を開けた重力が笑う
鎖は錆び付いていた
仕組まれた鼓動　ずっとわかっていた...

例えば私が透明なら
２番目の子が全てだって言うの
鏡映し　リンちゃんだ、ってまるで
「私は何処に居るの？」
物好きな私も
髪を結ぶのが嫌で
時間かかってた私も
ツインテじゃなくたって
別にいいじゃない？
もし透明でも　ネギは隠せない...

何もかもが嘘な事って
解ったところで反発したくなるから
君は叫んだ「いつも貴方の監視が鬱陶しいです！」
だって罪悪感なんて
持ったって損だから
「飲み会に行ったっていいだろ？」
「早く言えばいいのに、悪く思う事は無いね！」
勝手に言って走り出した
僕は縛られたままで
何も知らないし…...