ぽんずの投稿作品一覧

背伸びして
追い付けたつもりでいたよ
追いかけて
手が届いたつもりでいたよ
笑ってた
ほどけないと信じてたよ
傷つけた
たくさん我慢してたんだ
それが全て
それが全て...

君が僕に告げた言葉
僕はそれの背中を見つめた
口を閉じて　ただ笑って
歯切れ悪く　君を傷付けた
怖いんだ　ただ怖いんだよ
上辺だけの言葉
ほんとうは　君も僕のこと
愛せず消えるでしょう
たった一行の言葉
僕はそっと包むように返した...

ぽつり雨の日　傘を回して
気づいてるかな　後ろのあの子
かっこつけて歩き　たまに後ろチラ見
君は猫に夢中　少しは僕も見て　ねぇ！
ぴたり雨止み　口笛吹いて
たててみた髪　気づいてくれた？
虹を見るフリして　横目で君を見た
君は猫に夢中　少しはこっち見て　ねぇ！
水たまりにはまり　今日はついてないな
...

裸足のまま外に出てみた
思ったより寒くて立ちすくんだ
ふと目に入った金魚鉢
君と私が知らない季節だった
変わった　変わった季節
はやくて　取り残された
鮮やかな春　溶けそうな夏
追いつけなかった紅い秋と
白で埋められていった冬
変わった　変わった気持ち...

(D)
あの日のわたしで会いに行くよ
ただいま　おばあちゃん
(A)
いつものファミレス向かう途中
小さい影と大きい影
「いつかはおばあちゃんを超すね」
一緒にお風呂でお約束
(B)
２人でたくさん買い物行った...

[A]
何回涙を飲み込んだかな
笑顔の仮面かぶって　でも
ほんとは誰かに聞いてほしい
こんなに我慢してるの　だけど
[B]
泣くなよと言わない君の優しさが
僕の仮面を砕いたね
[サビ]
ここにいるから...

きれいなお花 たくさん咲いた
なんていう花？ 君は答えた
この花はね
この花はね
君の心の涙で育った花
この花はね
この花はね
君の弱さも強さも知ってる花
"今までよく頑張ったね"
乾ききった目で見たそれは...

すっかり冷たくなった風
気がついたら何も無かった
あてのないゴールに向かって
色褪せた道をただ歩く


見慣れたはずの風景が塗り替えられ
耳をふさぎたくなるほどに静まって
まるで等身大の模型を見てるようだ...

君がここに来なくなって
１人の世界を歩いて
別に平気 普通に楽 我慢できる
煮え切らない矛盾を帯びた まだ開放された心
使い捨てマスクで顔隠し
ごめんね
もう少しで上手く笑うから
暖かい手を優しく返した
また何かの温もりに溺れてしまうのが怖くて
もしもこの手を取ってしまえば...

(A)
自分で積み重ねてきたものに
つまずいて 宙を舞った
(B)
ちゃんとやっとけばよかったなんて
気がついた 遅すぎたね
(サビ)
月曜日でも 金曜日でも
どっちでもいい 同じこと
空に向かって こんにちはって...

(A)
悲しいほどに　鮮やかに
輝いた日々　よぎってく
分かってたはず　こんなこと
歩く道さえ　消えた
(A')
乾いた地面　細い花
散った花びら　かき集め
握りしめたら　千切れてく
綺麗なほどに　儚(ない)...

(A)
幾つの涙を飲み込んだだろう
笑顔の仮面かぶり その度につまずいた
前が見えなくてフラフラしちゃって
みんなの一歩前で 冷たい風に打たれ
(B)
泣かないでって絶対言わない君の優しさが
いつでも僕の仮面を砕いていった
(サビ)
ここにいるから...

１０センチの　ハイヒール履いて
靴ずれして　転んだりして
背伸びせずにとどくようになりたい
あなたの可愛い癖毛の先まで　
私を大人にして
見上げるだけは嫌
眩しい背中に追いつきたい
本物に紛れた　おもちゃ箱の指輪
つま先立ちの 小さな私　
真っ赤なリップ　マスカラしたのに...

明日を見るのが怖くて
ちょっとだけ足を引きずって
わざと立ち止まってみた
この時間を平和に泳いでいたい
目をつむっていたい　後ろを向いていたい
明日は何色に染まるの
どんな風に打たれるの
君は何を思うの
君は何を想うの
昨日を手探りしてみる...