作品一覧
その他
オンガク
カラスの羽さえ白く染めるほど 空も道も雪色です 聞こえてくるのは孤独のような足音と息遣いだけ もしも君がそばにいたら 「眼鏡してても睫毛に雪が触れるよ」 なんて 子供みたいに笑うのでしょう 冷え込む冬が嫌いです ひどく消耗してしまうから ぬくもりの対価は油だけではなく 想い出もなのでしょう...
孤独の雪