タグ「歌詞」のついた投稿作品一覧(11)
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酷く小洒落たスーツと 見よう見まねの前髪
まだちぐはぐな気分を 飼い慣らせないまま
いつもと同じ街路に 吸い込まれる足先
意味を持たない吐息は つき飽きたはずなのに
夜が明けて 目蓋の裏に焼き付いたの
瞬いても崩れない セピア色に輝き出すもの
それは何度も口にして すり減らした思い出
どこか認められ...サマーメモリー / 重音テト
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何でもないような ありふれたもの
響き合う鼓動 気休めの希望
小さな一等星 色褪せてしまう
届かせていけ 受け止めるまで
どうかなこういうの 飾らない思い
繋がりの呪い 押しかけの地雷
空虚なハイファイブ 重ね合ったなら
晒し合っていけ 満たされるまで
知らなければ透明人間 触れられないもの
顔の形...肖像権侵害 / 重音テト
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とっくのとうに分かっていた
止まる言い訳が無いだけだ
ひたすら登り続けて何がある?
何にもないと分かっていた
戻るには少し遅すぎた
飼い慣らしの蜃気楼
さよなら ララ バイバイ
とっくのとうに分かっていた
この感情ぜんぶお荷物だ
そのうち生え変わる?...素敵な人生 / 重音テト
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裏庭でポツリ 晴れを待つ
枯れ果てた虹 風の記憶
誰も知らない 細道で
忍び込んだ夕暮れ
鉄の積み木と 唸る象
眩しいだけで 嫌気がさす
ひとりじめの 静寂を
密かに邪魔したの
それは唐突のファンファーレ
火花の消えないクラッカー...小さなお花 / 重音テト
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ちょっと汚れた世界地図
西を向いた方位磁針
ずっと胸を刺す後悔を
強く塗り替えたアンドロメダ
そう 僕らは間違いなく
間違った道 歩いていた
そんな旅も悪くはないわって
貴方ははにかんでいた
夢から醒めて 鳴るは鐘の音
希望・絶望が 曖昧に溶けた...旅人 / 重音テト
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死灰の中に顔をうずめこめ
見つけたのは我楽多でした
続いていく不毛な日々
もううんざりね
愛情をこめ育てた種は
花の咲かぬ似せ物でした
棄てるにも惜しいからさ
しまい込んでいようか
空が過ぎたら 砂場へと飛び込もう
花束はいいや...絶望 / 重音テト
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いつもより早い朝 窓辺に手をかける
鳥の音や逸る鼓動が やけにうるさいや
意味もなく歌を歌う 溜めた息が漏れる
チックタックと数えた時間だけしか進まないや
針が重なるとき 画面に手を伸ばした
無機質な数字の羅列が並んでた
息を整えて 手汗を拭って
指でそっとなぞってみる
祝福の二文字が瞳に宿り 火が...祝福 / 重音テト
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隣人を騙るライアー 愛は縺れたままで
僅かに香るフレイバー 今色香を残した
感情を灯すファイヤー 唯欲しがるのも許されず
頭が痛い夜の中 切に意味を求める
僕が浸る愛の本質は 使い古しのデスティニー
日々を運ぶ方解石も 偽りだったのね…
初めまして皆様 よろしくね
あどけない笑顔の僕は消えたよ
月が...Liar / 重音テト
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嫉妬ばかりを 繰り返した日々に
安寧ばかり 求めつづけたって
ひねりはないだろう 意味もなかっただろう
いつの日か届け 僕の鼓動よ
きっと僕らは 何も知らないまま
ちょっとばかりの 嘘を塗り重ねていく
それがいつの日か 噛みつくことさえも
知らず阿保面さらし 息をする
たったらったらた 今だけ馬鹿で...ねじれねじられ / 重音テト
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ピンクのお部屋に 差し込む光を
わずかに彩る イチゴとレモン
後で食べましょうと きれいに切り分けて
しまい込んだまま 朝が来た
かすかな口笛 つたない足踏みで
いつかのリズムを 思い出したなら
二人で出かけよ いつかのあの場所へ
思い出に色を つけるために
張り詰めた空気も この部屋にもどれば
不...ピンクのお部屋 / 重音テト
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鈴を失くした マリオネットさえ
失くさなかった 感情を
泥に塗れた ため息一つで
全てを過去に 追いやった
裸足の少女 駆ける夕暮れに
目出し帽から 覗く蜃気楼
揺蕩う眼 くすませ思うに
私は あなたの傀儡だ
歌って 歌って 歌って 歌って
奪って 奪って 奪って 奪って...マリオネット / 重音テト 歌詞