いつもより早い朝 窓辺に手をかける
鳥の音や逸る鼓動が やけにうるさいや
意味もなく歌を歌う 溜めた息が漏れる
チックタックと数えた時間だけしか進まないや

針が重なるとき 画面に手を伸ばした
無機質な数字の羅列が並んでた
息を整えて 手汗を拭って
指でそっとなぞってみる

祝福の二文字が瞳に宿り 火が咲いて花が吹く
誰もいないスタジアム 誰にも知られずに指を鳴らした
旅路はまだ続いていく 長い長い夢の幕開けだ
透明な虹の向こう側へ 足を踏み出してみよう!

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

クリップボードにコピーしました