主に作詞担当です。ボカロは持ってないですが、双子&ネギっ子と一部で女王と呼ばれてる新ボカロ中心。もち、他メンバーも大好きですよ
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初描きカイト
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MEITO
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おめでとう、おめでとう。
今日は大切な記念日。
ありがとう、ありがとう。
かけがえのない「今」をありがとう。
貴方に、ありがとう。
偶然と運命と人生と、広くて大きな世界で。
貴方に出会えた喜びは、きっと大きくて。
私とキミはどの曲で、繋がったんだろう?
ディスプレイ越しのキミに、届いたのかな私の声は...キミにありがとう。
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恋人だから分かり合えるわけじゃない、だから言わせろ。
お前が決めたコースなのに、
「離れんな、歩くの遅い」
ホラーは平気なのに、虫が苦手。
「俺はお前の叫びが怖い」
おしゃべりなお前はいつも、聞いてくる。
「嫌いじゃねぇよ。出したら消えるから、行動で示すんだ」
「いくつ言ったって足りねえ」「言わなき...不器用の恋人
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丑
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レン。
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小さなブリキの古いロボ、昔々の思い出たち。
歯車の一つに埋もれている、小さく古い彼はね。
大きなのっぽのぴかぴか時計、その中に暮らしてた。
今は、もう動かない。狭い時計の中、ゆっくり目を閉じて。
誰かが拾うの待っている、古ぼけたロボなのさ。
彼の仕事は時計の中、歯車回してぐるぐるり。
時計の油を差し...小さなブリキのロボ
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むかしむかしの言い伝え。オトナたちが話してた。
お国の誰も知らない、深く暗い森の奥にはね。
一人でさ迷い歩いていると、聞こえる歌があるんだと。
ざわざわ囁く木々の下、一人の人間やってきた。
ずいぶん汚れた服装で、息も絶え絶え腹も減り。
上げた視界のその向こう、どこから、空から、うしろから?
それはか...迷いの森の姫。
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同じクラス、同じ番号、君が隣。
僕は窓際の端っこの席。
晴れた青い空、見上げてたら、声が聞こえる。
楽しそうに、お喋りしてる。
ただ君が、僕の、隣なだけで、運を全て使ったような、
有頂天な僕は、相当バカなんだろう。
でもね、それほど、君が好きなんだ。
突然かけられた声に戸惑う。「ごめん、消しゴム貸し...(non title)
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フワフワと舞う世界に浮かぶオトに。
空気に混じる小さな小さなオトに。
ららら、一緒に奏でてみよう。
ららら、楽しくなってくるよ。
踏みしめたオトの上、波打つガクフの道。
どこからか聞こえる、荒削りの少年声が共鳴する。
「キミハダレ?」
オトに、ワタシのウタをのせ。
ららら、ららら。
一緒に歌ってみよ...オト遊び
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初、ミクです。暗めで。
踏みしめた木の葉が泣く、この国の終わりを囁き。
ぱらぱらと降る雨の粒、積もるこの身に冷たさと悲しさを。
人の歩く道なら今はなく、続くは成れの果て。
またひとり、またひとり、私を置いていく。どうして何も残らない?
小さな掌じゃなにも拾えないの。風が囁く。
ああ、私は一人きり。
...プリンセス
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この町を、僕は卒業をという文字で後にする。
「しばらくはお別れだね」と、誰かが告げたさよならを春の風に流した。
いつかは来る別れ、早かれ遅かれたった今。
また季節は指の間をすり抜けて、ゆっくり流れてく。つかまらない過去だけを見送って。
また会おう。今はそれだけ言わせてくれないか。さよならなんて味気な...あたらしいセカイへ
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冬は寒いから、嫌いなんだ。君がいつか言っていた。
それは冬の前、思いが分かり合える前。
秋の初め、木の葉のように散る覚悟。
一歩のユウキを、思いにこめて。
きみはくすくすと笑って、手を握る。
いつの間にか葉に混ざり、舞ってきた雪。細い指が冷たくて。
吐く息白く、桃色に頬を染めて。
子供体温、と僕を笑...片方の手袋と、きみの手