タグ「初音ミク」のついた投稿作品一覧(954)
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地獄の底も天国の果ても
多分おんなじような場所だと思ってる
別になんてことない話で
子供のころ見ちゃいけないと言われてたものが魅力的に映ったり
不健康になってしまうからと離れてたものが急にやりたくなったり
結局落ち着いて考えれば全部不正解だった時の感覚
ちょっとしたたとえ話で
過去が内からよみがえっ...人間道
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正義という名のもとに
情報が人を殺す
誰もいなくなった監視カメラ
視聴率ゼロを目指す
正義という名のもとに
無意識に人を壊す
石を投げあう罪人同士
観光都市が腐る
情報の威力が化け物になって
真っ白な気持ちを濁らせる...情報が人を殺す
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それ以前とそれ以降の
物として語られてしまうのが
悲しい、悲しい。
次から次にやってくる
次が延期されて
次が中止になって
それでも次がやってきて
大きな穴と小さな人の関係性を
知らざる者になりたかった
それ以前とそれ以降を...それ以前、それ以降
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ご主人様行方不明
いつまで経っても帰ってこない
お仕事は管理業務
いつまで経っても終わりはない
お買い得とか知り合いだとか
ゴミ箱に入れるわけにはいかない
真面目にしてるの胡散臭いの
ゴミ箱を選ぶわけにはいかない
もしかして
恋人が出来たのかな...リビングデッドアカウント
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落とし穴を警戒する暮らしでは
ケガの対処に困り果ててしまい
落とし穴が少ない世界だと誘う声に
確率だけ見てアッサリ乗せられてしまう
可能性が低いだけなのだが
その後文句が出てくるのは当たり前のようで
当たり前ではないはずなのだが
その後誰もが見に来るのが予定調和のようで
予定調和ではないはずなのだが...お前の世界が見たい
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出来の悪いジョークを見たことを
出来とは関係ないところで言い放ち
出来の良い箱詰めの中でそれを聞く
出来の良し悪しとは何かを考える日々さ
マヒしてきたけど笑顔は変わらない
悪い子じゃないけどいい子でもない
くだらないけど面白くはない
分かりやすいけど何かが足りない
「手が届く位置にすべてがあるから
...「永久に無いものとする」
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消えた、何もかも消えた
そう思っても残ってた
駆けた、遥か向こうに駆けた
転んでいたら見えかけた
現実逃避の先の現実を
突然変異の先の常識を
笑う、何もかも笑う
そう思われても構わない
向かう、近くまで向かう
正解不正解関係ない...現実逃避の先の現実を
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心の中身なんて誰もわかるわけないだろう
見せようとしてどうとなる訳でもないし
照れや謙遜を脱ぎ捨てりゃ簡単だろう
でもそうすると全てが壊れてしまうから
面倒だ、面倒だ、面倒だ、もう駄目だ。
心の中身なんて誰も見せたいわけがないだろう
その瞬間モルモットにされてしまう訳だし
怒りや衝動で動かせんなら簡...夜の腹心
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ぎんぎらぎんで満開
お月様登場
闇はひとたび逃げ出して
辺り一面紫色さ
昼間よりも暗い、真夜中より明るい
今日だけの空気、吸い込んで寒い
妖怪でも出て来そう
もしそうなら挨拶しよう。
怖くはあるけど懐かしいな
声だけが鋭く耳に触れる...お月様登場
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教育が済んでいる鵜呑みソルジャーの群れ
隙間に入り込んだ報道ジャンキーの群れ
遠くに飛び火した極論モンキーのボス
シーソーをガタガタさせておちおち寝てられない
第何次思想大戦だ?何度目の物言い合戦だ?
右左上下右右左、バランス崩して体調もボロボロ
方向指示器の暴走じゃ心を開くパスワードになんかなりそ...第何次思想大戦
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同じ四角を囲い合ってさ
「この映像は僕が見つけてきたんだ」
これだけで人気者っぽく見える
気休めの言葉をかけてほしかった
会話になんかならなくてもいい
インターネットを使って
借り物競争を始めよう
互いにセンスを見せびらかして
仮面を付けながら踊るんだ
同じ資格を奪い合ってさ...インターネット借り物競争
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誰もが知るあの存在は
数年もすれば懐古の仲間入り
それでも活動は続けている
続きを確かめている
今は光が差し込んでいるけど
ここもいずれアンダーグラウンドに沈む
皆が驚く強烈さは
教科書にはない魅力のわだかまり
それでも文句を言う人が居る
教科書にはないものだから...アンダーグラウンドに沈む
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たった数人が喚き散らすから
面倒だ面倒だ、触りたくもない
黙らせようにも思い込んでるから
フェイクだフェイクだ、さっさと出ていこう
誰も知らない、誰も知らない、
消えたことは誰も知りようがない
子供はシールを大人はレッテルを
後先考えず張るだけで満足する
コンプレックス裏返した盾で
弱者代表となり鉄...シールとルール
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邪魔な雑草を抜いておこう
そしたら炎で燃やしちまおう
繰り返し毎日続けていこう
いつしか荒野が広がっていたんだ
監視と謝罪の嵐吹き荒れ
小さな落とし穴が形成されてる
添削と上げ足のつむじ風巻き
どろりと赤いものが点在している
誰もそんなもの望んでなかったはずなのに
終わりなんて意識したくなかったのに...期限付きの未来
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お一人様のクリスマスは
破壊したくて泣きたくて仕方ないだなんて言って
お馴染み自慢したがり現れ
本場じゃ家族で過ごすのが決まりだなんて言って
そのパターン大好きなんすね
いい加減古くなれ、いい加減古くなれ
そろそろ飽きたから、いい加減古くなれ
そこらへんの山間の地域は
田舎過ぎて集落だってもはや異国...いい加減古くなれ
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嫌なことがあったなら
表沙汰にする前に
合法的な方法で
大盛にしてあげよう
爆笑にはならずとも
印象的な方法で
こんなことがなかったら考えることはなかっただろう
地に足付いた愚痴
目が覚めるような刺激
口角を上げさせる波...ブラックジョークの効能
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争いの火種がたちまち広がる
声の通る奴らが主導権を握る
聞くに耐えない即時に訴える
黙り通す奴らの目くらましが光る
昔の僕らはこんな風に見てなかったような
扇動されても負けない心が欲しい
剣を捨てよ、盾を捨てよ、鎧を捨てよ、さあ行こう。
匿名を理由に無茶苦茶なことを言う
声の通る奴らが拡声器を握る
...剣と盾
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無垢な笑顔の看板娘と屋台に群がる疲れた男
寂れたガーデンに活気が戻ってきたんだって
見守り続ける野次馬達と考え巡らす管理団体
悪い害虫が付かないか心配なんだって
癒し癒され祭り祭られ
あの盛り上がりは何だったのか
ごめんね、私、このままじゃいられないみたい
ごめんね、私、このままじゃいられないみたい...デビュー前夜
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移動中、食事中、作業中、睡眠中
窓の外、耳の奥まで音が鳴る
楽しませたり、躍らせたり
浸らせたり、きらめいたり
とにかく動かしてくるのさ
和み中、喧嘩中、祝い中、無我夢中
丸くして、耳の奥へと音をやる
馴染ませてたり、泣かせたり
浸らせたり、終わらせたり
とにかく動かしに来るのさ...メロディアン
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立っている、闇夜の中一人、
女の人が街灯に照らされて、他に気配はない
晴れている、不気味に平和な道、
女の人が黒い服をたなびかせ、風しか行き来しない
人なのかどうかさえここからはっきりしない
だけど何だか興味を惹かれる後ろ姿
どこへ行くのだろう?
ここはどこだろう?
何しに来たんだろう?
何しに来た...闇夜町の女
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何もないと何かで埋め立ててしまいたい
余計なことを考えてしまう前に
何もないと何かで塗りつぶしてしまいたい
真実だとかを考えてしまう前に
無味が怖い。無臭が怖い。無音が怖い。無人が怖い。
箱の中に箱、その中身は空っぽ。
だからさらに箱、でも中身は空っぽ。
知ってるよ。でもなんか嫌なんだ。
無為が怖い...空白恐怖症
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何十何百時間とかけて作ったものを見せびらかそうたって
声がでかくて目立つ奴らのほうを誰だって見てしまうんだ。
私もそうだからすごくわかるし
そうでないやつのほうが素晴らしいことだってある
それでも
また今日も有象無象の一部か
そう簡単に終わらせてたまるか
私だけの宝物を作りに今日が始まっていく。
何...私だけの宝物
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全てが私の掌の上
全てが私の思い通り
全ては私の優しさの元
全ては私の思いやり
間違っている訳がない
世界が私を試そうとしてる
世界が私を黙って見てる
世界は私の為にあるのだ
世界は私を壊せない
影響力なんて知らない...全能
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同級生のアイツはいつの間にか栄光手にして
初恋のあの子はいつの間にか結婚していて
ずっと前を見てきたつもりだったんだけど
勝ちと負けを意識してこなかったからとか
余計なことを振り払うことができないまま
すっと静かに涙が流れる
同級生のアイツはいつの間にか天国に行って
喪服姿で顔を見合わせることで再会...××葬祭
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なんてことない一日だ。
安全すぎる一日だ。
投稿してみたいけれど、
投稿するほどのものじゃない
あっという間の一日だ
地味すぎる一日だ。
注目されてみたいけど
注目されるほどじゃない
何回やったって見栄なんてすぐはがれる
誰も知らないところで平和は繰り広げられる...テキトーライン
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グレーを黒く染め上げて
怪しい奴を締め出して
天国らしく振舞って
不自然なほど潔白で
ウィットに富んだジョークが
どんどん食い散らかされていく
急に怒り出す不特定多数
見たくもない見たくもない主張が強い世界観
見たくもない見たくもない灰汁が取れない自己主張
海の向こうでお騒がせ...不自然な白
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今から何を使えばいいですか?
これを使えば一番使いやすいよ。
初心者なんですどうしましょうか?
これを使うのが一番無難だよ。
イコールこれさ、イコールこれしかない。
最大公約数が暴かれて別の方法を使えない
突然変異の遊び心が風に吹かれて遠くの方へ飛んで行った
効率と正解が最優先で何も変わらない
拘り...最大公約数
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彼が見つけた。
彼とは違う人が広めた。
反応をすぐさままとめた。
噂を聞いた記者が載せた。
ただの流行りにしてなるものか。
ただの流行りにしてなるものか。
どうせ明日には忘れ去るとしても。
どうせ明日には忘れ去るとしても。
記事を読んだから。
彼女はいつも通り広めた。...拡散規模
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昨今の情報洪水によってホットな話題には
シロアリのごとき転載バイヤーが付きまとうようになり
地盤を食い荒らす。
昨今の情報洪水によって人気動物には
ハイエナのごとき密猟ハンターが追いかけるようになり
自然を踏み荒らす。
そこに優しさはない。自画自賛の心だけ。
そこに優しさはない。大切なのは自分だけ。...嫌悪のまなざし
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煽れ煽れ火を煽れ
危険なんだ火を煽れ
煙がこちらにやってくる。
火事の予防だ水を撒け
水浸しの母屋はカビまみれ
そもそも火なんか使ったことがない。
すぐに忘れる流行語
パンデミックなモチベーション
内なる悪意を正当化
センセーショナルがモチベーション...そもそも