タグ「曲募集」のついた投稿作品一覧(143)
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ほんとはわかっている
秘められた奇跡などないと
けれどもこの体が
留まることを拒絶してる
いくとこまでいったなら
悪い虫が囁く
いいじゃんそれだけで
いいじゃん悪くない
耳を塞げど
これじゃ物足りない...オルゴール
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発散発散ストレス発散
殴って殴って書き殴って
文字の世界で踊る跳ねる飛び越える
流行遅れのそのフレーズ
やめた方がいんでない
嘘何また流行るの本当
そうそれならば結構
ラッキーそうラッキーそう いえ意外とアンラッキー
七転八倒まだやる気? 無理無理無理無理向いてない
言う時間よりもやる時間伸ばしてこ...おいそういうとこだぞ、お前
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明日を憂うことも無い
ほんの小さな傷口に
ちょっと大袈裟な 包帯を巻いて
哀れを乞う姿はまるで赤子
そうして嘆いているといい
肥大した自己愛に押し潰されるまで
痛痛症候群
さあ気分はどうだい
不安や恐れ踏みつけて
灰色で這い上がれ...痛痛症候群
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森の奥には大きな睡蓮湖があり
私たちそこでお互いを知った
静やかに読書する横顔が眩しくって
木漏れ日のせいにして手をかざした
それから私たち
野薔薇と語らい
鳥の歌声に耳をすませ
若草の上で寝転び
木陰で秘密を交わした
ああ睡蓮湖の底に沈み...睡蓮湖の畔で
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出会ったと言えるかしら始まりはあの時
ストロベリーチョコを食べてた
電車で隣の席に座ったの
眠たそうにこちらにもたれかかったのを
口の中で蕩ける甘さと共に覚えてた
次はバス停病院のお見舞いに行った時
急いで駆け込んできて1つ前の席に座ったね
その日もストロベリーチョコを食べてて
妙な偶然あるものだと...神様はストロベリーチョコがお好き?
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アレ、アレってなんだっけ
思い出せやしないのなら
大したことも無い
荒野の果てにでも転がしておけよ
成れの果ての ダンブルウィード丸まっていろ
正解 不正解 決断できないで
期待だけつのる 心の売却
この度は残念でしたと
丁重故にやり切れない
あたしん頭の中...頭ん中のあたし
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幼い頃読んでもらった御伽噺では全て
お姫様は信じ王子様は抗い
やがて巨大な何かに打ち勝ち
ハッピーエンドを迎えた
いまここで手を繋いでいるのは
まあお姫様と呼べなくもない君と
とても王子様にはなれない僕
よく居そうな2人組だろう
もし突然に
世界中の悪意が噴き出したなら...ハッピーエンドになるように
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ポッケの中を揺らしたラブソング
ふいにおっきな声で響いて慌てたよ
私の体とりまくくらい
リピートしてた神様の歌
いつも勇気出せないままの 私の背に
もう そろそろじゃない? 囁いては 問いかける
ヘッドホンから漏れ出た流行歌
彼がちっさく頭下げては音おとす
私はそれを横目で見てた
彼もおんな...音漏れゴメン
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ちっさな音が心臓揺らしてる そしておっきな音が足元から響く
僕らの命まるで楽器みたい 奏でて重ねいっこになるよ
指と指を 絡め合わせて 繋いでいく
今 生きてる音 いつか消える その音を
一歩がまるで見えない先みたい それが十歩になると異なる星の中
歩み進める距離ではないと 首を振ってはたたらを踏ん...芽吹く種音
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ノートの端に黒いぐるぐる描いて
失敗した人生はこんなもの
勝ち組を眺めては
成り代わる夢を見た
きらきら光ってるよ
マジできらきら光ってるよ
花背負っちゃって
匂いまでいい香り
恋なんてせずにいきたい
愛なんてせずにいきたい...恋やら愛やらというものは
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ねえ、失敗しちゃったの
何度も書いては消すメッセージ
何十分も同じことを繰り返して
結局画面を消した
じくじくする胸を
あなたの温もりで癒してほしい
言葉はなくてもいい
ただそばにいて欲しい
だけど
涙流して汚れたこの顔を...可愛くない、私
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花も恥じらう恋する乙女
少々の無茶ぶりも応えちゃう
これ頼めるって言われちゃったら
しっぽ振り振り了解です
そこに割り込む御局様
確かに仕事はできるけど
聞けないこともあるもんだ
は?やだし
恋しないなんてないないなない...やだし
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深夜冴えた瞳持て余し
温いシーツを抜け出して
特に欲しくもない珈琲を
買った午前二時のコンビニ
どこにもいたくない
そう思い始めたのは
いつ頃のことだっただろうか
ここは私の居場所ですか
明日世界中が特別優しくて
微笑みと共に手を差し伸べて...透明人間になりたい
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夕暮れ時 目眩
喉を震わせるため息
今も終わらぬ内に
次を憂いていた
窓の向こうの地平線は
太陽に喰らいつき
満足気に輝いてる
明日の自分はどこで産まれるの
日付変更線のド真ん中?
ticktack ticktack...busy as a bee
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繋いだ手を離さないと囁いた人は
ある日虚しいと背を向け去っていった
空っぽの手のひらを握って開いて
冷えていく温度を感じていた
思えば小さな子供の頃から
背中は遠くなるのを見守るものだった
抗うでもなく受け入れて
ただ小さくなる背中に手を振った
さよならさよならさよなら
縋り着いて...空っぽペールブルー■
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見えない刃を恐れるあまり
敵(かたき)を自分で作りあげ
先に刃を振り下ろし
涙見せて被害者気取る
傷つけてもいい人間を
無意識に選んでない?
理由も知らぬその人は
傷口押さえ泣いてる
そうして全てを切り捨てて
後から後悔するんでしょ...卑怯者
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全ては約束されたはずだった
穏やかな日々の中
僕の五感はあの子を感じて
幸せを世界に刻むのだと
この腕は君を抱きしめるために
いっぱいに伸ばしたのに
砂をかくように 全てが零れ落ち
そして僕の両腕は感覚を失った
平穏よお前は代償に何を願う
愛するものの姿が世界に響くなら...代替え互換
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受け取って 終わりの初め
急に酸素が薄くなった 空の上みたい
息継ぎができる場所なんて どこかあるかな
どっか無理してた 群れの中
逆向きに飛ぶ 一人で
こんな退屈な世界
変えようとして羽ばたくけれど
まるで勝つことができないでいる
雨に汚れ濁った蝋細工の羽
ね、とっとっとって翼をとって...ね、
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不器用な桜が 一つだけ花開いてる
待ちわびてた僕と同じで 早い目覚め
くすぐるような微風吹いて 花びら空に舞う
花占いしようか 表と裏で全部選んで○
春が囁く音はカラフル
ほら蝶々が桜にkissをする
はばたく風は 新たなチョイス
僕の手に運んでくる
おろしたてのスーツ 背中をまっすぐに伸ばす
カー...Colorful new world
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積み上げた計画はおじゃんで
伸びきった爪を噛んだ
間違って鍵開けた窓で
エラーが続いている
ひとりぶんに見合った
才能ってやつが
僕にはなかったんだ
それですませられるわけがないだろ
声にならないlongsout!
どこだかで沈殿している...凡庸遺伝子(コモンジーン)
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爪痕くいこむくらいに
妬んだ知らぬ人
手のひらを叩きつけては
よこせと叫んでた
血を吐く位に求めていたのか
ほんとのところはよくわからない
同じ位にはじめてた人が
同じ位のがんばりで上にいく
指先鍵盤叩いて
泣き散らかす我武者羅に...嫉妬
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捻じくれた街 人は流れ迷わされている
進化は止まり歩くことも忘れかけはじめ
涙流したAIの家畜に変わる前にどうか
誰かよ世界ごとかき混ぜて
隕鉄はピアノを掻き鳴らし
とめどない世界に音楽を
恒星は踊って歌うたい
何気ない毎日明るく照らしてる
鬱屈してる時代どこか捌け口を望み
強者の振りの弱者いるか探...小宇宙ヒーリングロッカー
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地球に掃除機かけてしまおうぜ
どうせ世の中ムカつくことばかり
一風呂浴びたい気分
ちょっとはさっぱりするってもんでしょ
だけどどこかの誰かが善意を叫ぶよ
諦めるのはまだ早い
それが僕の脳裏に木霊して
nononono...
青いノイズ 僕を諫める
inspireはhollow...青いノイズ
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あなたは前だけを見ている
足元をきにかけないで
狼に似ている瞳で
誇り高く遠くを見つめて
あなたは花を踏みつけても
そこで止まらずに前に進んだ
その足を私は憎んだ
振り返らないことを憎んだ
花と狼
生き抜くままに生きていけ...花と狼
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もっと輝いていこうぜ
もっと瞬いていこうぜ
月を乗っ取っちゃって
光る夜空のRock'N'Roll Show
星々を足蹴にして
渡っていくSilk Road
予定通りの時計はならず
神さまは大慌て
粉微塵の星屑かき集め
おっきな星作ろうぜ...真夜中のRock'N'Roll Show
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単身先駆 一理八目
恋してるなんて言っちゃってないで
精神回路 無限回廊
まったりしてるうちにいいね押せ
不信全霊 不安倍増
生憎自分は売ってないんで
押してけないなら あっちいっててちょうだい
文字歌って 私笑って
エモーションが拍手する
ねえ 打ち合おうよ...文字ライブ最前線
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今年の春 庭に植えた
花の名前を君は覚えてる?
君の瞳を奪うように
とびっきりの魔法をかけたんだ
花が咲けば 図鑑持ち出し
教えてあげるよ
この花の名前を きっと
赤く色づいた カランコエの蕾は
知りたがる君の
興味をいつまで惹いていてくれるかな...魔法のカランコエ
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月も見えぬ 昏い夜更け
僕はひとり彷徨ってた
まるで印がある様に
あちらこちらを確かめて
闇に紛れた黒烏(くろからす)
今宵はよい夜(よ)と喋りかけ
そうですねと返そうと
僕は間抜けにカァと鳴いた
さあ 夜行性な僕たちは
深い思想へ繰り出そう...夜行性少年
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あの青い鳥は
どこかへ行ってしまうの
幼い娘は 空を指さして訊いた
住みやすいどこかへと 渡るため
そんな僕に 目配せして君は語った
青い鳥たちは 願いを叶えながら
たくさんの夢をまもってきたんだよ
物語のように
突然姿を隠すのは自分のためじゃなくて
夢を孵すためだよ...雛の夢
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鳥は歌い 命告げる
ここにいるよ ここにいるよ
花は香り 行方告げる
ここにいるよ 次のために
残してゆけずに 涙濡れても
いつか続くよ 誰かがきっと
僕は今 生きているよ
群青続く 空の真下で
高い空から 降り続く雨は
全てを伝う ただ平等に...全てに伝う