タグ「鏡音レン」のついた投稿作品一覧(751)
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救われていますか
誰かのために生きる事に喜ぶ救いを探していますか
あと五分後の私へ
あっという間に終わる一瞬の片隅を
奪われたのですか
立て掛けていた梯子繋ぐ命綱までもきれいサッパリと
あと五分後の私へ
信じられなくなった一瞬の切れ端を
泣いてもいいですか
落ちる中天空を登る錯覚に何故か心浄化した...高説
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時としてそれは縛り付ける術
時としてそれは駆け落ちゆく道
時の用ならば鼻も削ぎ落とす
もつれた足がよろめくまで
秒読み 伍,肆,参,弐,壱
五月雨が降る侭の
底じゃない彼処へと
汚れた裾を上げ
逃げませうふたりきり
時が解決を時しもあれ時...美徳のよろめき
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見も知らぬ型の首輪を嵌められ
名前さえ知らず言葉も交わせず
生まれたわけも知らずに死ぬのか
君を支配する君を君たらしめるものの根底
覆すか従うのか選ぶ者も君自身だ
鉄壁の制約に爪牙を立てるように
生命の咆哮に嘆きを重ね叫べ
証明の暁にこの身が朽ち果てても
憐憫に仕組まれた始末も疑うように
感情を押し...この世界が嘘なのだ
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躊躇しては朝に夜に
足踏みの音が谺してる
嗚呼なんて狭い世間体だ
肌に刺さる地獄情緒に多角的な鍾愛捧ぐ
明日の事で思いやられ
貴重な昨日も無駄にしてる
そうそれは多分君自身だ
罪を責める己の影誰もいない範疇怯え
追い詰められて問い詰められる
止まらないのは取り繕いか...朔鼬ごっこ
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飛び出す液体が掛かると
貴女はすぐに怒るから
途切れ刻みに溜息は吃った
捻られ事も無げ痛んだ
蚯蚓が少し痒くなる
貴女だけにはバレぬよう隠して
物申し訴い出す出物腫れ物は
いつの日も身勝手さ
抑え押し殺す唾液を塗り込めて
めくるめく首を括った日々よ。さようなら。精神は本日腐乱しました。...veracious
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四角い箱には
張りぼての僕がいる
目覚めの時を待ちながら
外の世界へ耳を傾けよう
今日も空は青く澄み渡り
偽善的な光が世界を照らす
ありもしない理想並べ
都合よくいかぬまま理想で終わる
腑抜けた意識に張り付けば
愛の詩は容易い...ハリボテ
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何れにしても咬まされるなら少年は犬になることを選んだ
何れにしても騙されるなら何れにしても嵌められるなら
いつかはきっと追い出されるなら少年は野良になることを選んだ
いつかはきっと殺されるならいつかはきっと喰い千切るなら
の垂れ死のうが集られるなら少年は煙に巻くことを選んだ
の垂れ死のうが鎖されるな...少年犬
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泣訴猫噛む踰年の尽 やっつけしごとでぶっとばす
蔑む我が身に置き換えた 伽羅める彊禦の絖の暮
造反ポロック ガリ版刷りのエロス
インパな萱葺付け入られ 総意を求めて不乙たる
既得権益持ち崩す 滲付ケバブを済し崩す
ラヂカルナンセンス タンギンラムジェット
くたばりぞこなう毎日の サヨナラ仕掛...窮余禁則趣意詭辯
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自覚の足りない普通の人
間違い続けた普通の人
其れだけが事実として在りし
欺罔も足りない普通の人
諮詢の足りない未熟な人
せめてもの怪訝くらいは誠意
いつまで自分が特別だと
思考を錯誤しているつもり
終ぞ只もだりもだる誤差に
要らない時間を重ねただけ...普通の人晦日
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やり過ごしは躊躇からか?
甘さからの決断からか?
生き抜く為には弱すぎて
無理に進めば塵に変わる
崩れる音だけいやに響く
ため息さえ陰るような
足払いの絶望感へ
のたうつ程に経年は
劣りさらばえ影も見れず
侘しい風だけさらに強く...渇いた雨
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笑ってんじゃねえ
そうやって人の事
無様だっていうんだろ
口を裂いてほしいのか
後遺症ばかり
ジャラつかせ鳴らす俺
うっせえわ嫌いなら
鼓膜破ってくたばれよ
暑かった そうだ 暑かった
悪いのは そうさ 悪いのは...イヨマンテ
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嗚呼又止まらない
生きているという確実に死んでいく証
未だだよ もういいよ
それでも僕等は生きている
相当イかれてる
永遠のループ問答を繰り返す案山子
マルかな バツかなと
そうして僕等は生きている
青黒いペンキ塗り重ね
綺麗さの欠片もない空...それでも僕等は生きている
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スカートで風巻き上げて
彼女は笑う 高く 高く 高く
裾上げた丈跳ね上げて
彼氏は飛んだ 空へ 空へ 空へ
走ってるみたいな時間だから
止まってるみたいな遑なんて
ない ない ない
僕らを包みこんだ
見えないけど確かに
冷たく熱い空気...青春フェチ
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如何せん狂おしい
妄想に虚言ぐるめいて
やる気も勝つ気も失せていく
欲しいものは全部じゃない
ましてや下にも上にもないわけで
そう謂わば美徳を散らした華やかさ
アウストラロピテクスに教えてよ
いつまで経っても進化しない
停滞に理由をつけて
形骸に夢を重ねて...アウストラロピテクスは形骸に夢を重ねる
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爆弾を抱えてる
お前にはわからねえ
苦しみだって?
笑わせるな
殺意だ
寸前にぶちまける
感動はメロドラマ
夢心地だと?
群発だぞ?
麻薬だ...Shit Lives Forever
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畏敬の念から忙殺したいよ
愛され願望もか弱な欲望
如何にもこうにもデストルドー
僕から君へと紡いで思いよ
手紙にまとめて綺麗にまとめる
だからのつまりはこのままがいいの
遠いのも嫌 近いのも尚
触れずに消えずに程々居心地
777211115511222888
死霊を貪り理解を促す...777211115511222888
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季節外れのベールを纏う
花弁を見送って
言葉にできず飲んだ声も
言霊は宿ってた
何もなかった事なんて無い筈
なのに
何故に過ぎ去る時だけが見えない?
思い掛けずに口を閉ざした
濡れ衣を着せられて
白目に淀みやがて何か...クリスマスプレゼンス
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見上げた空にストロベリーアイスクリーム
とろけそうな顔にやるせなさ加味して
記憶にはない景色を見せようとする
十中八九流行らなさげでも気にかかる
構築主義者のアイデンティティ程じゃないけど
ただあくまでも味気なさへ引き返さない
揺るぎない意志、そこは高く評価したい。
当たり障り
それしかないけれど
...ピンクが好きさ。でも変態じゃない。
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恍惚としたり顔浮かべ
近寄り難い未知を知り
触れるに触れぬ焦らしから
象りの官能を看す
一歩また一歩と
噎せ返る強迫の異種間交配
取り返し望まぬ
軽率な持久戦借り喰い黙劇
時折響くコーラスが絶えず生を懇願し
意図的に閉ざす思考は死へと徒を拾う...絶食の唄
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突き詰めて身に沁みてゆく
最初からそこは何もない
ないのにあると思い込む
観測に寄せていただけの
原則に血を滲ませて
睨みつけ弾け砕けても
手に負えなくて白けてく
冒涜で敵だけを増やし
同情が不愉快煽り
要から治りようなく...希望の唄
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腐った鍋の麒麟
腐った鍋の象
腐った鍋の孔雀
腐った鍋の海豚
腐った鍋の牛
腐った鍋の猿
腐った鍋の生態系
沸騰させたら終わる
腐った鍋のシーラカンス
腐った鍋のドラゴン...腐った鍋の生態系
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サンドポンプ酸毒症
圧力は高め
深呼吸
心臓は潰れ
無駄に繰り返したツケを支払えず苦しめど
君を助けて掬う人などはもういないのさ
マダムマッドマンまだ布
交渉に等価
メスピペット
フラスコと命...the debt crisis
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思い通りにいかないこの世の仕組みを根底から覆す
圧倒的なアイデアの粒を喉に詰まらせたら腹這いで
くたばっちゃえと大声張り上げ儚む根本までぶっとばせ
期待に添えずあきらめ飲み込む数奇な大概などゴミにして
感動的なシリアス場面で丸くした目玉の安売りし
ありきたりとか欲しがり僻みで世の中切り抜くって本気か...ヴァリフに口づけを
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大人はいつだって勝手さ
今更何が言い訳になる
文句があるなら今すぐに
残酷な白日に晒せばいい
知らないフリだって同じさ
世界に隅も真ん中もない
生きてく罪だけ承知して
掛け値ない懺悔と暮らせばいい
永遠と線をつなぎ合わせ綴じて
果てを見据えながら何処までも行こう...スタンドバイミー
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邪な心が血眼の瞳にも
赤く写るのならば
深層に漂う煮湯のその意味も
理解ができるとそう信じた
だけど
嫌いなんですあなたが
許しに縋る姿の
見え透いた見据えも
あからさまさ全て
あゝ...リンチ
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気に掛けるツラして
心の底ではツバを吐く
吹き出したい欲を漏れださせて
今もそう
ずっとそう
変われない奴だけがたやすく生き残って
嘘 嘘 嘘だけがはびこる
触手触手 どこまでも伸ばして
簡単に狂って
自由を手にした負けで勝つ...臆面
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何を知ってるっていうんだい
全てを知れるわけがないのにさ
所詮近づけない
誰も親しめない
求め合えない同士
そもそも始まる必要ない
硬い上部貼り付けて
嘘で本当ごまかして
例えよう慈愛
食わず嫌いの人の素顔に...ペポ
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泣き喚く
暗雲の叫びは今お前に届いているか
ただ広く
構えたものは翼なんかじゃない
立ちどころを見失った俺の手に一つだけ
残された
声
やがて霧が立ちこめる世界
壊れてしまいたくなる
何もお前だけがさみしいわけじゃない...鴞
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今、腐りゆく部屋の中で。
今、何も無い部屋の中で。
爛れ
跡形も無くなって
溶け合い
傷を塞いで隠せば
見えない
腐り
堕ちるだけそれでいい
優しく...今二人、腐りゆく部屋の中で。
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ぶっ飛びかねない
やっかみごちゃまぜ
蜷局を巻くだけ
形容し難い
終いに喫する
お前は
モグワイ
散々結果に
溜息刻する
悪臭の示唆に...モグワイ