見も知らぬ型の首輪を嵌められ
名前さえ知らず言葉も交わせず
生まれたわけも知らずに死ぬのか

君を支配する君を君たらしめるものの根底
覆すか従うのか選ぶ者も君自身だ

鉄壁の制約に爪牙を立てるように
生命の咆哮に嘆きを重ね叫べ
証明の暁にこの身が朽ち果てても
憐憫に仕組まれた始末も疑うように
感情を押し殺すこの世界が嘘なのだ

あの日みた空の景色の理由も
気持ちの揺れも言葉にできない
流れる水が涙とも知らず

死さえ奪い去る摂理の上蠢くものの存在
想う心何処へ行くか君は全て君の物だ

暗黒の感情に大愚見立てるように
諦めに苦笑う恥さえ焚べて燃やせ
元凶の悪辣に憎悪を掻き立てられ
眼前を見失う自分も見つめるような
闘いの火蓋落つ立ち塞ぐ敵は誰だ

少年は空を見上げる
悲しみが星になるまで
今だけが嘘じゃないなら
思い出は忘れないなら

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

この世界が嘘なのだ

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投稿日:2022/04/01 21:44:14

文字数:370文字

カテゴリ:歌詞

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