タグ「ロック」のついた投稿作品一覧（8）

【A】
モノクロの雑踏を 急ぎ足 すり抜け
蹴飛ばした葛藤も目を閉じて見ないふり
誰も 皆 きっと そう オトナぶった顔で
言い訳 理論武装 予定調和のシネマ
【B】
この街じゃ 最近 騙し騙されなんて
悲劇ですら 最早 なくなったらしい
だったら もう イイコでいたら損するだけ
だから イキましょ...

【A】
紅い月が 嘲け笑う
この身 焦がす この衝動
甘く薫る 罠の果実
触れられない 硝子の花
【B】
ねえ お願い 気づかないで この想いに
【C】
いっそ もう 塵になろうか
君が汚れぬように...

【C'】
桜 ひとひら 想いを乗せて
君に届け この花吹雪
【A】
流る 風の音と 春光よ
咲き乱れ 匂い立つは 曙に
色を染め重ね 鮮やかなる 花弁のように
焦がれ募りゆく この想いよ
舞い舞え 花吹雪
【B】...

【A】
Cry out！ 夜を滑る
Light upされたノイズ
Lo-fiなこの街で
High tuneな夢に溺れる
【A】
だいたい 興味もなくて
大概に麻痺しきった
平坦な“今日(イマ)”と“明日(ミライ)”を
合切 壊してあげましょう...

蘖＝切り株などから生えてきた新芽のこと。春の季語。
烟る＝新緑の鮮やかさに淡く視界が霞んで見えること。
朱の鳥＝鳥居の隠語として。連なりて、や遙かに果てしなく、と続くのは、イメージソースが伏見稲荷の千本鳥居の幻想的な景色だからです。
いざ～ばや＝「さあ、～しよう」という意思を意味する古語。
光へ暁の...

【A】
蘖の萌え出で 烟るは朱の鳥
連なりて誘い 嗚呼 彼方へと導いてゆく
【B】
朝露の 吹きしく風に浚われて
緋の雫 涙なぞりて降り注ぐ
【C】
いざ参らばや 焦がれし 光へ暁の失せぬ間に
時の間 現 偲び 呼ばうは恋しき君の名よ
いざ帰らばや 通路 分かつ門 閉じぬ間に...

【A】
衝動 昂(たかぶ)った 情動 目覚めていく
相当 燻(くすぶ)った 葛藤 押し潰せ
ああ、何だか酔いそうだ 扇動“欲しがる”声
導火線 着火OK 本能 呼び起こせ
【B】
「始めようか！」
「ついて来いよ？」
「天国へ、ご招待。」
【サビ】...