蘖=切り株などから生えてきた新芽のこと。春の季語。
烟る=新緑の鮮やかさに淡く視界が霞んで見えること。
朱の鳥=鳥居の隠語として。連なりて、や遙かに果てしなく、と続くのは、イメージソースが伏見稲荷の千本鳥居の幻想的な景色だからです。
いざ~ばや=「さあ、~しよう」という意思を意味する古語。
光へ暁の失せぬ間に・黄昏 夜に溶けぬ間に=暁が終わって朝が来てしまわないうちに・黄昏が終わって夜が来てしまわないうちに。暁や黄昏は黄泉と現世の境界が曖昧になる時間であるという通説から、相手のところへ繋がりやすい時間であるうちに、という意味で。
通路 分かつ門=黄泉と現世を隔てる門をイメージ。
杜鵑=死者の魂が変化した鳥であるという逸話から。
関の御山=こちらも黄泉と現世を隔てるもののイメージ。
名残る日を=沈んでいく夕日と、現世への未練のふたつを意味して。
むばたまの=闇や夜にかかる枕詞。
虎鶫=“よみじどり”という異称から。
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