タグ「歌詞解説」のついた投稿作品一覧(3)
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【A】
(風が吹き)薄雲が棚引いて、
そよいで揺れる桜の枝に、朧に霞む糸のような細い三日月が引っかかって見えます
明かりを灯しては陰ってと遷ろいゆく(月の)満ち欠けは、
まるで毎夜のようにただ(貴方を想って)千々に乱れていく私の心を映すかのようです
【B】
(その頃までには帰ると)約束したはずの待宵...月影、何思ふ・現代語訳
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当代の王家には二人の王子がいた。
聡明で文武両道だけれど人を寄せ付けない冷たい気性と美貌の兄と、身体は弱いながらに愛らしく心優しく明るい気性で人望の厚い弟。
兄は身分の高い第二妃の、弟は身分は低いが王の深い寵愛を受ける正妻の子。
それでも二人はとても仲睦まじく育った。
愛らしく穏やかな弟王子は感情の...魔女の奏でる太陽と月の歌劇(オペラ)・物語背景
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蘖=切り株などから生えてきた新芽のこと。春の季語。
烟る=新緑の鮮やかさに淡く視界が霞んで見えること。
朱の鳥=鳥居の隠語として。連なりて、や遙かに果てしなく、と続くのは、イメージソースが伏見稲荷の千本鳥居の幻想的な景色だからです。
いざ~ばや=「さあ、~しよう」という意思を意味する古語。
光へ暁の...みやまいり・解説