曲を基に妄想をして、有りもしない話を拵えるのが好きな、楽曲派ヲタク。絵を描くのも好き。 ▷特に好きな合成音声 巡音ルカ,結月ゆかり,猫村いろは,波音リツなど ▷好きな曲のジャンル・ボカロP VOCAROCK,VOCALEAMO,ドラムンベース,エレクトロ・スウィングなど 青屋夏生,LIQ,niki,午後ティー,wowaka,ゆよゆっぺ,mayuko,上崎はやみ,それっぽいPなど
プロフィールを見るイチオシ作品
投稿作品3作品
もっと見る-
〔―――い、おい。しっかりしろ、アリス〕
そう、この声。あの人が私を呼んでる。答えないと。
「…あれ、私、何で?」
〔良かった、気づいて。気、失ってたよ〕
気を失ったことで逆立ち張りつめていた神経が落ち着いたらしく、自分が見た生々しい映像は頭の中に刷り込まれたらしい。
「私、あなたと付き合ってたんだ...時空を超えて・後半
-
最後の記憶によると教会の中にいたはず。だが実際はゴーストタウンのような街にボロボロなウェディングドレスを身に纏った状態で私はそこにいた。
「おかしい…」
そう呟いてみても曇った空に吸い込まれるだけ。辺りを見渡すと、建物は崩れて元は何の建物なのか検討がつかない。私の体はそんな現実とは不釣り合いなほど綺...時空を超えて・前半
-
きっと月夜はそうだった
流れ星を見つけて手あたりしだい
手を組んで、目を瞑り、
ぱくぱくと口を動かしていた
笹の葉さらさら
風に揺れ
短冊一枚舞ってった
あの子の書いた桃色短冊
藍に溶けて舞ってった
「わたしの願い事が無い...月と流星、ネガイボシ