タグ「初音ミク」のついた投稿作品一覧（25）

青の世界の その果てに
気がつけばまた 佇んで
時の流れに許されて 何になるのだろう
愛してほしい、と呟くことも
色を忘れて 降りしきる 想い出の雨
それはわたしを 今も裂く欠片
あの日の言葉 責めるより ひとり傷付こう
前を向けば 空しさが募るばかり
泣き腫らした夜の数 散らばる希望の破片
まだ歩...

巡り合わせは徒に　朝な夕な惹かれ溺れた
影追い慕う日々を　戯れに縁と信じ
何時しか憧れは　胸を包む火群と変わり
痛みにも絆されて　絶えず燃ゆる恋病
月の影に伸ばす指は　空を割いて痕を残す
〝人目忍び泣き明かさむ　両の眼つぶるまで〟
――煩う病が咎なら　いかで許されん――
〝思ひ乱れてなほ恋し　狂ひ咲...

キミにメールで　「おはよう」の目覚まし
朝の日課　今日も完了！
寝ぼけた返事　打ち間違えも可愛い
ねえ、会えるまで　あと何分？
寝グセ残ったキミの左が　私の居場所だからね？　…なんて！
好きで好きで好きすぎて　どうしよう！
こんなに好きなのは　キミだからなんだよ
何年経ってもずっと　変わらないの！
...

目蓋を閉じて描いていた　幸せばかり探していた
夢じゃないと信じたくて
明日の先の探し物　本当の笑顔は　何色に見えるかな
見えないなら色付けて　空に浮かべよう　心の目印になる
誰でも涙持ってるように　誰でも笑顔持ってるから
夢もいつか終わるのだと
明かり消して窓開けて　星を探すなら　ひとつでも笑いたい...

Amelo
離れていく　あなたの視線に
気づかないふりして　腕に縋った
ルールのような　おざなりなキスね
手に入ったらもう　興味はないの？
Bmelo
駆け引き繰り返し　あんなに焦がれても
煩わしいだけに　変わってしまうなら
Cmelo
せめて笑ってみせてよ...

飽きたなんて理由　ウンザリしてるの
どうせ本音でさえも持って　ないんでしょ
それくらい分かってる　きっとばかな女が　騙されただけ
縺れ合った赤い糸　たぐり寄せ幸せを探す
男（ひと）のせいにしては　明日に夢を見たりして
割れたハートの欠片は　どこに捨てられてたとしても　使用済
それじゃ流れ通り　サヨナ...

ソウイ　ゲンザイ　ヨウイ　コウカイ
フシン　カクシン　キカン　メモリドーリ
宿す　歴史を繰る　浮かぶ　生命の光
拍動の氾濫クラッチ接続　感知改悪テクノロジー
螺旋階段の回帰エレベータ　行き先は《０》望むならば
壊す　孤独の果て　触れる　因果の導
万物の同義はプレースホルダと　真理証明タイムアウト
フ...

〈間奏部コーラス〉
甘くて甘い恋愛ゲーム　駆け引き弱いけど本気なの！
〈Ａ１〉
「正直な人だってウソはつくし　誠実な人だって騙すんだよ」
溜め息まじり呆れ顔のあなた　「あれ、また何かされた？」
〈Ａ２〉
「そんなところがほっとけない」なんて　「おだててるでしょ？」「そうだよ」ってそんな…
「何も出な...

シャッターの音が響く　いつもと違う教室を
満たしてる笑い声に　追われるように駆け出した
ひとりきり小さく息を吐く　屋上手前の階段
幾度となく隠れては泣いた　この場所もお別れだね
繰り返す毎日の終わりなんて　いつまでも来ないと思ってた
強くなりたいなんて願うだけで　心だけ卒業できずにここに残ってる
『...

まだ今も息をして　明日に怯えてる
昨日に魘されて　長い闇の中
痛みを知る程に　強くなれるなら
どうして頬伝う　滴止まらない？
誰かの背も見えぬまま　どこを向けばいいのか
あてもなく彷徨っては　流されるだけの日々
涙いくつ零しても　救われないこと知っていた
それでも未来へどこまでも　続いてる道がある
...

まだ君が傍に　いるような気がしてる
あちこちに君の　影が残ってるみたい
「さよなら」と言わず　「ありがとう」と笑った
あの時の声が　ふと浮かんでくるんだ
「ずっと一緒だよ」　なんて無邪気につけた
手帳のハート　破り捨てても泣きそうだよ
君がいない日々に　『いつもの場所』なんてなくって
きゅっと胸が痛...

赤い糸切れてさ　こっそり陰で結んで
だけどすぐ解けて　そこ見られサヨナラ
もう恋はしないと　涙拭いて這い上がり
ふと視線絡んで　また恋に落ちてく
恋なんてそんなもの　割り切れるならいいさ
そう上手く行かないね　何もかも
君が望む明快な　ハッピーエンド・ストーリー
きっと描いてみせるから　ずっと傍にい...

絡んだ鼓動に吸い込まれ伸ばす指先
（わたしに呼吸（いき）を　水面を指す指先）
重なる心音（ノイズ）　目覚めに揺られて
水底を　たゆたい照らすの
瞳の奥に　描いた鏡像
触れるような　視線で
私を　救い出して
絡める掌溶け合ってふたり繋がる
（あなたを求め　響き合って繋がる）
交じり合う色　温もりに委ね...

キミをデリート　ボクの軌道上
廻る廻らす　アイ（哀）をインプットした　ココロの果て
ガイア導き　微笑うフローラ
紅く煌めき　蒼く瞬く
宙を翔るは　躍る踊る環
『起動』―『切断』　歪んだ軌道
機動演習　開始のブザー
アイデンティティ→Ｉ(愛)……？
ボクをデリート　キミの軌道上
廻る廻らす　アイ（哀）...

ＮとＮが惹かれ求め合うように　どこまでも不毛な痛みを舐め合う
歩幅を合わせればぎこちなくて　話を合わせれば噛み合わない
この歪んだ関係が愛しい
温もりが離れるのを恐れるだけ　慰めを枷に変えて繋いでいる
「…愛して」
生温い腕の中で呼吸を知る　心の落とし穴を埋め合うように
「…愛して」
同じサイズの入...

「探し物はどこにありますか？」　記憶の受け皿を逆さまに
濡れた思い出が砕け散る　隅まで探しても何もない
無くしたくないと抱え込んでいた　宝物はこの腕で消えた
この手はいつしか世界の流れに　しがみつくために大きくなってた
痛みを押し殺し上を向き　毎日をさまよい前を見た
幼子よく似たこの世界　あやすよう...

いつものように　迎えたはずの夕飯時　覗きこんだ
冷蔵庫は　冷えているだけ　なにもない
着替えを済ませ　飛び出した道すがら　電灯の下　
ふと開いた　財布の中　なにもない　なにもない
ゴハンはもう炊き上がるのに
何で食べればいいの
最後の手段だけれど
でも　仕方ないね
らいすゴハン　らいすをおかずにして...

la la …
金曜日の午後　時計が気になる
君との約束まで　おおよそ３時間半
久しぶりの　恋愛だったから
舞い上がる気持ちを　抑えきれそうもない
このままじゃ　依存症
別に　それもいいけど
しっかり　強く繋いだ手を　離さずに
ちょっぴり　退屈な時間も　心地いい
やっぱり　軽く辛いだけの　話なら...

天井には　もう誰もいない　笑い声が　ぐるぐると回る
「悪い夢を　見ていたようだね」　右目の無い　獏が囁いた
縋る縋る　声に縋る　声に？誰の？　獏が笑う
「おいでおいで　俺の元に　食べてあげる　だからおいで」
どこを見ても　誰ひとりいない　枯れた声で　誰を呼べばいい
「あんたならば　助けてもいいよ」　...

旋律の　透き通る蒼　照らし出す　階段の先
創世に　砕け散る彩　閉ざされて　乱反射する
ゼロを映す瞳　どこに行けばいいのかと
深淵に委ねたココロ　廻る問い掛け　答えも無く…
蒼ノ光ニ　コノ歌ヲ捧グ…

喧騒に浮遊する　殻とレンズ
静寂の声　音速の眼
都市は蠢き　エンハンスを強要
"Ｉ"に呑まれて　しまわぬ自我の淘汰
回避するエゴ　走査線千切って
ブラウン管を　超えた先へ飛び込む
遮断した虚の核　触れてノイズ
"Ｉ"の陰影　繋がれた無
都市のさざめき　摂理ごと遮る
因果は薄れ　自身の記号を陶冶...

Ａ１
「本気よ」なんて　嘘をついたり
「嘘でしょ？」なんて　本気だったり
Ａ２
どっちでも　同じとこに行きつくから
いつまでも　アキレスは亀に追いつけない
Ｂ
愛されないのなら　愛せばいい
それでいいよ、なんて　「嘘でしょ？」
Ｓ...

→闇に浮かんだ　この身体に
　　鼓動照らして　混じり合うの←
「――ワタシニ」　流れ込む　記憶
「ワタシ、は」　分からない　まだ足りない……
身体に　沈む音　デジャヴの拡散
染み込む　世界ごと　飲み込んだ声
またひとつ　私へと　かき消えていく
「わたし、を」　満たしてく　記録
「私は――」　溢れ出す...

柔い風ホーム抜けて　ふわり君の髪撫ぜる
白線を踏んで歩く　僕らを導くように
飛行機を眺め君は　「もうちょっとだね」と笑う
ちぐはぐなほど大きな　キャリーバッグ引っ張りながら

抜けるような青空に　うっすらとかかる雲
小突きながら手を取る　僕を見下ろした

あの雲は遠く近く　溜め息ついた空が...

〈Ｓ〉
紫の宵闇に　沈む街の片隅で
ブレザーと溜め息が　静かに溶けあう
〈Ａ〉
画面越しに浮かぶ　大人の自分に
本当の微笑みは　今日も見つからずログアウト
抜け殻たちに囲まれて　予防線を張り笑う日々
逃れたい拒めない　膨らんだ疼き抱え込んでる
〈Ｂ〉
鉛色の靄に　未来は覆われ...