さまぐらの投稿作品一覧
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外待雨
降りしきる雨の下で、今も何処かを見つめてる。
「止まない雨は無い」なら、疾うに枯れ切っているはずなのだ。
時間が経てば経つ程、胸の穴が広がるように。
痛みの無い虚しさが、僕を飲み込もうとしてるんだ。
「忙しい今の君だから、忘れてしまうかな。」
雨が僕等を映し、まるで君が側に居るみたいだ。
僕...外待雨 歌詞
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エンドロールに髑髏は咲く
揺れた影が映した記憶を見ないように隠した
弱くて、不器用な、この僕が主演の相変わらずの日々さ
歩けば歩く程に 見失うものだから
この空席が点す熱をこの胸に刻んでいく
意味もなく咲かせた一輪花のように
物語も、唄も、エンディングもない
ただ僕だけが照らす光の先で
その花弁を散...エンドロールに髑髏は咲く 歌詞
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光が見えてた 誰かが落としたみたいだ
深く深く 何も無い場所へと潜り続けてく
誰も何もいない暗闇で、僕だけが見つけた光に手を伸ばす
次の息継ぎで 何処まで行けるか試してみようか
今、限界水深を超えてでも迎えたい光がある そう、信じて。
痛みは今でも、誰かが抱えるみたいで
遠く遠く、聞こえた叫び...ダイブ!! 歌詞
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灯火の命題 作詞作曲 さまぐら
何処かで見つけたものは
今、僕の隣で微笑んでいる
寂しがりな僕なのに
君のことが嫌い、なんて言ってしまうんだ
犇めくビルの隙間を抜け出してぼんやりと空を見ている
時々、分からなくなる
僕がここに居た証やその答え方でさえ
今以上、失くしてしまうくらいなら、進まなくてい...灯火の命題 歌詞
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空と一輪歌 作詞作曲 さまぐら
空を見上げれば 何時かの悲しげに咲く花を映し出すようで
青 虚しく咲く青 今だって挫けて立てない僕の上で咲いてた
揺らさないで 僕の心を
今、この手には何も無いから
嗤わないで 僕の歌は今でも続いてるから
今、この空を開いたら 君の声が聞こえる気がしたんだ
届かない...空と一輪歌 歌詞
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零時かくれんぼ
午前零時 響きだす僕の鼓動
消えそうになる程に 強く強く胸を打つのだ
鼓動の意味 考えだすと止まらない
「僕一人いること」に 強く強く異議を持つのだ
こんなにも辛いくらいなら、この明日だって捨てたくもなるだろう
「ねぇ、もういいかい?」
探さないで、僕等は今日と明日の間で
痛みを隠し...零時かくれんぼ(歌詞)
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唯我論
全身全霊の怠慢のせいで空になった飽和を生きたんだ
満員の空席の中で僕だけが讃えた 一つの鏡
突き立つ銃口の先 数cm 僕を待つのはDEAD ENDじゃない!
人生最大の賭けをしよう 僕等はまだ、賽の目があるから
ここで全て出し尽くそうとも もう構わないから ここで今、その引き金を引いて
満身...唯我論 歌詞
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ずっと待ってたんだ 誰かが僕のこと 摘んでくれるように
だけど 僕はどこにでも生えてる 三つ葉のクローバー
今日も僕は退屈な日々をこの声で歌った
だけど その日はいつもと違うんだ 君と会ったんだ
君は僕を見つけて摘んでくれた 「素敵な歌だね」って言ってくれた
まだ 歌を聞かせるのは恥ずかしいけど そ...三ツバノクローバー 歌詞
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誰からも見えてはいないようだ きっと僕もそうだ 白黒モノトーンのカメレオン
生きていること誰かに 知られるのが怖くて 僕は息を殺していた
いつだって逃げていたんだ このままじゃ叫び声も上げられない
色彩の無いモノクロの世界で 僕は それに融け込んで今日を生きていた
代わりの効いてしまう存在だ 僕は ...モノクロカメレオン歌詞