A
慣れあった手と手が信じられない
過去形で繰り返す理想像
夕焼け沈む西の空
碧と赤の淀む境界線

B
萎んだ空気に身を委ね
草木が風に揺られてざわめく
一瞬だったかもしれない夏の音
かすかに聞こえる君の声

C
そもそもの人生恨みだす
非凡な僕が歩んだ路
足跡残して旅立った
荷造りをした遠い記憶

S
この空が写し鏡なのなら
解らないこの気持ちに回答を
慟哭して打ち拉がれる
あの日の僕がそこに立っていたんだ
煩かった緋色の夏のいろ

A
叫んだ声は明日に届かない
時間だけ過ぎていくメカニズム
求めない日々がやってくる
騒音を号音で掻き消した

B
水飛沫聞こえる雨の日
憂鬱が突然襲ってくる
狂った秒針針を止めてみたら
フラッシュバックする君の隣

C
壁一枚で隔てられた
取り分けつかない感情論
呑み込んだら吐き出せない
緋色に染まるは夕焼けの日

S
この空が写し鏡なのなら
鳴り止まないこの気持ちに回答を
焦燥した黄昏を今
あの日の僕がそこに見えていたんだ
煩かった緋色の夏の色

S
あの日の僕がそこで笑ってたんだ
心地よかったやけに煩い声
あの日の僕がそこで繰り返した
何もない毎日の談話を

この作品にはライセンスが付与されていません。この作品を複製・頒布したいときは、作者に連絡して許諾を得て下さい。

緋色染まるは夏の空

なんというか…ほぼ衝動で書き上げた歌詞ですねww
今散々な世界に呑み込まれた僕。昔の自分さえ、今の自分さえ解らない僕を夏の美しい夕焼けにのせた歌詞にしてみました。

追記2015年8月10日
一番目のサビと二番目のサビの「いろ、色」は歌詞の中の少年の思考の成長をもとにこのような表記にしました

また、コラボ中のタグをつけていましたが、長らく音信不通になったため、再度コラボ相手を探しております。

閲覧数:320

投稿日:2014/08/13 12:49:41

文字数:504文字

カテゴリ:歌詞

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