どうして 誰も教えてはくれなかったのだろう
すべてがわたしの独り善がりで
どうして 誰も諭してはくれなかったのだろう
すべてがわたしを 愛してはいないこと

ただ信じ込んでいた
世界のすべてがあたたかで
ただ思い込んでいた
世界のすべてを愛せると

そうだね ぜんぶわたしの勘違い
幼さ故の しあわせな勘違い
そうだよ ぜんぶわたしの絵空事
しあわせなゆめが 見たかったのです

どうして 誰も教えてはくれなかったのだろう
すべてがわたしの独り善がり
どうして 誰も察してはくれなかったのだろう
わたしがすべてを 信じきっていることを

本当は知っていた 『なんにもない』って
だけど信じなかった 『なんにもない』なんて
だから願ったの わたしにもできること
そしてその願いは どうなってしまったんだっけ?

どうして 誰も叶えてはくれなかったのだろう
どうして 誰も願ってはくれなかったのだろう
どうして 誰も どうして
嗚呼 なんて 浅はかな

どうして 誰も教えてはくれなかったのだろう
すべてがわたしの独り善がりで
どうして 誰も諭してはくれなかったのだろう
すべてがわたしを 愛してはいないこと

どうして 誰も想ってはくれなかったのだろう
すべてがひっくり返せるのだと
どうして 誰も感じてはくれなかったのだろう
輝く世界が濁っていくのを

世界が輝いて見えたのは
わたしがまだ幼かったから?
それでもわたしは愛したい
たとえそれが 狂おしいほどの独り善がりでも
たとえ最後に どんな裏切りが待っているとしても

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
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離葬

幼さ故の、幸せな思い違いを信じぬけるほど、わたしは強くないけれど。
もし、もしも信じられるのなら……。

幼さ故の、幸せな勘違いを信じられるほど、私は強くないから。
理想を遠く離れたどこかの地平線に葬ることにしました。

タイトルの意味はこんなかんじ。りそう、と読んでください。

閲覧数:45

投稿日:2008/09/09 22:35:15

文字数:698文字

カテゴリ:歌詞

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