A1
僕の声は届かない
みんな「黙ってないで」とか言って
僕は叫んでるつもりで、心の中では、さ。

A2
僕はずっと哭いていた
こんな広い世界の中では
誰ともすれ違えはしなくて、心が痛い、痛い、痛い

B
生まれ落ちたその日から
決まっていたことだって
分かってる、けどそう思う度恨みたくなって

S1
等身大の52Hzの聲で謳う
みんなと違うからって、それをどこかにぶつけたりできないまま
明日は陽の差す水面の方へ向かおうか
命の果てくらいは誰かと迎えたくて

A3
僕の声は届かない
確かな声で話したとしても
僕は一つの形になれず、誰とも分かちあえないのだ

A4
誰かの声が聞きたくて
いつまでも静かな場所は嫌で
走り続けていくうちに、また静寂が訪れた

S2
精一杯の52Hzの声で哭いた
喉の奥が枯れる程にも、出てくるのは掠れた声のままで
明日は陽の差す水面の方へ向かおうか
ねえ今も、まだ知らない誰かの声を探してる

C
「ほんとは聞こえてるんでしょ?」
なんて疑うこともあったけど
嘘じゃないと知った時、さらに心に深く刺さって
水平線の向こう、また消えた
君の声が聞きたくて

s
等身大の52Hzの聲で謳う
みんなと違うからって、それをどこかにぶつけたりできないまま
明日は陽の差す水面の方へ向かおうか
命の果てくらいは誰かと迎えたくて

SS
精一杯の52Hzの声で哭いた
喉の奥が枯れる程にも、出てくるのは掠れた声のままで
明日も誰ともいられないままで笑うんだ
それでもまだ誰かと会うこと夢見て

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

52

"孤独のクジラの唄"

お久しぶりです。今回は世界一孤独なクジラ、"52"をテーマに書きました。
作曲者の方、興味をお持ちになりましたら、私の方に一報下さい。では、宜しくお願いいたします。

閲覧数:544

投稿日:2015/08/24 11:31:18

文字数:657文字

カテゴリ:歌詞

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