1A)最後の言葉は少し
上擦っていたかもしれない
キツく結んだ唇は
貴方の名前も縁取らない

1B)背を向け歩き出した貴方
どこまで見つめてればいいのかな
ホントはもっと傍にいたかった
そう言えたなら何度でも
想いを伝えられたのかな

1S)もう遅いの
足を止めさせることは出来ない
貴方は新しい道を歩いてく
その先には私の知らない人が…

2A)暮れていく空の色
茜色に染まる景色
涙一粒も零せない
夢の中を泳いでるみたい

2B)今すぐ笑い話にしたくて
誰でもいいから傍にいてほしい
おかしいなホントは強いはずなのに
ただ独りぼっちの影が
寂しさを盛り上げて行くから

2S)さよなら
夢も見られなかった恋だけど
それぞれの道目指す先には
ちゃんと待ってる人がいるから…

3S)怖くなんてないわ
孤独な夜も1人の朝も
乗り越えていく強さを持つのよ
私ならきっとできる

4S)前を見て
広がる幾つものストーリー
涙溢れて滲む景色も
私を成すための必然なのだから

5S)歩くの
スタート地点はここから
私は誇れる私自身を
見つけるための道を行くわ
「さよなら」