ヒラリヒラリとネオンが灯る　
星のない空まるで白昼夢
さんざめく街にも月が冴ゆるなら

いつからか誰かを演じ続けている
宙を舞い僕を指差す憧憬夢想
笑えばいいのか泣けばいいのか
窓ガラスが映し出すアイロニー
幾度目の夜越えては指の隙間から零れた

星が瞬かない街に沈む
はぐれないよう握りしめた
その手の温もりさえもとうに溶け落ちたのに
いまでも交わした夢の中で幻に変わるその前に
今日も繰り返す
I repeat in Tokyo
醒めないで

暴き出された彷徨う喧騒
積み上げては崩れ落ちていくそんな夜は
心殺す何度でもカサブタ溶かして
思考止まるまで繋いでいたい
吐いては捨ててまた拾う夜も約束の場所でまた

街灯りに照らされ佇む月を見上げた
取り止めのない感傷
重ねるエトセトラ
何度でも何度でも何度でも君と見た夢だけは
もう少し此処にいたいから

瞳閉じれば今でも巡るスターリーナイト
瞬かない街に描こう幾千のパレード
星降る夜を
失ってばかりのこの街で灯り続くユメマボロシ
今日も繰り返す
I repeat in Tokyo
もう少し醒めないで