星の数だけ吐いた嘘 耳の奥まで残る声
溜め息混じりつむじ風 私は1人歩き出す
桜並木の足音が ひらりひらりと近付いて
そっと後ろ振り返ればほら 15年分の記憶があちらこちら
少しは大人になれたのかな
あの頃の私に聞いてみよう
まだまだ子どもみたいだねと
呆れられてしまうかな?
歳の数だけ立てた火を 5、6本ほど誤魔化した
吹き消す吐息は春風 散りゆく花びらも消えた
熱を帯びたロウソクから ぽたりぽたり溶けた心
もっと温かく明るくして 15年分の想いがひとつふたつ
たまには子どもに戻りたいよ
あの頃の私は悲しむけど
描いた大人にはなれない
諦めても大丈夫?
少しは大人になれたのかな
あの頃の私に聞いてみよう
まだまだ子どもみたいだけど
歩いてみるよ 見ててね?
諦めない 大丈夫?
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